貴方の睡眠は満足できていますか?
きっと、睡眠の質を常に考えて、ご自身の眠りを少しでも向上させようと努力されておられると思います。
でも仕事や家庭環境のストレスも日増しに拡大する昨今、
どうしても眠りが浅く、スッキリ快適な目覚めが得られていないのではないでしょうか・・・
私は毎日、自分の心身を癒し、疲れを解消するための寝具がとても大切だと考えています。
そして睡眠の質が向上され、快適な眠りに入れる暮らしこそ、最大のストレス解消であり、最高の健康維持だと思っています。
だからこそ、睡眠環境である寝具を今一度見直して、ご自身に最適の寝具をコーディネイトすべきと考えています。
この記事では寝具それぞれの特徴を検証、どういう点に気をつけて選べばいいのか
そして今使っている寝具を最大限生かす方法について考えていきたいと思います。
1 睡眠の質を向上させるには
以下の項目については拙稿をご一読いただいて、睡眠とその時間や食べ物などについて理解を深めていただければ新しい気づきがきっとあろうかと思います。
1 睡眠時間:睡眠の質を睡眠時間から検証!貴方にとってのベストは
2 食べ物:睡眠の質を上げる食べ物を徹底解説!幸せな食事のすすめ
3 寝不足:寝不足の解消に効果的な食べ物とは?快食快眠を徹底分析!
4 昼寝:寝不足の解消、その方法と昼寝の功罪を検証!貴方ならどうする?
5 読書:不安解消にお勧め本!その前に不安をセルフコントロール!
2 ベッド&お布団
寝具を考える前に、ベッドが嫌いでずっと畳に布団を敷いて寝るのが常識と定年退職まではずっとベッドルームとは無縁でした。
でもシニアになって替えました。
その理由は寝具の上げ下ろしが面倒になったことと、寝室専用スペースの確保です。
そして替えてからは毎日とても快適な睡眠を得てその質もかなり向上されたと実感しています。
でもそれら寝具には、一長一短があり選択するのはなかなか難しいですよね。
もしどうしようかお悩み中の方がいらっしゃれば参考にして欲しいと思います。
2-1 ベッドのメリット・デメリット
・メリット
・寝たり起きたりの動作や寝具の上げ下ろしが不要
・夜でなくてもいつでも眠ることができる
・床とベッドとの空間があり、ホコリが少なく、湿度・温度に刺激が少ない
・デメリット
・置くスペースが必要
・マットレス選びに悩む
・シングルだと掛け布団が落ちたり、自分が落ちることもある
2-2 お布団
・メリット
・寝床専用のスペースが不要
・敷布団やかけ布団など寝具も豊富でいつでも更新が比較的楽
・デメリット
・寝具の上げ下ろしが面倒
・床と室温との温度差
・ホコリがたちやすい
2-3 一長一短
ベッドとお布団の比較をしてみましたがどうお感じになられたでしょう。
私の考えですが、ベッドルームやスペースを確保できるのであれば寝具にはベッドの方に軍配があがるように思います。
ベッド嫌いの私が心変わりした最大の理由は、ベッド空間を得られたことが睡眠の質を向上させる第1条件だと思えたからです。
2-4 注意点
予算もありますが何と言ってもベッドという寝具の中枢であるマットレス選びには慎重に検討したいものです。
腰に負担が少なく、変形しないものが最適で質の高い睡眠が得られるでしょう。
お布団については以下にまた詳しく述べますが、床は畳であると思いますが、温度差があって冬は寒いです。
そしてホコリが気になります。
アトピーなどアレルギー症状はないのですが、やはり、ホコリには神経質にならざるを得ないです。
寝床や寝具の清掃には気を使いましょう。
3 マットレス
ベッド寝具の各論、マットレス選びは本当に苦労します。
一度設置すると更新するのは大変ですから、最初のマットレス選びには心を配りましょう。
そして睡眠の質を向上させるにもこのマットレスはとても重要です。
予算との相談ですが、少し無理をしても納得できるものを選びましょう。
3-1 種類
ボンネルコイル型とポケットコイル型がありますがどちらも一長一短あるようで予算と相談して選びたいものです。
私の使っているのはポケットコイル型です。
ボンネルコイル型は反発力があり固めの寝心地で通気性もよく安価です。
でもポケットコイル型は身体を点で支えるので包み込むようなフィット感があります。でも高価で通気性に難点があります。
3-2 筆者の選択
包み込まれるようなフィット感が気に入ってポケットコイルを選びました。
そして高価だという満足感があって睡眠の質は以前の畳に布団という環境とは格段に向上しました。
でもこれは私見ですのでそれぞれのメリット・デメリットをよく検討されて妥協せずに時間をかけて選びましょう。
たくさんの商品で実際に横になり、自分にとって最も睡眠の質が向上するのかという視点で選びました。
3-3 ノンコイル型
この型のマットレスも安価で最近評価がたかそうです。
そして商品によっては洗えるものもあって腰痛対策では多種多様な商品があるようです。
でも通気性が低く、寿命が短いのが難点と言えそうです。
このノンコイルも試しましたが寝心地という点で除外しました。
3-4 ベッドフレーム
フレームを購入せずにマットレスだけとお考えの向きもあろうかと思いますが、
ベッドという寝具は寝るためのスペースを確保するという目的からのベッドなのでマットレスだけというのは反対の意見です。
4 敷布団
畳、お布団派にとってとても重要な寝具である敷布団
独身時代にディスカウントで買った敷布団は1年も経たないうちにせんべい布団に早変わり・・・
でも無頓着でそのまま所帯を持つまで使っていた頃を懐かしく思います。
