【水泳中の汗】その実例と発汗量の検証!水泳歴60年の経験から

水泳中の汗については、私は相当量の発汗があると体験しています。したがって私自身、ダイエットモードに入れば水泳は欠かしません。

一般的に「水泳は身体を冷やす!」というのが一般的な見方だと思います。従って、発汗は感じれないかもしれませんが水泳は相当の運動量があり、5分も泳げば顔が上気して赤くなるのを考えれば、水泳によって体温上昇がおこり、汗が出ていることは明らかです。

ただ水の中というの環境が影響して汗の自覚が少なく、量的な汗を実感することができないのだと思います。それに水泳は口の中に常に水が出入りするために口の渇きが少ないため水泳中に水分補給をすることはほとんどありません。

この記事では水泳中の発汗実例と発汗量の検証について詳しく解説していきます。

いしはら
こんにちは!

けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。


1 水泳中における発汗実例

学生時代、私は水泳部で頑張っていました。あの当時の記憶は今も鮮明に覚えています。中でも水泳練習中の汗は間違いなく相当の量、体温調整のために排出されていると私自身が感じていました。

筆者の実例

その当時プールといえば屋外で夏の炎天下には水温が30℃を超えます。今の屋内プールと同じ程度の水温環境かも知れません。

汗をかくという実感は頭から汗が流れる、背筋を汗が流れるというものですが、陸上で運動をしたり、サウナに入る、また半身浴で10分も経過すれば玉のような汗が大量の量吹き出し、身体を汗が流れます。

いしはら
汗をかくという状態がプールの中で起こるかは学生時代の水泳練習を思い出せば、間違いなく汗が顔や身体を流れ、発汗が顕著に現れているのは明らかです。そしてその汗の感触は陸上とは異なり粘性のある油のような汗を感じていました。

マネジャーに命じて水道水をプールにホースで引き込み、冷たく感じる水をメンバー全員で回しながら頭からかけて体温を冷やした記憶が鮮明に思い出せます。

最近の例では日々の水泳では汗の流れを実感するほどの練習はしていませんが、500mも水泳を継続すれば顔は上気して赤くなっています。そしてプールから上がれば顔には脂が浮いたような肌触りがあり、これはまさしく汗が出ているのだと思います。

少し時間がたてば、あっという間に全身から大量の汗が流れ、なかなか汗が引きません。

水中での汗

私の経験からは、水中では汗による体温調節は陸上とは少し異なっているのだと思います。

陸上運動による体内での温度上昇は汗によって発生する気化熱が体表の熱の奪い温度調整が行われますが、水中では汗による温度調整というより低い水温による温度調整が顕著なのだと思います。

でも水温がある一定レベルを超えて上昇すると汗をかくという作用が働き始めます。でも水と空気とは比重、比熱、粘性も異なり身体の温度調整のための汗は陸上とは違って発汗による気化熱が上手く作用せず体内に熱がこもりやすいのではないでしょうか。

寒い冬の露天風呂

それから寒い冬に露天風呂に入る経験が何度かありますが、身体から立ち上る湯気が印象的です。そしてしばらくすると大変な量の汗が流れてきます。気温が低く体温とは30℃以上の温度差がある場合もあります。

そんな厳冬の露天風呂では汗と身体から発する水蒸気は体内から相当量の水分を体温調整のために排出させているに違いありません。この極端な体温と水温と気温の温度差が人の汗に大きく影響しているのでしょう。

水泳中の体温調整

では屋内プールでの水泳の場合を考えてみると、体温を37℃、水温30度、室温30℃と仮定して、水泳により体温は上昇します。この発熱を外に放出しなければなりません。

でも体温より低い温度の水の働きにより多くの量の汗をかかなくてもプールの水で体温を下げられます。

ポイント
水泳の運動強度が高くなると、水温30℃と室温30℃は陸上における真夏の環境です。人体は体温調整のために汗をかいてくるのでしょう。でもその汗は十分な体温調整効果が発揮できずに熱がこもるという一種の熱中症のような状態となってしまいます。

そしてプールから上がると体温調整のために汗の吹き出しが顕著になって来ます。

2 汗の量を検証

陸上運動の場合には汗が顕著に現れ、目に見える汗として確認ができますが、水泳中には汗を確認することはできません。

でも汗の量は(水泳前の体重-水泳後の体重-排尿量+水分摂取量)で計算できます。

もし排尿と水分摂取がなかった場合、水泳前後の体重差が汗の量と考えられます。

ポイント
水泳前後の体重変化は私の場合ですと、常に体重を見ているので趨勢はよく理解していますが、1時間の水泳(一部水中ウオーク含む)も1時間の陸上ウオーク、そして1時間のスーパー銭湯いずれも約1kg程度の体重減少を私自身、確認しています。

