【水泳用度付きゴーグルの失敗しない選び方とポイント】商品例と使用者の感想

水泳をする時に欠かせないのが水泳用ゴーグル!

視界をクリアに維持して快適に泳ぐことが安全にも上達にも欠かせないアイテムです。

でも視力の弱い人にとっては悩みのタネ!

この記事では水泳用の度付きゴーグルについてその選び方をまとめて提供するとともに、市販されている度付きゴーグルについて紹介したいと思います。

私は逆に視力が良すぎて今は極度の遠視、いわゆる老眼ですが、今は度付きゴーグルは使っていません。でも、いつも欲しくて悩み続けているのも事実です。

いずれにしても水中の視野がクリアである事、手の先までそして25m先の壁やプールの底のラインが良く見える事が欠かせません。

この際思い切って度付きゴーグルを入手して共に新しい水泳ライフをお楽しみください!

いしはら
こんにちは!

けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。

1. 水泳用度付きゴーグルの失敗しない選び方とポイント

度付きゴーグル

度付きゴーグルの選び方

1-1. 購入時の注意すべきポイント

視力の弱い人がコンタクトレンズを装着したままプールや海に入り顔をつけて泳いだり潜ったりすることはとても衛生上もコンタクトレンズにとっても悪影響を及ぼす可能性がとても高いため度付きゴーグルを着用する事が大切です。

すなわちコンタクトレンズと普通の水泳用ゴーグルの併用は好ましくありません。

通常のメガネ使用時の場合には眼球と空気そしてレンズがありまた空気と光はそれぞれ屈折率が異なり見え方が異なります。

ポイント
水中で使用する度付きのゴーグルになると、眼球があり、空気、レンズ、そして水の順番で屈折することになり見え方が空中で見た場合より、大きく見えることになります。

従って水中で使用する場合のゴーグルの度数や通常の眼鏡より若干弱い度数になるのが一般的です。

でも着用する人が常時水中で泳ぐレベルの人か、それともウオーキングやアクアエアロ主体であまり泳ぐ頻度が少ない人とでは度数の選定も変わってくるということになります。

とは言え、極度の近視や乱視を除けばそれほど神経質になることもないかもしれません。

1-2. 失敗しない選び方

度付きゴーグルを選ぶ場合に先ほども述べましたが、水中での見え方で度数を調整する必要があります。

しかし泳ぐ頻度など使用する条件では考慮すべき内容もありますのでここで失敗しないための選び方を述べていきたいと思います。

1-2-1. ゴーグルの本来の役割

ごく一般的な人のゴーグル使用を考えてみると、1時間、プールで過ごす場合にどれだけ水中を泳いでいるかを考えるとそんなに多くの時間水中を泳ぐことは少ないように思います。

ポイント
私のような水泳選手であっても実際にゴーグルを着用しているのはさほど多くの時間という訳ではありません。

コーチの指示を仰いだり、プールサイドの時計を見たりと頻繁な空中の視野を重視しています。

それにゴーグルの一番の難題というかストレスはゴーグル内面の曇りです。

最初は曇り止めを塗布しますが、練習中は随時内部を舐めて使っています。

従って目を保護するのがゴーグルの一番の役目ではないでしょうか・・・

1-2-2. 水中でよく見えることを優先

ポイント
水中でよく見えるように度付きゴーグルを考える場合には冒頭でも述べたように屈折率の関係から近視の場合にはメガネの処方箋に示す度数では少し強くなりすぎますので、少し弱い度数のレンズを選ぶことになるでしょう。

もちろん遠視、乱視を考慮する場合にはオーダーメイドで注文が可能です。

1-2-3. 空中でよく見えることを優先

また一方、空中でよく見えることを優先する場合にはメガネの処方箋に示す度数と同じで問題はありません。

1-2-4. 必要性を今一度

私は極度の遠視で老眼が早く訪れ、今は眼鏡なしでは新聞も読めず、日常生活に支障をきたしますので遠近両用メガネ・近々メガネを常用しています。

でも水泳用ゴーグルは度付きは使用していません。

いしはら
私が学生時代には、ゴーグルなど使用せず、裸眼で練習も競技会でも泳いでいたので水中はほとんど見えないというのが視覚に慣らされているので今は度数は無視しています。

