不安解消にお勧め本!その前に不安をセルフコントロール!

解消したい不安といえば、健康に関するもの、金銭的なもの、人間関係に関するものなど、つきない不安!

この不安を少しでも解消したくて、本を読みますよね。

読んだ本の中にある心に沁みるような言葉との出会いが一瞬で不安を解消出来たら最高ですよね。

そんな不安解消のための本の選び方、そしてそのような本を選ぶにあたり、

一番大切なことはご自身の不安を良く知ることが大切だと私は思います。

この記事では今抱える不安の実態を検証したうえで、その不安をすこしでもコントロールできたら素晴らしいと・・・

本の紹介はもちろん、不安の検証、解消のための知恵を筆者の長い経験の中からお伝えできたら幸せだと考えています。

不安やストレスに関しては私の拙稿:ストレスの原因が不明の時こそ、強くなれる絶好のチャンス!


1 不安とは

1-1 定義

不安とは心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。

また恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、

よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)がある。 wikipediaより

1-2 事例

・ガンの宣告を受けた。これからどうなるのだろう・・・

・今のサラリーではとても家族を養えない。こらからどうなるのだろう・・・

・お客様からとんでもないクレームが来た。どうしよう。これからどうなるのだろう・・・

等々、心の動揺は半端なく、食事ものどを通らない。

こんな状況が1年のうちに何度も遭遇して、なんとか解決できたかどうかは別にして乗り越えて今を生きています。

私はこの3つとも経験があります。

・ガン宣告

私が受けたガンの宣告は幸い初期の早期ガンだったので手術も内視鏡による切除で済んだのですが、初めてのガンの宣告はやはり死と向き合いました。

その時の不安は今思い返しても辛いものでした。

そして翌年、1年後の術後1年の経過検査でまた新たなガンが見つかり、2年続きの不安はちょっと厳しかったです。

やっと乗り切り解消できた不安が、再度もう一度は以前にも増した不安は解消するに相当の時間が経過しました。

このガンを精神的に負けず、そのストレスや不安から解消するきっかけは本から学びました。

・経済的不安

私の経済的不安を解消するには生活のレベルを下げれば解決できる問題だったのですが、どうしてもそれができず、ついつい贅沢な暮らしが改善できなかったです。

でも蓄えがなくなれば無い袖は振れないと言うことになり、否応無しにレベルを下げました。

すなわち、覚悟さえできればその不安が解消できました。

金銭的目的を仕事の目標にしている限り、経済的不安からは逃れられないといろんなビジネス本から学びました。

・クレーム処理

私にも経験がありますが、誰もが嫌なクレーム、そのクレームを誰が処理するのかと長い間悩みました。

その度に出した結論、クレームは自分のところで処理する。

「お前では話にならない、上を出せ!」とのクレームに

上を出したらクレーム処理は失敗、クレームは自分のレベルで処理、クレーマーに対してはクレームをありがとうございますと感謝の意を伝える。

これも、本のおかげでした。

参考:ストレスが原因による人間関係を検証することで見えてくる光明!

