簡単にダイエットできる方法があればノーベル賞ものとでも考えたくなるほど誰もが悩みながら、
なかなかうまくいかない現実があります。
この点を踏まえた上で簡単なダイエットの方法を提案させていただきます。
中でも最も効率的な方法でかつ全身が若返る裏技、ふくらはぎ刺激について解説していきたいと思います。
ふくらはぎに隠された秘密、ふくらはぎの特性を生かした簡単な裏技ダイエットの方法をわかりやすく貴方にお教えいたします。
どうぞご期待ください。
ふくらはぎについては以下の拙稿を読んでいただければさらに理解が深まると思います。
参考:ふくらはぎマッサージのダイエット効果を徹底検証、痩身を貴方に
1 簡単なダイエット法は3つだけ
食事制限もなく根気な運動も一切必要とせず、短期間で簡単にダイエットする方法、
そんな夢のような方法などあるものか!とお叱りを受けるかもしれませんが、
私自身が今実践中なのですが、1ヶ月前に85キロあった私の体重が今80キロを突破し体脂肪率は25%から19%にダウンしました。
その間に暮らしの中での変化としてはこのたったの3つです。
1-1 よく噛んで早食い防止
よく噛むという誰にでも簡単にできる、分かりきっている方法です。
これさえできれば間違いなく1週間で効果が現れると思います。
私がそうだったからです。
詳しい具体的な方法は私の拙稿をご覧いただければ参考になると思います。
簡単にダイエットする方法としてぜひこれをお勧めします。
これはまさにカルチャーショックです。でも一度試してみてください。
30回噛むとか100回噛むとか言いますが、そうではなく、
口の中に入れた食物が液状になるまで噛みます。
それを実践すれば普段の食事量はとても食べきれません。
いかに今まで、早食いで飲み込んでいたかが分かります。そして摂取カロリーは激減します。
要するに言い換えれば食事制限なし、もう食べられないほど満腹なのに食事摂取量が激減します。
1-2 姿勢を正して猫背を解消
次に紹介する方法は正しい姿勢を保つ!です。
私はひどい猫背で歩くときにはうつむき加減で、椅子に座れば、骨盤が後傾になりお腹がぽっこりと飛び出た状態になります。
この姿勢の問題についても私の拙稿
参考:筋トレでお腹の脂肪が落ちない貴方に、一つ思いがけない鍵!
をお読みいただければとても参考になると思います。
姿勢を良くするだけで血行やリンパの流れも良くなり、老廃物の排出が促され、
何よりも姿勢を良くするだけで筋トレと同等程度の筋力アップが得られます。
これを逃す手はないですよ・・・
1-3 ふくらはぎ刺激
もう一つの方法はこの記事のメイン、ふくらはぎ刺激です。
このふくらはぎ刺激こそ最も簡単なダイエット方法です。
ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど、大切な下半身のポンプの役目をしています。
このふくらはぎを刺激すると同時にふくらはぎが鍛えられます。
そしてどうぞ、若さと美しいプロポーションをぜひ手に入れて欲しいと思います。
貴方のふくらはぎはポンプの役目をなす筋肉はしっかりと存在していますか?
むくみやセルライトで覆われていませんか?
でもたとえ、そうであってとしても刺激を与えて、強制的にポンプ機能を高めて血液やリンパの流れをよくすれば、ダイエット効果は簡単に目に見える形になってきます。
ぜひ時間があればいや時間を作って簡単でいいですからふくらはぎの刺激をして欲しいです。
2 ふくらはぎの役割
ふくらはぎの役割や機能については私の拙稿をご覧いただければ理解が深まると思います。
参考:ふくらはぎダイエットには筋トレが一番!今年こそ美脚を・・・
ふくらはぎの構造や役割、ふくらはぎを鍛える方法などにつて詳しく解説しています。
3 ふくらはぎが第二心臓と言われる構造
身体の中を隅々まで張り巡らされた血管、幹線道路というべき大動脈に大静脈、そして末端組織まで伸びている毛細血管と
私たちの赤い血液は体の中を縦横無尽に行き来しているわけですが、
ダイエットを必要としている貴方や私の血液はきっと流れが悪くなっています。
この流れをスムースに流れるようにしてやれば一気にダイエットのスイッチがONとなり、
適正体重に移行するのは間違いないと思います。
痩せすぎた人は体重増加という現象が起こり、
ダイエッターは特段、何か特別なダイエット法に頼る必要なく減量に向かうのです。
