初心者にも簡単な熱帯魚の飼育【必要なものとおすすめ種類5選】

熱帯魚の飼育が初心者の方にとって、一番に不安に感じていらっしゃることは、どんな種類の魚を飼育すれば良いのか?

それよりも何よりも魚の飼育が初めてで何から始めていいのか不安に感じていると思います。

この記事ではそんな初心者の方に以下のようなポイントを解説して熱帯魚とはそんなに難しいものではないと感じてもらえたら幸いです。

・基本的な飼育方法

・熱帯魚飼育に必要なもの

・初心者にも易しい熱帯魚の種類

初心者の目線に立って抑えておきたいポイントについて詳しく解説していきます。

もしあなたが犬や猫などを飼った経験があるのであれば熱帯魚の飼育については全く問題はありません。

最大のポイントは飼育する魚の目線に立って可愛がる気持ちさえあればきっと上手くいきます。

さあ、早速必要最小限必要なモノを揃えて熱帯魚を飼ってみましょう。

いしはら
こんにちは!

けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。

私の現役時代は魚類の試験研究現場で長年勤め、魚の生き死について色々なケースを見てまいりました。読者の皆様に参考になる情報を提供できると思います。


1 初心者にも簡単な熱帯魚の飼育

初心者が熱帯魚に限らず魚の飼育を始めようとするとまず最初に必要なことは以下の3つです。

3つの重要なポイント
・飼育水

・餌

・観察

この3つを押さえておけば大丈夫です。今から具体的に解説をしていきたいと思います。

飼育水

熱帯魚を飼育する水は勿論淡水です。では水道の水はというと当然ながらNGですよね。

その理由は水道水は綺麗すぎて生き物が住めないほど殺菌が行き届すぎて熱帯魚などが生きていけません。水道水に含まれている殺菌剤である塩素を抜いてやらなければなりません。

市販のカルキ抜きを使用するとか1昼夜放置して塩素を完全に飛ばしてやる必要があります。

そして初めて熱帯魚が住める飼育水となります。

・魚が好む飼育水

この塩素の含まない綺麗な水というのも綺麗すぎて熱帯魚には住み心地のよくない水であることを知っておきましょう。

熱帯魚ショップでみる水槽内で元気に泳いでいる魚たちは本当に元気に幸せそうに泳いでいると思いますがあの飼育水こそが熱帯魚にとって望ましい飼育水です。

塩素が抜けた状態の水とどう違いかというと、生物の住んでいる数がまるで違います。

ショップの水の中には植物プランクトンやバクテリアなど目に見えないような生き物が協調して生きている環境があります。

ポイント
熱帯魚ショップで購入した熱帯魚はそのビニール袋などの容器の水ごと入れてやりましょう。そしてその水の中に住む微生物ごと水槽内で飼ってやるという気持ちを持ちましょう。

・水温

飼育水でもう一つ重要なポイントは水温です。

人間は空気の中で住んでおり、気温という環境に敏感です。それに氷点下でも30℃を超す灼熱の環境でも生きていくことができます。でも急激な気温の激変には対応できません。

熱帯魚も全く同様に水温に敏感です。

1日の中で水温の変化が大きいと熱帯魚も大きなストレスを受けることとなります。

例えば熱帯魚ショップで購入した熱帯魚の入ったビニール袋があるとします。自宅に戻り、準備しておいた水槽にすぐに入れて自由にしてやりたいと思うのは人情です。でも魚にとってそれは大きなストレスでありダメージなることがあります。

ポイント
そのビニールは袋のまま水槽のなかで浮かせて水槽の水温に慣らしてやる配慮を忘れないようにしましょう。

1時間から2時間水槽の水と同じ水温になってから熱帯魚を水槽内に放してやりましょう。

基本的には熱帯魚ショップで売っている配合飼料をやりましょう。時間を定めて食べ切る分だけ与えるようにしましょう。

浮く餌を適宜やって放置する餌のやり方はあまり感心しません。沈む餌を魚が餌を食べる行動を伴いながら元気に泳いでいるのを確認しながら餌を与える方法が最適です。

そしてお腹いっぱいになると魚は餌に反応を示さなくなります。これで給餌は終了というわけです。

餌の食べ方、食べる量を毎日観察することでその日の魚の体調を判断することができるようになります。この域に達せばもう上級者です。

ポイント
餌のことですが、熱帯魚を買ったショップのスタッフに聞いてショップで与えていた餌を種類を聞いて同じ餌を与えるのが一番失敗のないやり方ですので覚えておいてください。

観察

餌のところでも少し触れましたが餌の食べ方、食べる餌の量、行動の様子など記録に残しておきたいポイントは色々とあります。

・水温、天気、魚の数などは毎日見て記録します。

そして餌を与える度に観察記録を残しておくのが最高です。なかなか記録するのは難しかもしれませんが、飼い主が感じたことを言葉にして記録するクセをつけると良いと思います。

