【水泳ダイエットと頻度】初心者に無理のない具体的なポイントと注意点

水泳ダイエットをやりたい、やってみようと考えている初心者さんが気になる水泳の頻度とその方法とは・・・?

こんな素朴な疑問に答えていきたいと思います。

この記事では1週間に何回くらい水泳をすればダイエットに効果的なのか?そして水泳ダイエットの具体的な方法について詳しく解説していきます。

ダイエット目的ですから、減量効果が目に見えて現れないと効果があるとは言い難いのですが、では水泳の頻度とは週に何度やれば良いのでしょうか・・・

また1日の水泳練習でどの程度泳げば良いのでしょうか・・・

そもそも初心者さんにはそんなに泳げないと言う問題があります。

実は、これは単純な頻度(回数)で解決できる問題ではありません。

いしはら
こんにちは!

けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。

1. 水泳ダイエットと頻度

水泳ダイエット(頻度)

水泳ダイエット(頻度)

ではここで水泳の特徴を踏まえて、水泳ダイエットと頻度について考えていきましょう。

水泳ダイエットの頻度について考える前に運動と食事の関係をまず理解しておかなければなりません。

1-1. 基本的なポイント

体重を落とすには、生活習慣である食事による摂取カロリーと身体が本来もっている基礎代謝カロリーと運動による消費カロリーの関係を理解しておかねばなりません。

(基礎代謝カロリー + 消費カロリー)> 摂取カロリー

この普遍の法則に逸脱するのであれば水泳ダイエットで、いくら頻度を考えても意味のないところです。

ダイエットをする必要がある貴方にとって摂取カロリーを抑えコントロールする、もしくは消費カロリーを高める、そしてその両方であることが基本です。

ポイント
従って頻度を考える場合、基礎代謝を上げるための水泳なのか、消費カロリーを高めるための水泳なのかということです。一番望ましいのは、水泳をすることで消費カロリーを高め、基礎代謝を上げるというのが最善です。

この関係によって水泳の頻度を考えればよいということになります。

では代謝を向上させるためには筋肉の増強などが考えられますが、まず筋肉については身体のなかで大きな筋肉を鍛えるのが効果的です。

従ってその大きな筋肉とはお尻であったり、太ももであったりと下半身の筋肉が有効です。

でも水泳は重力運動ではないため、下半身を鍛えるには不向きです。

やはり筋肉の増強による代謝の向上をするには陸上トレーニングやスクワットなど筋トレが有効でしょう。

ポイント
消費カロリーと高めるために有効な有酸素運動に関しては水泳はとても優れた有酸素運動ですからとても有効です。

毎日のウオーキングが日課であるように水泳を習慣的に毎日泳いでいれば消費カロリーの向上に大きな武器になることでしょう。

これらことを考えれば水泳による筋トレ効果を得ようと思えば最低、週に3回くらいの頻度が必要でしょう。

また有酸素運動効果を得ようと思えばこれまた多ければ多い頻度が良いということになります。

従って週に1度程度の頻度ではダイエット効果は非常に低いと言わざるを得ません。

ポイント
結論的には水泳ダイエットの頻度は水泳単独では3回以上がどうしても必要でしょう。もし3回未満の頻度であるならば水泳以外の陸上運動で補うことが欠かせないと言えるでしょう。

1-2. 正しい頻度の理解

ポイント
頻度とは水泳の場合を例にとれば水泳を行う回数と考えがちですが、そうではなく休息の回数が重要です。そしてその休息の内容と質が重要な要素です。

その休息の質が悪ければ水泳の効果が半減してしまいます。

1週間に水泳を行う頻度の場合も水泳をしない日にどう過ごすかが鍵です。

水泳をしない日にはできるだけ歩く歩数を稼ぐとか階段を使うとか、食事にしてもカロリーオーバーとならないように配慮することが大切です。

したがって頻度とは休息期間を設定すること、そしてその休息期間のテーマをしっかりと位置付けておく必要があります。

特にダイエット目的の場合は頻度の裏に隠れた水泳をしない時間の充実こそダイエットの成功如何であること心に止め置いて欲しいと思います。

2. 初心者に無理のない具体的なポイント

次に考えるべき頻度は1回のプール利用で水泳を行う頻度です。

施設利用時間を約1時間だとするとその1時間のうちでどれだけの頻度で水泳ができるでしょうか!