顔にピッタリフィットして水の侵入が無いモノを選んでいます。

それから曇りに関しては曇り止めを使ってもどうしようもなく、長時間の練習にはレンズの内側をなめる程度で十分だと考えいます。

ポイント
何と言ってもゴーグルは目を保護するものとの考えから水の侵入を防ぐものでありますので、度数にこだわって本来のゴーグルの役目を忘れないようにしたいものです。

2. 水泳用度付きゴーグル商品例

度付きゴーグルはビュー、スワンズ、アリーナ、ミズノなどで販売されていますが、どのメーカーも度付きゴーグルの種類は限られています。

ここでは具体的なサイトショップで販売されている商品を数点紹介していきます。

ではここで水泳用ゴーグルのレンズだけを購入するための度付きレンズのみも販売されていますので紹介しておきます。

上記のレンズはフィットネス用の大人レンズです。

上記のレンズは競泳用の大人レンズでスモーク入りです。

上記のレンズは競泳用の大人向けシャドーミラーレンズです。

上記のレンズは一般水泳用の大人むけ度付きレンズです。

水泳用ゴーグル

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3. 度付きゴーグル購入者の感想

商品の購入レビューを紹介します。

小学校1年生の子供用に購入して1年経ちます。左右の度を変えられるので大変助かります。また子供の視力はすぐに変わるので手軽に買い替えができるこの商品はユーザーサイドに立った優れものです。子供の視力変更に伴い片目が余ったので、自分ようにもう片方のレンズを購入しています。ゴムバンドやノーズペースを調整すれば大人も子供も使えます。

1メートル先の人の顔を判別できないくらい裸眼で0.03以下の近視です。普段かけているメガネの度数は-14.5です。-10を購入。1メートル以内の人の顔が判別できるし、プールの底が見えます。近場の人、物がこれだけ見えれば十分です。

小1の遠視で斜視の子供用に購入しました。+5.5が欲しかったのですが販売がなく+5を購入してみました。本人曰く「メガネと同じように見える」とのことでした。組立やゴムの長さの調整にはそれなりに時間がかかると思うので、予めお宅で調整しておいた方が良いと思います。(中略)遠視用のゴーグルを安く購入できてとても助かりました。来年も度数が変わった場合、また購入したいと思います。

以上の様にどなたも手軽、安価という感想をもたれているようです。それから度数については普段のメガネの度数よりも少し弱目の度数を選んでおられるようです。

子供さんの場合、度数が変わっても1年後であればゴーグルも劣化するでしょうし、また新しいモノを購入されてもさほど抵抗は無いようで親御さんが使われているケースもありますね。

ポイント
それからここには紹介しませんでしたが外国製の安価なものは粗悪品が多く度数が合わなかったり、水のはじきも悪く、曇ってばかりと言った不満も目につけ、やはり国産のモノが良いようですね。

また、あまりにも快適に見えすぎてプールサイドでも着用していることが多くアイカップの跡がつきにくいクッションタイプがおすすめだとのレビューもありました。

曇り止め

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4. まとめ

以上、水泳用度付きゴーグルの選び方について述べてきましたが参考になったことと思います。

目の弱い方にとって度付きゴーグルはなかなか厄介なものではありますが、最近は安価で子供さん用にも購入される方も多く利用価値は高いと思います。

ここで選び方のポイントをまとめておきたいと思います。

まとめ

・近視については普段つけているメガネの度数より少し弱めの度数を選ぶ

・曇り止め、紫外線などに対する気遣いが必要

・度数よりも顔にフィットするモノを選ぶ

・国産のモノがおすすめ!

ところで、度付きは何と言っても種類が少ないのが難点だと思います。いろんなデザインのモノ、カラフルなモノも付けてみたいところです。

幾つか複数のゴーグルを持って、水泳の内容によって度付きかそうでないかを適宜使い分けするのも良いかと思います。

何はともあれ、視界がクリアで楽しく水泳ができるように願ってこの記事は以上とさせていただきます。

最後までお付き合いをいただき感謝します。ありがとうございました。

 

なお、以下の関連記事も興味深い内容となっていますのでご一読いただければ幸いです。

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