時間とお金があったらエステサロンに行ってお腹の脂肪を揉みほぐしたい。
そう思ってもなかなか行けそうにないとお嘆きの貴方!
エステサロンのマッサージ効果は凄いですよね。
どなたに聞いてもエステのアフターマッサージはウエストすっきり!
あの効果をなんとか手軽にできる方法はないものか・・・
シニア世代の筆者が月1度のペースで通っているマッサージの先生との会話で学んだ
お腹の脂肪撃退法とそのマッサージ効果についてお話しできたらと思っています。
そして筆者自身が行っているマッサージについても紹介させていただきます。
マッサージについては以下の記事も参考になると思いますので読んでいただければ幸いです。
1 筆者のマッサージ
早速、私事で恐縮ですが、私は月1回のペースでマッサージに通っています。
クアハウスでのマッサージ + オイルマッサージです。
全身のケアとストレス解消、リフレッシュ、そして自分の身体への投資と考えて、ずいぶん前から続けています。
マッサージの先生には私の肩や腰など、専属トレーナーになってもらっています。
私自身学生の頃は同僚や後輩のためによくスポーツマッサージでツボやほぐしをやった経験がありますので
マッサージの重要性は理解しているつもりです。
従ってお腹の脂肪を解消するためのマッサージという視点ではまだまだ経験不足は歪めませんが、基本的には同じかと考えています。
筋肉のコリをほぐすマッサージとちがって脂肪燃焼は少し意味が違うと思いますがほぐしにより血行を改善する意味では同じだと思います。
ただ、筋肉をほぐすのと、固くなった脂肪をほぐすのはおのずと、その技術は随分ちがっているでしょう。
しかし、月一のマッサージで懲りをほぐしてもらい、要所要所にオイルを刷り込んでもらうと本当にスッキリです。
しっかりとお風呂で汗を流して身体の火照りを冷ませてからマッサージをやってもらうのですが、
10分も経たないうちに血行が良くなるのでしょうね、全身が温かくなってきます。
特に足のつま先から温かくなってくるのが感じられ、施術後はもう羽ができて飛んでしまいそうな爽快感があります。
それから重要なのはプロは血流やリンパの流れを熟知しているので、
当然ながらお客さんのニーズにこたえられるように経験を積んでいる言うことです。
それから私のマッサージはいつも決まった人に頼んでいます。
もうすっかり私の専属トレーナーとしての位置づけです。
彼は針灸の資格を持って個人で開業していたのですが、なかなか経営的に難しく、クアハウスの雇われになったようで
雇われ内部でも指名のつく状況は随分差があるようです。
従って、効果の面ではいつもお客さんのニーズに対応できるように、知恵を絞っているようです。
2 プロの施術とその効果
特に女性が気になるお腹の脂肪についてですが、
手っ取り早くエステでの施術をお願いすれば確実にウエストがスッキリと締まってくるのは間違いないと思います。
時間とお金に余裕があるのでしたらエステシャンのプロの技を経験されるといいと思います。
私の専属トレーナーに痩身マッサージについて聞いた話では
ともかくプロはリンパの流れを熟知しているので女性特有の固くなった脂肪いわゆるセルライトをプロの手業で揉みほぐし
リンパの流れに沿って体外に排除するのが基本だと言ってました。
その揉みほぐしを手業でやるか、器具を使うか、それぞれのエステシャンによって違うそうです。
またそれと同時にむくみも解消されるので、エステに行けば間違いなく細くなり、
お客さんにもその実感を味わってもらえるとのことです。
しかし、それはその施術してもらった時とその日だけの効果ではないでしょうか・・・
むくみは生活習慣と密接に関係があるでしょう。
セルライトも現実には皮下脂肪ですから、手業だけで脂肪が燃焼されるわけではありません。
サロンではむくみ原因に水分と老廃物が排除されたことによる痩身にほかならないことはよく理解すべきだと思います。
とはいえ、エステでプロの手業を体験できれば自宅でのセルフマッサージに大いに参考になると思います。
それからもう一つ重要なことはオイルマッサージです。
オイル、女性の場合はアロマオイルが好まれるようですが、
オイルの浸透効果、デトックス効果、便秘解消効果、リラックス効果などさまざまな効果が期待でき、
オイルで滑りの良くなるのでマッサージそのものの効果も倍増するそうです。
エステに行けばオイルマッサージも是非体験されるといいと思います。
私はお腹には経験はありませんが、肩や腕、ふとももにふくらはぎにはいつもオイルを入れてもらっています。
そのオイルはその時々によって変わるらしく、先生の手の滑り具合と照らして使っているようです。
自宅にはラベンダーのマッサージオイルを常備していますので風呂上り火照りをさます間にオイルもたまに使っています。
