いつまでも若さを保ち、いきいきと過ごす毎日!これは誰もが願う理想であり、人生の目標!
でも人は加齢とともに老いが訪れ、顔にも表情にも姿勢にもその老いはしっかりと影を落とし、人は若さを保つことに挫折するものです。
ところが水泳をしている著名人をみるとなぜか一向に老いを感じることなく、いつまでも若々しい姿がとても印象的です。水泳には若さを維持するための秘密があるのでしょうか・・・
考えれば私自身、加齢とともに、泳力に限らず体力の衰退は身をもって感じております。でも水泳をしている限りなぜか精神的にも肉体的にも若々しくいられる気がするのです。
どうぞ貴方もぜひ水泳を経験され、水泳の持つ特徴を体感なさって、いつまでも若々しくいて欲しいと思います。
僕の好きなタレントや有名人
不思議に皆、水泳愛好家とても美形でイキイキと艶やか
これきっと水泳効果に違いありません例えば、
僕は30分お風呂に浸かっていても
指がふやけません!
きめ細かいのか脂性なのか…⁉️水泳には健康、メンタル面で
高い効果が期待中でも一番は美肌効果🏊♀️
😀— 石原孝@水泳歴60年爺 (@hayaokitori) September 16, 2019
目次
1. いつまでも若さを保つ水泳の秘密
いつまでも若々しくいるためにはどんな条件が考えられるでしょう・・・
・身だしなみが良く、洋服にも装飾品にもセンスが高い
・語る言葉の端々に青春を謳歌
・怪我や病気に打たれ強い
・家族や友人を大切にするetc
あげればキリがありませんが、端的に言えば、心も身体も若く、愛情豊かだと言えなくもありません。
自分自身自己採点をするといかがでしょうか?
1-1. 若さを保つ水泳の秘密
水泳に限らずいろんなスポーツがありそれなりに楽しく、シニアになっても運動不足解消はもとより、記録や生涯現役などそれぞれの目標に向かって頑張るシニアの姿はとても微笑ましく感じます。
ただ、水泳には若さを保つ特別な要素があり、そればまさしく若さを保つ秘訣であり水泳の魅力なのです。
水泳とは競技会を目標とする私のようなアスリートもいれば、日々生活習慣の中に水泳をとりいれている水泳愛好家もいます。また泳げなくてもジムのプールでウオーキングやアクアレッスンで楽しく過ごしていらっしゃる方もいらっしゃいます。
水泳は個人のレベルに関係なく楽しめるスポーツであり、レクレーションなのです。
そして沢山の同僚メンバーとの和み語らう場としてのプール水の中はある意味裸の付き合いなのです。女性であればプールの中ではノーメイクの水着姿です。どことなく普通の親近感とは少し次元の違うムードが漂います。
プールの中で始めてであった見ず知らずの人、年齢や性別にかかわらず声をかけたくなります。このような雰囲気になれる水泳こそワクワク感のある数少ない嗜みではないでしょうか。
それを私は水着効果とプール効果と勝手に呼ばせてもらっています。
これまさに若々しくいられる絶対条件ではないでしょうか。私はそう思っています。
1-2. 有名人の水泳愛好家には美形が多い
トップアスリートが美形であるのはもう当然至極ですが、俳優、芸人、タレント、そしてその他有名人含めて水泳を日常に取り入れている水泳愛好家のなんと多いこと!驚くばかりです。
60歳から水泳を始めて今では1日に1000mも2000mも泳ぐなど、すごい人もいます。
仕事で地方に出かけるときには決まってプール施設のあるホテルで泊まり、必ず泳ぐ熱烈な愛好家ばかりです。
私自身、長い人生の中で、一時期不健康な時期を経験しています。その原因はストレスからくる生活の乱れ、日常生活に支障を来たすことで元気と若さを失いました。その経験から、水泳をすることによる特別な要因を肌で感じています。
これから詳しく述べていきたいと思います。
2. 非日常な運動環境

