ストレスの原因が不明の時こそ、強くなれる絶好のチャンス!

そもそもストレスがどういうものなのか、ストレスとはどういう原因によって起こるのか、そして人間関係の問題については

私の拙稿(仕事のストレスから受けるイライラを解消するための妙案)をご覧いただいて参考にして欲しいと思います。

ストレスを感じておられる貴方、その原因が不明でとても不安な日々を過ごしておられるのではないでしょうか!

そんな貴方にとっておきの情報を提供します。

これを知ればかなり気持ちが楽になり、きっとストレス解消のきっかけになると思います。

そしてストレスに強くなれる絶好のチャンスです。原因が不明な時を歓迎しましょう。

1 ストレスチェック

色々なサイトでストレスチェック表があってその状況とその対処法について情報が得られます。

それをまとめますとだいたい以下のようになると思います。

・よく風邪をひく

・手足が冷たい

・息苦しくなる

・動悸がする

・めまいがする

・喉が痛くなる・・・

このような20や30のチェック項目があります。

例えばチェックが5ならほどんど問題がないとか10以上なら軽度、

20以上なら医師の診断を仰ぐなど

と簡単なチェックリストでストレスの状況が判定できるというものから、しっかりと専門家から面談の上、診断を受けるなどいろいろなサービスがあります。

ご自身の考え方でどのような対応を選ぶかは貴方の意思に任せるとして

私がここで伝える独自のセルフチェックをご紹介します。それは歩く目線です。

・ご自分の視界に両足の全部が見える

・ご自分の視界につま先が見える

・ご自分の視界につま先が見えない

この3点です。

1-1 ご自分の視界に両足の全部が見える

もっと具体的にいえば左右の靴の全容が視野にある状態です。

これは前かがみで歩いている状態です。以前、私はこういう状態でした。

そして身体にどういう不都合があったかというと、胃痛、胃潰瘍、最終的に胃ガンです。

子供の頃から背が高く目立ちたくない気持ちから猫背でうつむいて歩いていました。

これすなわち目立ちたくないという感覚がもうすでにストレス状態だっと言えると思います。

そして前かがみだからでしょう、胃腸が弱く消化器系の疾患をきたします。

もし、歩くときに足の全てが視野に入るのであればストレスを感じやすく、まさに今、ストレスに苦しんでおられることが想定されます。

どうぞ、空を見て歩きましょう。腰を前に突き出して腰から歩くような感覚です。

1-2 ご自分の視界につま先が見える

歩いていてご自分の視野に両足のつま先が見える場合です。

これは今までストレスなどとは無縁で活発に行動する心身共に健康な方だったと思います。

最近何か心配事があるのではないでしょうか?

それとも何かうまくいかないことがあって落ち込んでいるのではありませんか?