この所要時間すべて泳ぎ続けることはまず不可能だと思います。

2-1. 初心者

でもまだまだ経験の浅い初心者にとっては、水泳はガムシャラに泳ぐためそのほとんど無酸素運動に近いと思いますので筋トレと考えていただいた方が良いかもしれません。

ポイント
・25m×5~10本、インターバルとして45秒~60秒

・もしくは25m水泳後、直ぐに水中ウオーキングで折り返しスタート位置に戻ればまた泳ぎ出す。これを5~10セット

このようなトレーニング頻度例を参考に無理のない程度に考えてもらえれば良いと思います。

では、プールにおいて水泳の頻度をなぜ問題視するのかという点をお話しします。

2-2. 中・上級者

ある程度、水泳の経験がある人には有酸素運動目的として、できるだけゆっくりと長い距離を泳いでほしいと思います。

ポイント
例えば25mプールを5往復~10往復を目標に頑張ってほしいと思います。それを2セットやれば十分でしょう。そして往復回数は少しずつ伸ばしていきましょう。

2-3. よくある間違った泳ぎ方

それはプールで水泳をしている人の多くは25mを夢中で泳いで壁で止まってじっとして他の人を眺めているという光景をよく目にするからなのです。

そして身体が冷えてしまうほど休憩をとってから再び泳ぎ出します。

それを数回繰り返して、プールから上がってジャグジーへという人が本当に多いです。

インターバルを取りすぎるという水泳頻度はあまりダイエットにはあまり効果的ではなく、身体を冷やしてしまうという逆効果を考えねばなりません。

30℃の水温では常時泳ぐか歩くか継続的に動いていない限り体温を奪われてしまいます。

水泳ダイエットではその日の水泳頻度、水中ウオーキング頻度をご自身の体調や技量を踏まえてトレーニング頻度を考えて欲しいと思います。

そういう意味で水泳頻度はとても大切なポイントになります。

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3. ダイエット成功への注意点

子供の頃からずっと水泳とともに生きてきた私には、辛い練習もストレス解消として、リフレッシュになる等、様々な付き合い方をしてきて今も競技会を目指して水泳と親しんでます。

そんな私が読者にお話ししたいアドバイスがあります。

3-1. ダイエットの考え方

私の場合の考え方はダイエット目的なら可能な限り毎日が原則です。私自身、少しウエイトーオーバーと感じた時は毎日プールに行きます。

そして50m、60秒くらいのゆっくりなペースで泳ぎます。最初のうちはウオーミングアップを兼ねてできるだけゆっくりと泳ぎ出します。

ポイント
10往復から15往復を体調見て、のんびりと泳ぎます。これで凡そ15分です。その後、すぐにウオーキングレーンに移ってウオーキングを2往復します。これを2セット泳いでその日の水泳は終了。

その後はウオーキングレーンで15分から20分ウオーキングをします。

試合が近づいてスピード練習に切り替えてからはインターバル練習に入ります。

3-2. 気をつけるポイント

ポイント
ダイエット目的で距離を泳ぐ練習の場合には決して止まって休むことはありません。必ず泳いでいるか歩いています。

停止状態は体温を奪われるので止まっての休息はあまり効果的ではありません。

歩きながら呼吸を整えて休息としています。

それからインターバル練習の場合にあっても、休息中も腕や腰のストレッチにより身体を動かせています。ただ止まっているときは心拍数を測定している数秒間だけです。

ちなみに、心拍数150を超えると必ずウオーキングレーンで歩きながら心拍数の下げるようにしています。

4. まとめ

以上、水泳ダイエットについて、その頻度にフォーカスを当て、詳しく解説をしてまいりました。

いかがでしたでしょうか!水泳の魅力について、お楽しみいただけたと思います。

水泳という運動においてダイエット目的ではその水泳の頻度はどの程度が効果的なのか、頻度をどのように考えたらいいのかこの点をポイントに深堀させていただきました。

最後にまとめておきたいと思います。

まとめ

・水泳ダイエットの頻度は最低週3回、未満であれば随時陸上運動も付加する。

・水泳における頻度とは水泳をしない休息期間の過ごし方がとても重要である。

この点をより強調させていただいてこの記事は以上とさせていただきます。最後まで読んでくださり心から感謝しています。

なお、関心があれば次の記事もお読みいただければより水泳の魅力がご理解いただけると思います。

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