いつも若さを保つ上で、水泳の持つ特殊性に触れておきたいと思います。
それはまず水泳をする環境が非日常環境にあることです。したがって水泳をする上で感じる刺激が極めて日常では稀でとても刺激的なのです。
例えば、ヒヤッと感じる水温刺激、それから思うように前に進まない水の抵抗刺激、さらに身体が浮く浮力による刺激と陸上にはない刺激の中で泳いでいます。
これを身体はどう感じるのでしょうか?
冷たい水温には身体の体温を上げ、抵抗には筋肉が活動レベルを上げ、浮力には戸惑うことでしょう。
この非日常刺激は身体の代謝を上げ血液やリンパの流れを良くし、さらに関節には不思議な力関係が生じます。これを言い方を変えれば膝や腰への負担が少なく身体の若返り運動ではないかと考えています。
そこでもう少し深堀してみましょう。
2-1. ヒヤッと感じる水温
一般的なプールでは29度から30度くらいの温度設定となっています。特に水泳練習用に使用されるプールではさらに水温は低く28度前後だと思います。
30度の水温はウオーキングをする人にとっては寒いと感じる水温です。でも15分も30分も泳ぎ続ける人には高すぎると感じる水温です。
2-2. 水の抵抗
水泳をする人にとって一番厄介な問題は水抵抗です。陸上での空気抵抗は追い風、向かい風が競技に影響します。でも水中における抵抗は空気の比ではありません。速く泳げばその抵抗は失速するような力です。
高い運動強度で代謝を高め、マッサージ効果は皮膚を活性化させ、肌に対する若返り効果は見逃せません。
2-3. 浮力
これは身体に優しい効果的な運動と言えます。身体にハンディキャップを抱える人たちやシニア世代にはまさにありがたい水泳など水中運動なのです。
いつまでも若くいられるために欠かせない運動を考えた時、水の中は大きなメリットとなるでしょう。
2-4. その他水泳独自の刺激
私が今までの水泳人生で経験した水泳独自の刺激や身体の変化は色々あります。

私は脂性かと言えばもう年齢を考えてもどちらかと言えば乾燥肌!水泳により肌のキメの細かさが特徴なのではないでしょうか!これは私だけのことではなく、長年水泳をしている人はほとんど指がふやけません。
でも私も事情があって水泳離脱をしたあとは決まって指がふやけます。
他にもあります。耳に水が入りにくくトントンと頭を傾けるだけで耳に入った水は容易に流れ落ちます。耳の道にある産毛がしっかりと水を蓄えてくれているのだと思います。それに耳の穴も普通の人より狭く、手の指の間にはかすかに水かきができています。
若い頃にはこの水かきはもっと広かったのを覚えています。
こうした身体の変化は、きっと水泳の効果だと考えています。肌をみずみずしく保ち、産毛に至るまで潤いが行き届いているのではないでしょうか。
水泳を続けていることで進化の歴史で刻んできた身体の特徴が蘇っているのではないだろうかと不思議な感覚を持っています。
3. 不自由な呼吸

水泳の特徴で重要なのは呼吸が自由にできないことです。そしてこの制限された呼吸は人の身体に大きな影響を与えます。
3-1. 呼吸筋を鍛え免疫力が向上
喘息で悩む子供が水泳を始めて治ったという話しはよく耳にするもので、子供が水泳の習い事を始める理由の一つでもあります。
そしてシニアスイマーも30分以上も止まらずにゆっくりと泳いているのをよく見かけますが、子供であれシニアであれ、水泳は呼吸筋を鍛えます。そして身体の循環器系を強化することが知られています。
3-2. 脳(海馬)が活性化しイキイキと
水泳が上手になってくると、長い距離をそして長時間の水泳が可能になります。一定のリズムで優雅にゆったりと泳ぐことができます。それはまさに一定のリズムによる呼吸を繰り返すことを意味します。
呼吸が乱れると途端に失速するのですが、この呼吸リズムを刻むことが長い距離を泳ぐに最も大切なことなのですが、これはある意味瞑想状態に身を置くことになります。
水泳がこの域に達するにはかなりの時間が必要ですが、誰にでもできることです。高齢になって水泳を始めたシニアメンバーでも少しずつ距離を伸ばして練習を繰り返していけばいつしか1時間でも継続して泳いでいられる様になれます。
そしてそんなシニアスイマーは本当に若々しくて肌がみずみずしくはち切れそうな輝きをしていらっしゃいます。
3-3. 水泳でアンチエイジング