特段何もなかったとしても少し前かがみになっていますね。軽度なストレスを感じていると私は思います。

これからは、つま先が見えることのないように、しっかり空を見て歩きましょう。

1-3 ご自分の視界につま先が見えない

貴方はまずストレスフリーだと私は思います。

ストレスを抱えながらも姿勢を正すことを意識して歩いていらっしゃる方は別として

まず、闊達で自信に満ちて今日も元気だと思います。

でももし、歩いていてご自分のつま先が見え出したら要注意ですから常に姿勢を正してこれからも素敵な今の姿勢を維持してください。

2 ストレスの原因とその追求

ストレスの原因を考える上で、まずのストレスの仕組みなのですが、例えばここに1個のテニスボールがあります。

そのテニスボールをギュッと強く握ったとします。テニスボールは柔らかいですからおのずと凹みます。

このとき、手の力が原因、凹んだ状態がストレスを受けて凹むという症状が出ました。

もしボールが野球の硬式ボールだったらどうでしょう。凹まないですよね。

今の貴方はテニスボールのように柔らかいのです。

特に先ほどのチェックで視野に足全体が見えるようだとそれはテニスボールよりも柔らかい紙風船かもしれません。

紙風船なら復元するのはまた空気を入れてやらねばなりませんが、テニスボールなら手を離すだけで簡単に復元できます。

貴方は何らかの力によって何らかの症状、通常でない状態にあるはずです。この状況を把握しましょう。

もし動悸がする汗が異常に出る、あくびばかりする、貧乏ゆすりをするなど身体のどこかにいつもとは違う変化があるかどうかを見つけましょう。

原因が不明なのでしょうが、何かしらご自身の変化を見つめましょう。

2-1 見つけられる場合

原因が不明だといっても、いつもと違う状況が確認できたなら、

その後、その状況が好くなるようであればさほど問題はないかもしれませんが、

悪化するような場合はストレスのあるなしに関わらず医師の診断を受けて医師の所見を確認しましょう。

この場合、原因が不明だという不安は解消されると思います。

2-2 見つけられない場合

要するに原因が不明の場合です。

身体の状況に何ら変化がないのに、どうしてストレスだと感じるのでしょうか、それは心に変化があるのではないでしょうか?

そして近い将来、高い確率で身体に変調をきたすと思います。

なぜなら歩く視野に足が入っているからです。

身体が前かがみなっています。私はストレスだと思います。

どうぞこの状況を改善するには空を見て歩きましょう。

そして原因が不明である以上、内面的な変化を想定してしっかりとご自身を見つめましょう。

3 原因が不明とは

2-2で身体的変調がなく原因が不明のケースです。

まず不安という心の変調をきたしているかもしれませんよね。

そして憂鬱、やる気がしない、何もかも億劫・・・こんな状態ではないでしょうか、

貴方はストレスと感じているのですから何らかのストレス状態にあるはずです。

きっと心の変調が顕著なのではないでしょうか?

でもそのストレスという力は何?とご自身が自問自答してもよくわからない状態が原因が不明という不安な状態だと思います。

私は思います、不明な原因を探すとそれまたストレスです。

生きている、毎日仕事をする、暮らしていく、それがそもそもストレスではないでしょうか・・・

ストレスの原因が不明という状態はまず人間関係の悩みはないはずですよね。

ならばきっと高い確率でストレスの原因はご自身にあるのではないでしょうか?

お叱りを覚悟で申し上げますと、考える時間が多いのではないでしょうか、

考える時間が多いというストレス!これこそ原因が不明の正体だと私は思います。

このままの暮らしで大丈夫なんだろうか?

今の収入でこれから先どうなるのか?

これからの日本はどうなるのか?

10年ご自分はどうなるのだろう?・・・

こうした不安がご自分の心を暗くし原因が不明な状態にさせるのではないでしょうか。

4 ストレスなのかそうでないのか

何らかのストレスを感じていらっしゃる貴方にストレスなのかそうでないのか?

などという愚問はとても失礼とは思うのですが、ストレスを感じるのはご自身です。

ここまで読んでいただいているということは貴方はストレスの原因が不明で深刻に不安なのだと思います。

ストレスと感じるか感じないかは貴方次第だと思うのです。この世の中で一番ストレスを感じるべき人は誰だと思いますか?

私は赤ん坊だと思うのです。もちろん優しいお母さんが抱いててくれるから一番安全で、一番幸せかもしれません。

でもお金もなければ、何一つ自分のものもなく、喋ることもできず、泣いているだけで、おしっこもわからない。

終末期を迎えたご老人も同様かもしれません。

もし貴方が赤ん坊の状態になったらどうなるでしょうこれこそ最大のストレスでしょう。

赤ん坊はストレスという言葉さえ知りません。

泣いているのだけなのですからそれはストレスなのかもしれませんがおしっこのサイン、おっぱいのサイン、寒い暑いなど欲求のサインではないでしょうか?

でも欲求が満たされば笑顔の状態になります。

貴方が笑顔になれる欲求とは何でしょうか。

お金が欲しい、地位が欲しい、ブランドのカバンが欲しいなど、山ほどあると思います。

それらが満たされればストレスは無くなるのでしょうか?

満たされてばさらなる欲求が湧き上がり再現がありません

その今の状況をストレスと捉えるか捉えないかは貴方自身の心の問題だと思うのです。

きっと心の中にある感情を整理すると面白くない、さみしい、満たされない、不安・・・

心の中にある感情はすべてネガティブなのだと思います。

この気持ちを面白い、楽しい、満足、幸せと思えたら貴方のストレスは一瞬で消えるのではないでしょうか。

でもそう簡単にそんなポジティブな気持ちにはなれない!

