ジムのプールで水泳を始めようと考える女性にとってまず最初に悩みのタネは水着の選択だと思います。
若い頃に水泳の経験があれば特段迷うこともないかもしれませんが、子供の頃のスイミング以来という方にとってはどのような水着を選べばいいのか本当に悩むと思います。
プールの水質管理も向上しており、また水着の素材もデザインも豊富となっています。どうぞ女性水着の選び方についてこの記事でのポイントを押さえて水着購入の一助にしていただければ幸いです。
目次
1. ジム・フィットネス水泳
女性水着の選び方（ジム・フィットネス水泳）
ジムでのフィットネス水泳で最も大切なことはゆっくりと泳ぐことです。
クロールができてもせいぜい２５m、そしてそれもがむしゃらに頑張って泳げる距離ではないでしょうか…！？
クロールであれ平泳ぎであれ、ゆっくりと泳ぐ泳ぎ方をマスターしてゆっくりと優雅に泳ぎたいものです。
そしてさらに大切なことは泳ぎ続けることが大切となります。でもそれは至難の業、かなりの水泳が上手になった人でなければ無理な相談です。
例えば苦しくなる前に立ち止まるのが１５mだったとします。残りの１０mは歩いて、すぐにウオーキングレーンに移動して２５mもしくは５０m歩きます。その上でまたスイムレーンに移動してまた泳ぎます。次は１６mにトライしましょう。
こんな泳ぎ方がフィットネス水泳だと私は考えています。この運動効果はウオーキング３０分よりもかなりの効果が期待できます。それは泳ぐことに対する運動強度が影響し、大きな効果を発揮するのです。
ぜひ、このような点に留意されてジムのプールでフィットネス水泳をエクササイズして欲しいと思います。そして近い将来、３０分くらいはクロールでゆっくりと優雅に泳いでいるご自身の姿がきっとメンバーの目に留まり、羨ましく思われることでしょう。
なおクロールの泳ぎ方については以下の記事を参考にして欲しいと思います。
2. 女性水着を選ぶ５つのポイント
それでは特に女性には頭の痛い水着の選び方のポイントについて述べたいと思います。水着を選ぶ５つのポイントについてお話しを進めましょう。
選ぶポイントにはファッション性と好みが最大のポイントだと思いますがそれは読者の皆様にお任せするとしてそれ以外に押さえておいて欲しいポイントです。
・水泳の頻度
・体質
・サイズ
・水着の種類
以上の５つです。これから１つづつ解説していきます。
2-1. 水温・残留塩素濃度
まず水着選びで考えるべき重要ポイントの一つはプールの水温です。
所属ジムプールの設定水温をチェックしておきましょう。ほとんど３０℃前後だと思います。そのジムが水泳スクールがメインで運営が行われている場合などは水温は若干低く２９℃前後かもしれません。
一般の公営プールなどは学生の部活などの練習も行われていることもあり、設定水温はもっと低く設定されている場合があります。
こういった低い水温設定の場合には水着選びも体温が奪われないような露出の少ないものを選ぶ必要があります。
また水泳もがんがんやりたいと考えている方にとっても一応水温チェックはしっかりおこない、一度試しにプールで泳いでみて、感じ方を体験された上で水着を選ばれると良いと思います。
またその他の水質で塩素が気になるところですが、プールの残留塩素は飲料水とほとんど遜色のないレベルですからさほど神経質になる必要は無いと思います。
ただ水着の着用後はしっかりと水洗いをして、陰干しにするなどの配慮があれば長持ちするはずです。
2-2. 水泳の頻度
１日のエクササイズの中で水泳の占めるウエイトが水着選びにも重要になると思います。
例えば肩の回転、膝や股関節など動きがスムーズにできるような水着がふさわしいと思います。そしてフィット感も重要でしょう。
2-3. 体質
それぞれ個人の体質も重要なチェック項目です。アレルギー性疾患がある場合、また筋肉痛、関節痛などいろいろな持病の有無など、個人の体質も水着選びには重要です。
2-4. サイズ
そして水着ですが２枚持っておられてローテーションでまわして行くのが長持ちの秘訣です。
一つの水着を使い潰してから新しいのを購入するよりはるかに長持ちします。それにご自身も変化があって楽しいです。
2-5. 水着の種類