3-1 動脈と静脈
血液が通る血管の経路といえば動脈と静脈があるのは常識の世界ですが、心臓から臓器や組織に酸素や栄養を運んでいるのが「動脈」です。
そして逆に臓器や組織で仕事を済ませて疲れ切った血液はその部位で生じた老廃物や炭酸ガスを回収してまた心臓に戻ってくるその経路が「静脈」です。
私たちが心臓のあるところや手首などで感じる鼓動とは心臓が休みなく血液を送り出す時のエネルギーの静かな鼓動です。
このエネルギーが心臓を出発した血液は各器官で仕事を済ませ、老廃物を回収して帰ってくるまでの動力源なのです。
人間は二足歩行で立って歩く生き物です。
心臓から遠く離れた足先まで酸素や栄養を輸送し帰還するには大変なエネルギーが必要です。
輸送する場所が脳ならば心臓から行くときは真上に押し上げなければいけませんが帰還時は重力のメリットを受けて簡単に帰還できます。
でも足先から戻るには重力に逆らうのですからそれは大変な輸送作業なのです。
3-2 ふくらはぎは心臓の支援部隊
幹線道の動脈や静脈が渋滞していたり事故があれば大変、そして道路そのもが老朽化していれば死活問題です。
勢い血液を押し出すエネルギーを高めなければなりません。
いわゆる高血圧が必要となります。
高血圧とは症状ではなく、血液を末端まで送り届け帰還させる手段・方法なのです。
その必要な高血圧を症状として捉え、対処方法として強制的に血圧を下げればどうなるでしょう。
末端まで血液を送ることさえ難しくなるかもしれません。
仕事を終えた血液を帰還させるのはもはや困難ということにもなりかねません。
でも高血圧という手段は血管が渋滞、もしくはトラブっている警鐘なのですから、真っ先にその原因を見つけて修復しなければなりません。
そして加えて災害の時に自衛隊に出動要請をするようにどこかに支援要請をしなければなりません。
その支援部隊がふくらはぎなのです。
ふくらはぎの筋肉は強力ポンプを持っています。
3-3 ふくらはぎポンプと静脈の逆止弁
上記のようなメカニズムでふくらはぎは第二の心臓として機能しているのが理解できると思います。
さらに静脈には逆流防止のための静脈弁(逆止弁)が要所、要所に設置されていて、
静脈はゆったりと心臓の方に流れて行くのです。
ふくらはぎの筋肉が収縮した時にはこの静脈弁が開き絞り出すように静脈は心臓に向かって重力に逆らって緩やかに前進します。
そしてふくらはぎの筋肉が弛緩(緩んだ時)時には静脈弁が作動、逆流を防ぐわけです。
この時、このふくらはぎの筋肉が弱ければどうなるか、静脈の帰還は大幅に遅れ、全ての循環に悪影響を及ぼすという状況になるのです。
ダイエットが必要な私たちはこういうふくらはぎの筋肉が弱っているに違いありません。
ふくらはぎが太くてみっともないと嘆きの貴方、その太いふくらはぎは筋肉でしょうか?
その大部分が筋肉であることを祈ります。
4 ふくらはぎ刺激
ふくらはぎの第二の心臓であるとの機能について理解が深まったところで
簡単で手っ取り早く、ふくらはぎ刺激の方法です。
このふくらはぎの刺激の方法とはふくらはぎの緊張や弛緩を十分機能させるだけの筋肉が必要ですので、まずこのふくらはぎを鍛えることが大切になります。
そしてふくらはぎを鍛えると同時にふくらはぎの収縮・弛緩をご自分の手で支援してやれば身体の血行を改善することができます。
老廃物が血管内に沈殿付着することなく清流のように流れ出します。
これぞまさにダイエット効果だと言えるでしょう。
4-1 ふくらはぎの筋トレ
ふくらはぎの筋トレ方法については私の拙稿をご一読いただければ詳しいふくらはぎの筋トレ方法などがお分かりになると思います。
このふくらはぎの筋トレは何もジムなどに行かなくても自宅でそしてお庭で十分に鍛えられます。
ふくらはぎの筋肉を鍛えれば、ふくらはぎ周辺にまとわりついた、むくみや忌まわしいセルライトなども消えていくでしょう。
それでいてしっかりとふくらはぎは大きく強くなっていくはずです。
見た目スッキリ、筋肉しっかり!です。
時間とお金に問題がないのであれば、ふくらはぎ以外の筋トレや有酸素運動も合わせて、ジムトレで鍛えていきましょう。
4-2 ふくらはぎ温浴(半身浴)
簡単にダイエットとお考えの貴方にうってつけの簡単な方法、ふくらはぎ温浴、要するに半身浴です。
簡単ダイエットをお考えの貴方にお伺いしますが、お風呂はシャワーですか?