休日と晴天とがかみ合わなくてカビ臭いときもありました。
やはり、敷布団はしっかりとした寝心地の良いものを選びたいものです。
睡眠の質を向上させることを考えるには何を考えたらいいのでしょう。
4-1 試し寝
何と言っても試し寝でしょう。
寝具の命とも入れる敷布団、購入を考えている商品は必ず試し寝で本当に眠ってしまうような敷布団を選びたいものです。
4-2 予算
価格を無視できませんが、材質や寝具の質よりも睡眠の質を重視できるものを選びましょう。
そして予算はある程度思い切りましょう。
4-3 手軽さと耐久性
敷布団は湿度との戦争です。そして部屋で一番低温部分ですから、手軽に干せる機能性の高いものを選びたいです。
5年10年と使えるものを選びましょう。
毎日50kg、私などは80kg近くあるわけですからその体重を支える寝具の命、敷布団です。
耐久性は妥協を許さないと思います。
5 掛け布団
次の寝具は掛け布団です。この掛け布団も素材ごとに一長一短があって悩むところです。
でもここでも商品の質よりも睡眠の質の向上を選び方の第1条件として選びましょう。
5-1 木綿
日本古来からある最もオーソドックスな木綿の掛け布団です。
木綿ですから吸湿性が高く、湿気を放出しにくく、重いです。
この重さに難点があり今は姿を消してしまいそうです。
5-2 羽毛
軽く保湿性がありなんといって温かいです。
この羽毛の掛け布団を常用していますが、夏でも使っています。
多少無理をしてしっかりと羽毛のボリュームのあるのを選んだのですが、何年経っても快適です。
自分自身の寝具に羽毛の掛け布団は欠かせません。
エアコンをかけて薄着で掛け布団をかけて寝るのが私流です。
これが私には一番睡眠の質が高そうです。
でも羽毛素材の掛け布団はともかく粗悪品が多く、羽毛が縫い目から脱羽するものまであるのであまり安価な商品は除外した方が良いと思います。
5-3 羊毛
羊毛と聞くと高級感がありますよね。
でも手入れが面倒なようです。
羊毛ですからしっかりと虫干しで乾燥させないと問題がありそうです。
それに干し方も日光は良くないとか、一般人には手が出ないかもしれません。
5-4 シルク
次に高級感がある素材といえばシルクでしょう。
シルクの掛け布団は夢ですよね。
シルクに包まれている安心感と満足感は最高に質の高い睡眠を手にできると思います。
でも羊毛同様に手入れが大変で耐久性に問題がありそうです。
とはいえ、吸湿性、放湿性いずれも高く、ホコリが出ないというメリットは憧れます。
5-5 ポリエステル素材
安価で機能性にも優れたポリエステル製の掛け布団です。
最近ではアレルギーにも対応した高級掛け布団もあるようで選び方次第でこれから人気が出るかもしれません。
でも私などは睡眠の質の向上を考えたとき、やはり天然素材を選びたいと思います。
さて、皆さんはいかがでしょう・・・
6 枕
枕も大切な寝具の1つです。決してあなどれません。
たかが枕、されど枕です。
「人は寝ている時に、腰に体重の約44%、頭には体重の8%の負荷がかかると言われています。体重50kgの人の場合、頭にかかる負荷は約4kg!毎晩この重さが頭から首にかかったら・・・目覚めた時には痛みt徒労で大変です。」
昭和西川株式会社、まくら課長
このまくら選びも慎重に選びたいものです。
寝具それぞれの機能に加え、快適枕とのマッチングが睡眠の質向上の鍵とも言えるでしょう。
6-1 高さ
横向きで寝て背骨がまっすぐになるのがベスト
仰向けで寝て、背骨が緩やかなS字カーブが良いとされています。
6-2 サイズ
日本では63cm × 43cmの枕が「標準サイズ」とされています。
この標準サイズの他に大小がありますので、好みで選べばいいと思います。
6-3 素材
枕の素材には羽毛、そば殻、ウレタンフォームなどさまざまあります。
どれにも一長一短がありますが最近はパイプ素材に人気があるようです。でも私は枕の高さが大切だと思います。
敷布団を買う時に実際に店員に測定してもらい、使い心地、睡眠の質向上を考慮して選びたいものです。
6-4 枕の向き
昔から言われている「北枕は縁起が悪い」
これは葬儀の遺体を北枕で安置するからというのが一般的です。
でも風水では北枕は気が北から南へ向かって流れると考えれれているため最も良い向きだと言われています。
この枕の方角、向きについては諸説ありそうですが、北枕はあまり気にする必要はなさそうです。
私は睡眠の質を考え早寝早起きが信条なので日の出にの太陽に一番近い東枕が最も睡眠の質と質の向上にベストだと勝手に思い込んでいます。
7 寝具小道具
睡眠の質を向上させるためのアイテムに耳栓、アイマスクなどを私は重要と考えています。
寝具と併せて大切な小道具です。
この小道具については私の拙稿をご一読頂けたら幸いです。
参考:安眠の方法は簡単ですが、眠りが浅いのはNGです!ではどうすれば
8 まとめ
ここまで読んでいただき少しは参考になったところがありましたでしょうか・・・
かなり私の偏った好みが中心で不愉快に感じられたかもしれません。もしそうなら心からお詫びします。
さて睡眠の質を向上させるために、寝具のもつ重要性は計り知れません。
冒頭申し上げましたように、寝具いかんで睡眠の質の向上に大きく影響を及ぼす寝具です。
どうぞ、あなたご自身の睡眠に対する考え方を主体に検討なされ、あとで後悔のないように少し時間をかけて試寝
試寝で、もしこれはと思う寝具と出会えれば、多少無理をしても手に入れることが睡眠の質向上には最適かと思います。
最後まで読んでいただき心から感謝しております。ありがとうございました。