1-3 不安の正体

不安とはいったいどういうものなのでしょうか。

今日のプレゼンがどうなるのか不安。

今日のテストに自信がない!不合格になったらどうしようか不安。

こんな不安を抱えている人がいるとしましょう。

でも別の人は意識はするも、不安を抱くこともなく、平然としている人もいます。

人によって不安の受け止め方はかなり違うようです。

不安とは将来に対する心配とか恐怖であって、その不安が現在形となればその不安は一旦解消し、現在に起こった結果がまた新たな将来に対する不安となるのでしょう。

そしてその不安を解消するための経験が無いとなれば何かに頼らざるを得ません。

頼ること自体、受け身なのかもしれませんが、私などは頼りになる先輩も友人もなく、やはり本を頼りにしました。

同じシュツエーションの本があればいいのですが、そうそうそのような本との出会いは難しいです。

でも私の場合、歴史小説にその解消方法を求めました。

「竜馬がゆく」の坂本龍馬、「坂の上の雲」の秋山兄弟、「峠」の河井継之助

そしてそれぞれの物語の登場人物です。

登場人物の心のうち、その状況における不安や痛み、解決に向けた心模様がたっぷりと味わえるのが歴史小説です。

特別、司馬遼太郎の本は心に沁みる名言が盛りだくさんです。これらの本にどれだけ救われたかしれません。

2 不安解消のためのお勧め本

アマゾンブックストアで不安解消の本を検索すると次のような本がおすすめ本として紹介されています。

すこし内容をみてみましょう。

2-1 「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法

この本は勝 久寿先生の著書

内容は失敗しないか心配になる、戸締りを何度も確認したくなる、人前であがってしまう・・・

それって「不安症」!でも大丈夫。不安があってもやり抜く力が身につきます。

2-2 「いつもの不安」を解消するためのお守りノート

著者は勝 久寿

内容は不安障害に悩む人に「不安と願望は紙一重」との趣旨で不安解消のためのモチベーションの向上に効果が大な「お守りノート」です。

2-3 「小さなことで感情をゆさぶられるあなたへ」

著者:大嶋 信頼先生

内容は、相手から感情を揺さぶられることのない自分になるために誰でも簡単にできる「表情を作る」スキル、「暗示」をうまく利用する方法が紹介されています。

3 筆者の勧める名著

私が不安を解消するにもっとも相応しいとお勧めする本は「少女パレアナ」と言う本です。

児童文学です。

角川文庫、初版昭和37年7月20年、原作:エレナ・ポーター、訳者:村岡花子

裏表紙には

孤児となったパレアナは気難しい叔母さん引き取れたが、どんな事からでも喜ぶことを探しだす。

「何でも喜ぶ」ゲームで、その頑な心を溶かしてゆく。

やがてその遊びは街全体に広がり人々の心を明るくした。

全篇にあふれている強い希望を温かい心は、1913年にこの本が出されてから今もなお、多くの読者に読み継がれている。

とあります。

「嬉しい探しゲーム」

幼い女の子パレアナが「嬉しい探しゲーム」と称してどんな仕打も不安な事も恐怖も何もかも嬉しいことを探してポジティブに受け止めその境遇、状況をありがたいと思うのです。

孤児、パレアナは叔母の家に預けられるのですが、最初に与えられた部屋は屋敷の屋根裏、ハエが入ってくるようなむさ苦しい部屋なのですが、

パレアナは「この部屋はとっても景色の素晴らしい部屋」

「この最高の部屋を叔母様は私に与えてくれた」

「鏡もない部屋だけど、お陰で私の嫌いなそばかすを見なくて済む」

こんな感じで全ての不安な状況を「嬉しい探しゲーム」で気持ちを明るくするのです。

不安や恐怖のコントロール

この本に出てくるシーンは全て普通の人がネガティブに感じるであろう不安や怒りや恐怖を見事に「嬉しいこと」として感じ取るのです。

そして少女パレアナはそれをゲームと捉えてトレーニングをしているように私は感じました。

不安の解消には不安な気持ちを思い直す努力をすることで乗り切る心を学びました。

過去のNHKの朝ドラ「花子とアン」の主人公「村岡花子」翻訳の逸作、この少女パレアナは私の座右の書として折に触れてきた本です。

不安な時にその気持ちを少しでも励ますためにいろんなジャンルの本で励ましや頑張る気持ちをもらってきましたがこの「少女パレアナ」と言う本は

不安などのネガテイブな気持ちを根っこから思い直す、考え直す、感じ直すための「嬉しい探しゲーム」と言う訓練をすることを教えています。

そしてその訓練はそう容易いものではありません。必死にゲームするパレアナの姿に涙します。

そしてパレアナが暮らす街全体に広がり、そこに暮らす人々全てを幸せな気持ちのさせていくと言うお話です。

ラストシーン

そんなパレアナもラストでは交通事故で動けなくなってしまい、とうとうこの「嬉しい探しゲーム」ができなくなってしまいます。

でも彼女が「嬉しい探しゲーム」で励ました街の人が今度やパレアナを励ますのです。そして励まされたパレアナは再び嬉しい喜びを見つけ出し、

「歩けなくなったからこそ、歩ける喜びがわかってよかった」と喜びを見い出すのです。

リハビリ中の喜びと希望に満ちたパレアナの姿でこの物語は終わります。

その他の本

少しこの本の紹介が長くなりましたが、不安を解消する鍵は不安に思う気持ちをコントロールすると言うとてもユニークで素晴らしい解決策を提示されています。

この本以外にも励ましや勇気を与えてくれ本は星の数ほどあると思います。

そんな本の中で私はこの本「少女パレアナ」に励まされた一人です。もし時間があれば読んでみてほしいと思います。

そして多くの人がこの本の存在をご存知だと思います。

どうぞ、もう一度思い出されて不安というネガティブな気持ちを喜びに変える能力を会得してほしいと思います。

4 不安解消のトレーニング

パレアナで受けた影響というか、不安なことや辛いことを喜びや楽しさに変えるのはそう簡単ではありません。でもパレアナはそれを信条に生きていました。

私たちもパレアナのように頑張って「嬉しい探しゲーム」をやりましょう。そしてそのゲームを日課にして不安を払拭できたら素晴らしいと思います。

4-1 去年の不安

さて、ここで、考えてみてほしいのですが、昨年の今頃、あなたはどんな不安を抱えていたでしょう。

いかがでしょうか?