と思われるかもしれませんが、貴方にも1年後のこうなりたいと思う夢なり目標がきっとあると思います。

夢や目標がないのでしたら、作りましょう。

そして5年後10年後の貴方のあるべき姿をイメージして見ましょう

もっと言えばそれを毎日ノートに書けばきっと明るい気持ちになれると信じています。

そして昨日死んでいった若い命を考えるとき、例えば新幹線の中で凶悪犯によって殺害された人を思うと、その人は今日を生きたかったはずです。

何と悲しいことでしょう。でも私たちは今を元気に何不自由なく生きています。これほどの幸せはないと思うのです。

私はもう65歳です。その気持ちは特別強いです。

朝元気に目覚めることができた喜びは感謝の何物でもありません。

神棚に頭を下げて手を叩いて「今日も元気で目覚めることができました。ありがとうございます」と感謝のお参りをしています。

どうぞストレスの原因が不明の貴方にはどうぞまずは声を出して「ありがとうございました」と唱えることをお勧めします。

きっと今のネガティブな気持ちは姿を消し、笑顔の元の貴方に戻ると思います。

5 ストレスはストレスを呼ぶ

ストレスを感じていると、受け止めたストレスが原因となってまた新しいストレスとなって押し寄せてきます。

今度は不明だったストレスの原因が明確になってきます

そして明確な原因のストレスはさらに重度のストレスとして膨張していきます。

私の職場生活を振り返りますと、若い頃から仕事が性に合わず仕事に行きたくない、面白くない、仕事が忙しい、耐えられないといったストレスと感じていました。

そして仕事の質、量とも拡大し、さらにストレスが重なり、さらに上司とウマが合わず、孤立していました。

ストレスはストレスを呼び、さらに激しい胃痛に悩まされ、毎日キリキリするような激しい痛みというストレスにも耐えたのですが、

とうとう、私の身体が壊れ、胃潰瘍の出血多量で意識不明ということになりました。

これでやっとストレスから解放されると思った瞬間から元気になり、胃潰瘍の傷は実に18もあったのですが、1ヶ月の入院で快癒しました。

行き着くとこまで行った末に自動制御がかかり私はストレスフリーとなりました。

このような苦しいストレス状態を貴方には経験して欲しくない気持ちでいっぱいです。

どうぞ、ストレス原因が不明の今の段階に心の修復をされて1日も早く笑顔になってください。

頑張るという字、私は「顔晴る」と書くようにしています。

テレビのニュースは暗いニュースばかりなので見ないことにしています。

テレビや新聞を見ないのになぜかネガティブなニュースは耳に入ります。おかしな世の中ですよね。

ストレスは今の内に叩いておく、もしくはストレスという言葉も貴方の心の辞書から抹消しましょう。

6 まとめ(ストレスと仲良く)

ここまで読んでいただきありがとうございます。

ストレスの原因が不明の貴方に少しはお役に立てたでしょうか!

そして少しは貴方の不明という不安な心を癒してあげられたら幸せなのですが・・・

この複雑なストレス社会を生き抜くために強い心を持たなければならないとよく言われますが、私はそうは思いません。

もともと今を生きる人はストレスに弱いDNAなど持っていません。

およそ700万年前にこの地球に人類の祖先が誕生しました。

その後私たちの祖先は誕生と絶滅を繰り返し、今を生きているのです。

この間絶滅した種はどれだけあったでしょう。

今を生きる私たしは生きとし生きるものの中で最も打たれ強く知恵がある高度な道具を操ることのできる生き物なのです。

それは最高にストレス耐性が強いという証明です。

ストレスに敏感、ストレスに弱いというのは社会から受けたマインドコントロールだと思います。

私たちは決して弱くなく、いかなる劣悪な環境の中でも生きることのできるストレスに強い生き物なのです。

またストレスがあればこそ、頑張って生きていけるのだと思います。

お互いに強く生き抜こうではありませんか。

参考 ストレスが原因による人間関係を検証することで見えてくる光明