水着の種類は大きく分類してフィットネスタイプと競泳タイプに大別でき、フィットネスタイプはワンピース型のオールインワンとセパレートタイプがあります。そしてさらに露出度の違いによる分類ができます。
今水着を選ぶにあたってのポイントをよく検討されて今の貴方に相応しい水着を選んでください。
画像出典はいずれもAmazon店からです。
2-5-1. ラッシュガード付きのフィットネス水着５点セット
ラッシュガードのトップスにボトムスはレギンス、ビキニ、ショートパンツ一式のタイプです。
一般的なジムプールではここまでのフルセットは必要にならないかもしれませんがフィット感のあるトップスのラッシュガードは水温の低いプールでのウオーキングには効果的です。
2-5-2. セパレートタイプのフィットネス水着
水泳にも水中エクササイズどちらにも使え、ハーフスパッツと半袖は露出度も少なく保温性に優れています。またトップスとボトムスはフックで連結されていてめくれ防止となっています。
2-5-3. セパレートタイプ（タンクトップ）
セパレートタイプのタンクトップでさらに泳ぎやすいタイプです。
2-5-4. ワンピースのオールインワンタイプ
このタイプになるとより水泳に重点をおいたタイプとなりさらに泳ぎやすくなっています。
2-5-5. 競泳タイプのオールインワン
水泳でがんがん泳ぐ人向けの水着です。
2-5-6. 競泳用練習水着
競泳アスリートが練習用にの使用しているタイプの水着です。
3. ジム・フィットネス水泳の継続習慣
前章において水着選びのポイントをお話しました。ご自身の水泳の経験レベルを配慮して、水着を選ばれると良いと思います。
ただ、試着室で試着するのと実際のプールの中では肌触りもかなり違いますのでその点は注意が必要でしょう。
3-1. エクササイズプラン
エクササイズのプランですが、最初のうちはどうしてもウオーキング主体ですが、すこしずつ水泳のウェイトが拡大して行くプランを考えておきましょう。
次に水着を買い換えるときはかっこ良くスマートになっていると思いますので、水泳主体のオールインワンの水着で輝きましょう。
なによりも継続が大切です。できるだけ時間を作ってジムへ通ってエクササイズを楽しみましょう。
3-2. フィットネス水泳で美しく
ジムフィットネスの魅力は女性の場合はなんといっても美しくなれることだと思います。体型を絞るのはもちろんですが、なんといってもプールでの刺激が肌を艶やかにしてくれます。
塩素のダメージがあると心配は杞憂です。ヒヤッと感じる体温より少し低い水温は身体の血行を改善し、代謝を向上させ明るい表情に変わって行きますからとても不思議です。
これは水泳をやっている人、だれもが感じている効果です。
有名人で水泳愛好家が多いのもまた当然なのかもしれません。幾つになっても生き生きと肌にツヤがあって若々しく感じるのは水泳の隠れた効果です。それも水泳選手のような練習など全く必要ありません。
ウオーキングと絡めて最低３０分はフィットネス水泳を楽しみましょう。
4. まとめ
水着の選び方についてジムでフィットネス水泳を考えていらっしゃる女性向けにお話しをさせていただきましたがお楽しみいただけましたでしょうか・・・
ジムプールでの水泳で一番の不安と悩みは水着かもしれません。
・水着姿になる勇気をもってプールサイドを歩きましょう。水着姿になること自体がフィットネスです。だれもがお腹を凹ませて背筋をまっすぐ伸ばします。これには筋力が必要です。
・水着を着用することがフィットネスです。これを私は水着効果と言っています。そしてプールの中でも水着効果の影響はさらに拡大して体幹部の筋肉が鍛えられます。
・加えてウオーキングや水泳を絡めてのエクササイズをやるわけですから、運動量、すなわち消費エネルギーは格段に違ってきます。
どうぞ、これから水着を購入されてその水着がほころびるまで頑張ってみましょう。
きっと新しい水着が欲しくなってくると思います。その頃には新しいご自分が愛おしくなっているでしょう。
ではこの記事は以上とさせていただきます。最後までお付き合いを頂き心から感謝しています。ありがとうございました。
なお以下の関連記事も興味深い内容となっていますのでご一読いただければ幸いです。
けんこう水泳運営者の石原（@T.ishihara）です。