3 お腹の脂肪とマッサージ
お腹の脂肪を解消するには脂肪がついている原因を知る必要がります。
その一番の原因は加齢や運動不足による基礎代謝の低下があります。
不規則な生活習慣や運動不足による筋肉量の低下によるものだと思います。
こうした原因により、摂取カロリーオーバーとなり、脂肪が蓄積されたです。
まず、その脂肪とは内臓脂肪そして皮下脂肪です。
さらに老廃物や不要な水分の滞りです。
まず、生活習慣を改善して代謝を良くすることが必要です。
3-1 入浴習慣の改善
最近の入浴事情はほとんどの人がお湯に浸からずにシャワーで済ませているのではないでしょうか。
手っ取り早く身体を洗う目的のためだけならシャワーで済ますのがもっとも効率的ですが、
これからの入浴目的は身体を洗う目的の他に代謝の改善が必要ですから、お湯に浸かることを是非実践して欲しいと思います。
もっともよい入浴方法は半身浴です。
腰から胸くらいまでのお湯に浸かって(バスタブに椅子をいれて座る)しっかりと時間をかけて発汗を促しましょう。
代謝の悪い方なら15分経っても汗はでないでしょうが、毎日続けていると発汗までの時間は短縮されます。
頭から汗が流れるくらいまで頑張りましょう。
文庫本やビニールなどで防水したスマホを持ち込み腰湯で楽しく過ごしましょう。
この発汗が代謝を向上させ冷え対策とその予防に効果的です。
3-2 セルフマッサージ
発汗が見られるころからお腹のマッサージを始めましょう。
お湯に浸かってお腹も温かくなってきたと思いますので、お腹の脂肪を揉みほぐしましょう。
固いようでしたら脂肪の固形化が進んでいるでしょうから、両手でしっかり揉みほぐしましょう。
これだけのマッサージで脂肪は柔らかくなり、燃焼効率が上がるでしょう。
3-3 セルライト
お腹の皮下脂肪がセルライト化によりボコボコの状態で固くなっている場合には、
お風呂につかってその脂肪を徹底的に揉みほぐしましょう。
不要な水分や老廃物はリンパの流れに沿って、体外に排除しなければいけません。
お腹周辺には腹部リンパ節、骨盤部リンパ節、鼠径部リンパ節がありますので、
それぞれのリンパ節に向かって流すような意識が必要でしょう。
それから一目でお腹の脂肪がセルライト化している場合は少し深刻で、
その他のお尻や太もも、ふくらはぎにまでセルライトが及んでいる場合もあるでしょう。
セルライトの皮下脂肪は除去するのがなかなか難しいと思います。
是非プロの施術を一度お試しいただき、担当のエステシャンにアドバイスをいただかく方が解決が早いのかもしれません。
いきなり生活習慣を大きく変化させることはやはり無理があり、現実的でないことから、
長続きさせるためにも簡単なことから毎日つづけるようにしたいものです。
4 手軽にできるマッサージ
自宅での入浴時を使ってのマッサージについて前章で述べましたが、
その他手軽にできるマッサージの方法を紹介します。
4-1 便秘解消マッサージ
お腹の脂肪という観点からはそれますが、お腹痩せという観点からすれば便秘解消、
特に宿便の解消に成功すると大きなお腹痩せ効果が期待できます。
腸内に排泄物が滞留する便秘が腸内環境を悪化させ、腸内の血流がわるくなりさまざまな弊害を生じさせます。
ストレスや規則正しい生活習慣が排便においてもとても重要です。
このマッサージの手順は
ご自分の身体にむかって左から右へ「の」の字を描くようにさするようにマッサージをしましょう。
そして大腸の四隅は入念に揉みほぐし、さらに向かって右側(自分からすれば左サイド)を上から下に排泄物の動きを補助するようにマッサージしていきましょう。
便秘解消に加え宿便解消によってダイエット効果も期待できるでしょう。
それにこのマッサージには呼吸がとても大切で大きな呼吸を意識しましょう。
私は就寝時にお布団の中でドローインを毎日やっているのです。
でもこれはお腹を凹ませインナーマッスルを鍛える目的なのですが、
お腹に手を当ててお腹が凹んだ状態をしばらく維持している時に
手のひらで「の」の字を書くイメージでゆっくりとマッサージしています。
お腹を凹ませるときの呼吸は息を吐いてお腹を凹ませる腹式呼吸、息を吸ってお腹を凹ませる胸式呼吸を合体するのですが、
それで内臓を定位置に戻してやるイメージです。
その時に大腸の動きも良くするイメージも併せてマッサージしています。
お蔭さまで便通に困るということはありません。
ドローインはともかくとしても、お腹の便秘解消のための「の」の字マッサージを覚えておいてください。
4-2 ジャグジーマッサージ
プールや銭湯そしてクアハウスなどによくある勢いのあるジャグジーやジェット水流というのがあると思います。
これをお腹にあててバブルやジェットによるマッサージもとてもお腹の脂肪には効果的です。