それともバスタブにお湯をためて浸かっていますか?
きっとシャワーだと思います。
どうぞ、時間を作っていただいてお湯に浸かりましょう。
ご家庭で面倒なら、たまにはスーパー銭湯に行ってみてはいかがでしょうか。
そしてまず、お湯には腰まで浸かる半身浴をして下半身を十分温めて、その下半身の温まった熱で頭から流れるように汗をかきましょう。
最初は汗が出るまで、時間がかなりかかるかもしれませんが我慢してしっかりと汗を流しましょう。
身体から大粒の汗が吹き出ます。
それはふくらはぎのポンプ機能が全開となり血行がよくなり体温が上昇して汗が流れる理屈です。
そして、その消費エネルギーはかなり高いと思います。
サウナに入れば全身の体温が上昇して汗が流れるだけで身体の血行をよくする点では比較になりません。
腰湯(半身浴)とはふくらはぎのポンプ機能を最大限活かすことだと私は思います。
簡単なダイエット方法はふくらはぎを温める!が貴方には一番ふさわしいと思います。
4-3 マッサージ
4-2で述べた半身浴中にマッサージを加えればそれはもう完璧です。
さすったり、揉んだり、心を込めて下半身に溜まった血液や体液を心臓に速やかに帰還できるよう助けてやりましょう。
間違いなく代謝は向上し、ダイエット効果は目に見える形で現れてくるでしょう。
別段半身浴中だけにかかわらず、隙間時間を使ってふくらはぎのマッサージはいつでもどこでも簡単にすることができますので、気がつけば頑張ってマッサージをやりましょう。
4-4 ウオーキング
簡単ダイエット方法の裏技、ふくらはぎ刺激の大トリは何と言ってもウオーキングです。
裏技というのは語弊があります。表技ですね。
何も1日に1万歩を目標に歩く!
そんな無理なことは考えずにちょっとだけ不便さを感じて歩きましょうという提案です。
私たちの祖先である人類がアフリカに誕生したのはおよそ700万年前と言われています。
そして車が発明されるまで人は歩く生き物でした。
でも車が登場してから人は歩かない生き物になってしまいました。
歩かなくなった生き物が二足歩行をしていて身体に支障が出ないのはおかしいとも言えます。
二足歩行に進化していった理由は人は歩く生き物だからです。
本来の人の行動パターンである歩くという命綱こそふくらはぎの働きだと認識いただきたいと思います。
歩けば必ず元気になります。
そして簡単にダイエットが成功すると私は確信しています。
歩けば否応無しにふくらはぎが収縮・弛緩を繰り返します。
呼吸のリズムに合わせて歩けば、それだけで心拍数も少しずつ上がって行き、
まるで半身浴をしているようなものです。
ふくらはぎが冷えないように加圧ソックスなどでガードしてやればふくらはぎの筋トレ、温浴、マッサージと全ての刺激を与えるられます。
職場で他の場所へ移動する場合にはエレベーターなど使わずに階段を使いましょう。
1フロア前で降りて1階だけでも歩きましょう。
5 まとめ
簡単ダイエット方法の裏技、ふくらはぎ刺激についてふくらはぎのメカニズムなどを検証をすることで、
ふくらはぎがいかに大切な筋肉であるかを述べてきました。
少しでも参考になったかと思います。
私はダイエットなどとそういう言葉に振り回されること自体が本末転倒だと思うのです。
本来の人としての原則「歩くこと」、そして心臓とふくらはぎの関係をよく理解して歩行さえ忘れなければあとは黙っていても健康になるでしょう。
そしてその結果としてダイエット効果が顕著に現れるのだと思います。
単に体重が減少したから成功ではないと思います。
ふくらはぎの筋肉がしっかりしてこそ、もっといえば歩く生き物人間にふさわしい筋肉がしっかり維持できることそれが本来のあるべき姿!
さらに付け加えれば、歩くにふさわしい、背筋がピーンとのびた正しい姿勢
とよく噛んで時間をかけて食べる!
この誰にでもできる本来、人としてあるべき姿(原則)が復元できればダイエットなどという言葉は消滅すると思います。
どうぞ、正しい姿勢でよく噛んで、腹一杯食べましょう(この満腹感さえあれば決してリバウンドはしません)。
そして正しい姿勢でできるだけ歩きましょう。
たったこれだけで必ずや適正体重、適正体脂肪率、適正筋肉量、適正骨量・・・にシフトしていくと思っています。
ここまで読んでいただき心から感謝いたします。
初稿:2018年6月26日