私は去年の不安など思い出せません。

不安というようなネガティブな気持ちは新しい不安に上書きされて忘れてしまうのではないでしょうか。

そして上書きされてしまえばもう不安ではなくなってしまうと思いませんか。

仕事が忙しくて時間がなかったこと、浪費が酷くて生活費が苦しかった不安、太りすぎて肥満をなんとかしなければいけない・・・などなどです。

4-2 上書きされた不安

もしこの上書きされた不安がパレアナのように嬉しいこと、幸せだと思えることにスイッチできたら過去に遡って全て不安は解消されるように思います。

今、現在進行形の不安さえ解消できればそれで全て完璧に解消できると私は思います。

・不安に思うこと

この不安に思うことを全て書き出せばそれぞれが顕在化するでしょう。

どうでしょうか毎日その不安に思う事を20個ノートに書き出しましょう。きっと10も書き出せないのではないでしょうか、どうぞ試してみてください。

・嬉しいと思うこと

次にノートの見開きの隣のページに嬉しいことを書き出しましょう。同様に20個です。

これも10も書き出せば限界ではないでしょうか。もしどうしようもなければ先の不安に思うことを思い直して嬉しいことにしてしまえば20書き出せるのではないでしょうか・・・

4-2 トレーニング

上述の不安と嬉しいことの書き出しをすることで不安に思うことを喜びに思い直すトレーニングができると思います。

ノートへの書き出し以外にも、ネガティブな感情が湧いてきたら即、嬉しいことに上書きできるように練習しましょう。

この練習は容易いものではないと思います。

ちょうど自転車に乗れるようになるようなもので相当の時間がかかります。そして必要なら補助輪が必要かもしれません。

まずを補助輪を使いながら徹底的に嬉しいこと思い直し訓練をやってみましょう。

きっとあなたの不安は解消されるのは時間の問題です。

そしてその補助輪に相当するものが私は本だと思います。

4-3 本から得るもの

嬉しいこと思い直し訓練の補助輪が本ではないかと述べました。

ご自身の読書量がものを言うと思います。優れたメンターや先輩などがあればそれで十分でしょうが、

私はそのメンターこそが読書だと思います。

事件解決もの、ドキュメント、サスペンスなんでもいいのですが、登場人物の心の機微が豊富に表現されているのが素晴らしいと思います。

私はその本は歴史小説だと思います。

大好きな本は5回も6回も読んでいます。読み返すと言うよりも新しい本を読むように本を読む自分の気持ちが新鮮なのがとても不思議なのですが、

1年前に読んだ本を1年後にまた読むと全く新しい解釈と理解が深まるでしょう。若い時に読んだ本などは全く別の本だと思えます。

5 まとめ(本の魅力)

読書はとにかく素晴らしいです。本の中で世界中に旅をしているような気持ちになれます。

そして時をタイムスリップするように江戸時代に昭和初期にとそこでの環境に自分の身を置くことができます。

例えば江戸の人情物で主役がいてその場面を見ている現代を生きる自分がいる。こんな読み方はあまり楽しくないです。

タイムスリップした自分がまさにそのシーンに登場しているのです。下手をしたら巻き添えを食らって斬られてしまうかもしれない緊迫感と臨場感がたまりません。

切腹を覚悟した武士の心の繊細な機微が伝わってきます。

「切腹の介錯は私にお任せください」なんて言ってしまいそうです。

ちょっと飛躍しすぎましたが、本に登場する人物の不安とその解消を考えた時に間違いなく「生」と「死」ではないでしょうか。

だとしたらやはり不安を解消してくれるもっとも手っ取り早いツールは本だと改めて、言えるような気がしています。

これからも本の魅力をいつまでも味わって大切にしたいと思っています。そして不安を解消するゲームをこれからも楽しんでいけたら幸せです。

いかがですかお楽しみいただけたでしょうか。少しでもあなたの不安が和らいでいただけたでしょうか。

ここまで読んでいただきありがとうございます。感謝しています。