運動量に大きな違いこそあってもほぼいつも同じような感じです。したがって1時間の運動量では水泳であれ陸上であれ体重変化は約1kgの水分の量が汗となって排出されたと考えられます。

水泳によって脂肪の燃焼があるとの指摘があるかもしれませんが、前後の体重差に脂肪燃焼が作用しているとはまず考えられません。ほぼほとんどが汗による排出でしょう。

その汗の状態は液体である汗であるか気体である水蒸気かは計り知れませんがいずれにしてもによる水分低下が体内で起きているのはまず間違いのないところでしょう。

3 水分補給の重要性

前章で述べたことから水泳中には汗を相当の量が排出されていることがわかります。その排出される汗の量は陸上運動や入浴に匹敵するのです。加えて水泳は水の中で行う運動ですから呼吸が自由ではありません。人体の呼吸器系に大きな影響を与えて水泳を行っています。

喉の渇き

それに顔が常時水中にあることから口の中には常に水がある状態もしくはすぐに口の中に水が入る環境にあります。従って口の渇きという感触が全くありません。

私自身を考えてみても水泳中というより、プールに入水中には水分補給をしたことがありません。

これも私の実感なのですが、プールから上がって帰宅時にもほとんど喉の渇きは感じていません。とても不思議な現象なのです。

前章で述べたように水泳においても相当量の水分が汗や蒸発によって現象しており水分補給すべき必要があると思うのですが、自分の身体はあまり水を要求しないのです。

しかしながら、当程度の時間を入浴や陸上運動に割いたとすると喉の渇きは相当なもので補給する水の量はがぶ飲みしたいほどの喉の渇きです。

水分補給のタイミング

この水泳時における水摂取はどのように考えたらいいのでしょう。

水泳は運動強度が陸上に比較して高いと言われています。バタフライはマラソンと変わらないほどの強度があります。したがって水分補給は欠かせません。でも水中ということで喉の渇きを感じないほど特殊なのかもしれません。

それはある意味、脱水症状のリスクを考えねばなりません。それに加えて施設や億劫などの感情からこまめな水分補給がやりにくい状況にあると言わざるを得ません。したがって水泳を始める前には十分な量の水を摂取する必要があるように思います。

事前に過剰に水を飲み過ぎるリスクは少ないと思いますが、水泳の特色を考えれば事前の水摂取は重要だと考えます。

逆に言えば水泳は過剰な水分量を摂取防止できる運動であるとも言えます。陸上運動では過剰な水分量の摂取によってミネラル濃度の低下が指摘されることがよくありますが水泳においてはミネラル濃度の低下などというリスクが少ないのかもしれません。

水泳は汗をかかない、もしくはあまり汗をかかないとの誤解から脱水症状のリスクがともなうことは十分留意する必要がありそうです。

4 まとめ

水泳における汗とその量の関係について筆者の経験を中心に述べてきました。

水の中で行う水泳ではあまり汗を感じることなく陸上運動以上のエネルギーを消費していますがそれ相当の量、汗を排出している状況を述べてきました。

そして私たち中高年がこれから老齢期に突入してくると加齢とともに発汗作用も低下しているのは明らかです。でも身体の代謝を改善しいつまでも健康であり続けるためには適正な体温調節はとても大切な機能です。これを失わないためにも汗を一定量を流すという機能は低下させたくないところです。

この記事では水泳の汗にまつわる特殊性について述べてきましたが、水泳は日常生活において環境が大きく異なった運動ということでとても刺激的な運動であり、健康的な日常にはとても効果的な運動であるとも言えそうです。

ほとんどの人が快適と癒しを感じるお風呂や温泉、ともに水環境です。その水環境と水泳との関係を上手に活かして健康を維持していきたいものです。

よく、ニュースで目にする独居老人の熱中症による事故!これらは反感作用の衰えによっておこった事故なのでしょう。幾つになっても汗を流す暮らしが身体を健康に維持する秘訣なのかもしれません。

水泳は浮力という人には優しい物理的要因が働き、さらに水の抵抗という力が働きこれまた優しい負荷がかかる運動です。中高年以降の世代にはふさわしい運動です。

おわりに

一日の生活習慣に水泳があれば程よい刺激と身体的癒し効果の高いレクレーションです。水泳をメニューに加えていただくことで一日を通して快適な量の汗を流していただきたいと思います。

しっかり陸上運動で十分な量の汗を流した後の水泳もよし、水泳の後、陸上で徹底的に汗を流すのもまたよろしいと思います。そして水泳中も相当量の汗が出ていることを頭の片隅に置いていただきければ幸いです。

以上この記事はここまでとさせていただきます。最後までお読み下さってありがとうございます。

心から感謝しています。ありがとうございます。

 

なお、水泳関連で次の記事も興味深い内容となっていますのでお時間があればご一読いただければ幸いです。

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初稿:2019年2月26日