例えば、熱帯魚が群れを作らなくなった、1匹だけがのけ者になっている。そしてそののけ者の魚の成長が劣っている。

ポイント
こんな風にその日、熱帯魚を観察して感じたことを何でもいいから記録しておきましょう。

その記録が後に起こるであろう様々な現象の原因分析に大いに役に立つはずです。きっと詩人になるかもしれません。

2 最初に揃える必要な飼育用具

初心者であれ熟練者であれ、熱帯魚を飼うにあたって用意するものといえばまず水槽が挙げられますがここで少し列挙しておこうと思います。

熱帯魚飼育に必要なモノ
・ガラス水槽

・濾過器

・掃除用具

・底砂

・必要に応じて蛍光灯、ヒーター

一つづつ見ていきましょう。

ガラス水槽

熱帯魚の飼育を初めてする時に絶対必要なのがガラス水槽です。そしてこの水槽のサイズは30cmサイズ、45cm、60cm、90cmと基本的にこの4タイプのサイズが用意されていますが、飼う魚によって選ぶ必要があります。

ここで水槽のサイズは、自宅で水槽をおく場所を考えて可能な限り大きなサイズの水槽を選ぶことをおすすめします。

小型の熱帯魚を飼うのだから、一番小さいのと考えるのも良いかもしれませんが、魚にとってリスクの少ないのは出来るだけ大きな水槽です。

その理由は飼育水の大きな環境変化を防ぐことができます。

底掃除、換水などいろいろな作業に対して魚に対する刺激が少なくて済むからです。

でも大きなサイズは重量も嵩張りも大きいですから自宅の場所も考慮しなければなりません。

ポイント
従って可能な限り大きなサイズというのがおすすめです。

濾過器

飼育水をいつも綺麗にするために濾過器は必須な道具です。基本的には以下の3つの濾過方法があります。

濾過の方法
・物理的に濾過する(フィルター)

・化学的に濾過する(活性炭などにより吸着させたり分解などによって濾過)

・生物的に濾過する(フィルターの中に定住するバクテリアなどにより分解する方法)

これらの方法があることを頭の片隅においておきましょう。

次にタイプ別に分類してみましょう。

フィルターのタイプ
・外部フィルター(外付けのタイプでメンテナンス耐久性にも優れているが掃除の手間が難)

・上部フィルター(ガラス水槽にセットになって販売されているごく一般的なタイプ)

・底面フィルター(簀子のようなフィルターを水槽の底にセットするモノ)

これらのタイプがありますが、水槽とセットになっている上部フィルターが一番手頃でおすすめです。

掃除用具

熱帯魚を飼育するにあたって特段掃除用具というような物はありませんが、餌の食べ残しやフンなどの汚物は飼育水の状況を悪くするので定期的に底掃除をする必要があります。

そのための道具と言えば良いでしょう。

必要な物はバケツ、ホース、エアーホース、タモ網などです。

ポイント
底掃除はサイホンの原理を使って排水する時に水と一緒に汚物を吸い取って除去する物です。

ホースのように径が大きいと大量に給水してしまいます。逆にエアーホースのようなものでは吸引力も低いです。手頃なエアーホースを掃除用に使うのが良いと思います。

底砂

底砂は元来、絶対必要というわけではありません。それに掃除には邪魔でしかありません。

でも殺風景な水槽を改善するために水草を植えたり、石ころや礫をおいてアクアリウムを演出するには底砂は欠かせません。魚の飼育に影響を及ぼさない限りにおいてセットするのが良いでしょう。

その他

蛍光灯やヒーターなどがありますが水槽にセットされている場合もありますからショップのスタッフと相談して決めると良いでしょう。

でも自宅のリビングで飼育するのであれば部屋の空調に合わせて考えるて必要なら考えてみるのも良いと思います。

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3 初心者におすすめする簡単な熱帯魚の種類

熱帯魚の飼育はそんなに難しいものではありません。前章で述べたような基本的なことさえ押さえておけば大丈夫です。要はやるかやらないかです。

失敗を恐れずにトライしてみましょう。

ここでは飼育が簡単で初心者向けの熱帯魚入門の種類を5種類をおすすめしたいと思います。

初心者向け熱帯魚5選
・ネオンテトラ

・グッピー

・コリドラスパンダ

・ミックスプラティー

・メダカ

この5種類です。

この5種類については以下の記事を参考にして欲しいと思います。

淡水魚を飼ってみよう(おすすめ熱帯魚)【基本的な飼育方法】

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4まとめ

以上初心者でも押さえておかなければならないポイントを中心に解説してきましが、熱帯魚の飼育ってそんなに難しくはないと感じられたら嬉しいです。

そうなんです。何と言っても熱帯魚に限らず魚の種類に関係なく、飼育には大量の水が必要です。動物ですと空気ですから手間はありませんが、水の手間が厄介というのが魚の飼育についての一番大きなネックなのです。

まとめ

今一度押さえておきますと次の3つのポイントを押さえておけばさほど難しいものではありません。

・熱帯魚飼育に必要な水槽は出来るだけ大きいものを

・基本的な飼育方法の基本は観察

・初心者にも易しい熱帯魚を選ぶ

いかがでしたでしょうか、あなたも是非熱帯魚飼育をスタートしてみましょう。

綺麗な水槽で泳ぐカラフルな熱帯魚を見るたびに癒されるに違いありません。どうぞ潤いある暮らしを実現して欲しいと思います。

最後までお付き合いをいただき心から感謝しています。

 

なお以下の記事も興味深い内容となっていますのでご一読いただければ幸いです。

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