ともかく手軽なマッサージにはお腹に刺激を与えることが大切ですから、
ジャグジーなどはその機会があれば是非に活用したい施設でしょう。
バブルや水流による圧力は一定ではなく、不連続というか微妙な力加減が魅力でマッサージ効果に加え、
リラックス効果も絶大です。
私はこうした全ての機能を持つクアハウスが近くあって、よく利用しています。
プールがあってジャグージーがあって温泉があって、
サウナもミストサウナも完備されておりお腹の脂肪を解消するにはうってつけだと思います。
4-3 水泳など水中運動によるマッサージ効果
水泳、水中ウオーク、アクアエアロ、アクアダンスなどプール施設のあるスポーツクラブではこうした水中運動が手軽に楽しめます。
水中運動という優れた有酸素運動に加え、
水中という非日常な環境、すなわち水温、水の抵抗、浮力、水の流れなど、
複雑な力の泳ぐ環境の中で行う運動には運動効果に加え、マッサージ効果が期待できます。
これを見過ごす手はないと思うのです。
水の中を歩くだけでお腹には水圧がかかります。そして水の抵抗は無視できません。
セルフマッサージで自分の手を動かさなくても自然にマッサージ効果が期待できるのですからうってつけです。
そしてプールからあがれば温かい浴槽に加え、ジャグジーがあります。
水の中で冷えた身体を温めながらの温水マッサージは最高と呼べると思います。
4-4 塩マッサージ
私のお気に入りのスーパー銭湯には先ほどのジャグジー風呂に加え、
ミストサウナがあるのですが、その中に塩の入った桶が置いてあります。
この塩は塩マッサージ用です。
私は全身にこの塩を刷り込んで、ミストサウナを10分から15分くらい塩マッサージをしています。
塩を刷り込むときのマッサージ、その後激しい発汗によるデトックス効果と私のお気に入りのマッサージです。
この塩がお腹に蓄積された脂肪内の老廃物や不要な水分が排出されると思います。
注意事項は目の上に塩をつけると汗が塩と一緒に目に入るので注意が必要です。
さらに切り傷などがある場合には注意しましょう。
4-5 フットマッサージの活用
私の使っているフットマッサージは持ち運びが可能で、常時は足をのせて足裏マッサージをしているのですが
このマッサージ器を手にもって筋肉疲労のマッサージ器として活用しています。
これをお腹に当てれば、すばらしいお腹の脂肪マッサージ器に早変わりです。
それにこの器具は逆回転も力の強弱もできるので、旅行などにも欠かせません。
長く使っているものはなかなか愛着があって手放せません。
5 原則は忘れずに
以上お腹の脂肪解消のための効果的なマッサージについて述べきましたが、
大切なことはマッサージを徹底すると言ってもそれは脂肪の形状を変えるのが精一杯で
直接脂肪の燃焼効果はマッサージにはありません。
お腹の脂肪を根本的に解消するには身体の中の化学工場において燃焼という化学反応を起こさせる必要があります。
それには基礎代謝エネルギーと運動エネルギーが不可欠です。
ジョギングやスポーツジムに通わなくても、
私たちは歩く、仕事をするというように日々身体を動かせてエネルギーを消費しています。
歩くだけでもそれは強い消費エネルギーです。
いつもの通勤、今日は車を使わずにパークアンドライド、いやパークアンドウオークも素敵かもしれません。
これだけ、便利快適になった暮らしの中で、少しの不便さを自ら作り出し、一日の活動エネルギーを消費させたいものです。
加齢とともに、基礎代謝量は減少してまいります。
その基礎代謝量を日々の活動エネルギーで補いさらに摂取エネルギーを上回る暮らしを暇みたいと思います。
6 まとめ(継続こそ力也)
お腹の脂肪撃退のためのマッサージとその効果についてのべてまいりましたがお楽しみいただけでしょうか。
何事も楽しくなければ続きません。
少しでも楽しみを見つけて続けたいものです。
でもお腹の脂肪解消には短時間でなし得られるものではなく、日頃の積み重ねが大切です。
お腹の脂肪解消には食べなければ良い!
そう考えて一気に体重を落とそうと、断食に取り組まれている人もいらっしゃる。
でも過度な食事制限は目標達成には必ずといっていいほどのリバウンドが襲ってきます。
そして食事制限により筋肉量もダウンして痩せたものの代謝量は大幅にダウン、
リバウンドによる過食が原因で一気に体重オーバーとの憂き目に陥ってしまいます。
次にやってくるのは脂肪のつきやすい身体になってしまいます。
適切な食事習慣、効率の良い効果の高い運動のある暮らし、そして丈夫な身体!
この3拍子揃ってこそ健康という目標に到達でした。
どうぞ、この原則を忘れることなく、当面の解決事項としてのお腹の脂肪解消でした。
マッサージもお腹痩せのためだけでなく、
健康のための定期的なマッサージとして活用願いたいと思います。