巷でよく耳にするアンチエイジングという言葉があります。この言葉は年齢を否定するネガティブな言葉だと私は思います。私もすっかり高齢者となりまさにアンチエイジング対応の世代となりました。

その意味で水泳は素晴らしいスマートエイジングスポーツだと言えるでしょう。
その意味で水泳を楽しく続けていくためのコツというか注意事項を整理しておきたいと思います。
3-3-1. 苦しくなるまで泳がない
苦しい水泳は有酸素運動とは言い難く、ある意味無酸素運動状態となっています。それでは水泳効果が逆効果となり老いを早め若々しくいられなくなってしまいます。若い人には少々無理が効くかもわかりませんが、競技を目標にする場合であっても練習のメリハリは重要です。
3-3-2. 水中ウオーキングを適宜加える
上記と絡みますが水中ウオーキングと併用することをお勧めします。
水泳をイメージしてウオーキングをします。クロールならクロールのリズムとストロークのタイミングで歩きましょう。できればクロールの一番やり易い呼吸リズムで歩きましょう。
そして平泳ぎも背泳ぎでも同じ様に水泳をイメージして歩いてください。
スイムレーンで辛くなるまで泳いで壁まで歩きます。そしてウオークレーに移動してしばらくウオーキング、そしてまたスイムレーンに移り水泳!これを繰り返して最低30分は頑張りましょう。
こんなエクササイズを繰り返していれば泳げる距離は着実に伸びていきます。プール10往復を目標に頑張ります。そして達成できれば後はもうエンドレススイミングが可能となるでしょう。
3-3-3. ウオーミングアップ、クールダウンの必要性
それは非日常環境で運動するのですから、身体にそれなりの準備時間が必要です。このアップ・ダウンにウオーキングを行うのも素晴らしいことです。
そして泳ぎ出しも最初のうちはまるで止まっているかの様に優しい動きでストロークを刻んでいきましょう。ゆっくり泳ぐ方が辛いかもしれません。そのうちご自分に一番ふさわしいリズムで泳いでいることに気づかれることでしょう。
3-3-4. アフターケア
水泳後にはジャグジー、お風呂、サウナとプールにある施設を有効に活用して疲れた身体を癒してあげましょう。ジャグジーでの気泡を使ったセルフマッサージはそれだけでも癒されます。
そしてプールで1時間もエクササイズを行うと発汗量は相当なものとなります。水泳後の水分補給はしっかり摂りましょう。水泳中も適宜こまめな水分補給ができれば最高ですが、各人が気をつけて水分不足をきたさない様に注意を払ってください。
私はこの歳になるまで肩や腰の故障になんどもあっています。整形外科、鍼灸師、マッサージ師の掛かりつけがあります。どなたも私と同年代の人で友達づきあいをしています。

4. まとめ
以上、いつまでも若さを保つ最良の方法として水泳をあげてその特徴そして水泳の魅力などについて私自身の実体験も交えてお話しをさせていただきました。
実は私もサユリストでして吉永小百合さんはいつまでも尊敬できる女優さんです。彼女は毎日1000mも2000mを泳いでいらっしゃいます。高齢であるはずなのにいつまでも若々しくいらっしゃいます。
何を隠そうその秘密はご自身も仰っていますが、水泳だそうです。そして私のような水泳経験者にとっては水泳は人生そのものです。何か嫌なことがあれば水泳で全て水に流し、嬉しいことがあれば水の中で喜びを噛み締めて泳いでいます。
そんな気持ちにされられるのが水泳であり、水の中だと思います。それはこの世に生を受ける前に母のお腹の中で居た環境にあるのだと信じて疑いません。
楽しい水泳、水泳は楽しくなければ意味がない!と私は思います。その意味で楽しく水泳を続け生活習慣の一部となればそれこそがいつまでも若々しくみずみずしく入られる最良の方法であると申し上げてこの記事は以上とさせていただきます。
最後までお付き合いをいただき心から感謝しています。ありがとうございました。
なお関連記事に以下のような興味深い記事がありますので、ご一読いただければ幸いです。
けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。