そのため必要な身体を保護するための水泳用ラッシュガード!
そして本当に効果があるのか、水泳という運動をする上に問題がないのか、見ていきたいと思います。
私は水泳をするときは水着だけでラッシュガードなどは身につけたことはありませんが、今後加齢が進み体力の衰えとともに考えねばならないのかも・・・
と考えてみたりもしています。
目次
1.【水泳用ラッシュガードの着用理由】そもそも論
ラッシュガード(Rash Guard)とは英語でラッシュとはラッシュアワーなどといいますが、「せっかちな、軽率な」などの意味であり、サーフィン用語では「擦り傷」などといった意味があるようです。
1-1. そもそもラッシュガードとは?
したがって水泳など水の中での活動に対して自らの身を保護するための衣類であったり防護アイテムであったりするのでしょう。
サーフスポーツでの捉えからではサーフボードやウェットスーツなどによる身体の擦れ防止のための薄手のシャツを指すようですが、近年ラッシュガードといえばウエットスーツの機能さえ持っている身体を保護する衣類全般を言うようです。
衣類についてはファッション性にも考慮して一般的な衣類のトップスと変わらない用になっており、専門店でラッシュガードと言う商品を購入するまでもなく、一般的トップスで十分代用が可能なのかもしれません。
でも本来のラッシュガードの機能である身体を保護するものでなければなりません。
1-2. ラッシュガードの種類
水泳用ラッシュガードの商品をAmzonショップで検索すれば次のような素敵な商品が販売されています。
1-2-1. トップス
トップスにはゆったりしたもの、フィットタイプ、ジッパータイプなどさまざまなラッシュガードがあるようです。
(画像引用はAmzonショップ商品から引用)



1-2-2. ボトムス
またボトムスにしてもレギンスタイプからゆったりしたタイプのものなど豊富です。

1-2-3. オールインワンセット
インナーもセットになったフルタイプもありとても素敵です。

カラフルでリゾートではファッション性にも優れたタイプのラッシュガードがあるようです。

水着でも足首までのレギンスタイプやトップスからボトムスまで一体になったオールインワンのタイプもあるようで、こんなタイプの水着はある意味ラッシュガード機能をもった水着と言えなくもありません。
また子供用ラッシュガードも販売されており、子供用のサイズが取り揃えられ、可愛くて機動性の高いものがたくさんあるようです。
1-3. ラッシュガードが必要な理由
ではラッシュガードが必要な理由について見ていきましょう。
私が子供時代の遠い昔にはこのようなものはなく、海であろうと、川であろうと水着だけで泳ぎまわっていたものです。
1-3-1. 怪我対策
水泳を楽しむ場合特に問題となるのは海や川です。泳ぐ場所によっては身体を傷つけるリスクがとても高いです。
海で考えればまずはクラゲなど有害生物から身を守る必要があります。私が学生時代まではクラゲはお盆をすぎなければ出現しなかったですが、今の温暖化の異常気象下ではゴールデンウイークには早、見受けられます。
また至る所にコンクリートブロックが点在しており、不用意に近づくとすり傷は絶えません。
1-3-2. 日焼け対策
近年、水泳を楽しむ現場での直射日光はとても過酷な状況となっており、屋外プールや海や川でのレジャー環境は昔とは一変!
私が子供の頃はクロンボ大会があって外で遊んだりプールで遊びまわって日焼けの程度を競ったものですが、今そんなことをやれは自殺行為です。それだけ近年の直射日光は厳しいものがあり、有害です。
この直射日光から身を守るためにラッシュガードは絶対必要と考えます。
私自身、若い時のケア不足から顔、腕、背中のシミに後悔しています。特に女性は完璧を期すべきでしょう!
1-3-3. 冷え対策
真夏でも悪天候の場合の屋外での水泳はプールの中に加えてプールサイドでも雨に打たれて体温の低下があります。気温が高くても冷え対策は忘れることはできません。
薄手のTシャツ1枚を着るだけで体温低下はかなり防げます。
こうした意味からもラッシュガードの必要性は水の中、陸上ともに効果が期待でき、脱いだり着たりの手間が省けるのかもしれません。
1-3-4. 熱中症対策
熱中症対策には身体の熱気が抜けない場合、そしてさらに外部から熱の影響を受ける場合と十分な配慮が必要です。
最近のラッシュガードは性能も優れており、通気性があって汗の蒸発を促す効果もある優れものですが、発汗があるということはそれだけ気化熱の影響を受けて身体が冷えるというデメリットもあります。
熱中症対策には気候も十分配慮して予備の1枚を準備するなどといった配慮が必要でしょう。
2. 特に注意すべきポイント

先の章でラッシュガードの必要性やその理由について詳しく述べましたが、これは屋外プールや海やその他の水面で水泳を楽しむ場合の考え方です。
ここで述べたいのは屋内プールでのラッシュガードの着用について私見を述べたいと思います。
2-1. 水中ウオーキング等
屋内プールで水中ウオーキングを行う場合、水温30℃以下の場合にはラッシュガードの必要性を感じています。
でも31℃以上になればその必要性は特別な場合を除いてその必要性は無いと考えます。
特別な場合とは身体の弱い人、高齢者女性などは考えるべきでしょう。
屋内プールでは水温管理がなされており、プールの管理室や監視詰所などに水温表示がなされているのでその水温をチェックしましょう。

30℃水温でウオーキングを15分くらい連続して行うというのが一番良い環境ではないでしょうか。暑くも寒くもなく、15分もすれば少し顔がほんのり火照ってくるくらいの水温だと思います。
私はクラブプールの管理されている水温でラッシュガードの着用を考えれば良いのではと考えます。
この屋内プールでの着用理由は身体の冷え対策です。
2-2. 水泳・水泳+ウオーキング

ラッシュガードが必要と感じるようでは運動効果が得られないでしょう。
仮に水温が29℃だと仮定すると、入水時には震えるほどの寒く感じる水温です。でも水泳練習にはこれくらいの水温が適切です。
参考までに水泳競技のプール環境では27〜28℃で設定されていると思います。
入水時に寒く感じても水泳練習を15くらいも続けていると29℃では顔が火照り、発汗もかなりあって水分補給は欠かせません。
まだまだビギナーで続けて水泳ができなくても、インターバルでウオーキングを続けたとしてもかなりの運動ですから身体が冷えることはないでしょう。
25mを懸命に泳いでその休息のために壁で長時間留まっているのはかなり身体が冷えます。このような練習は避けて、その休憩インターバルにはウオーキングに切り替えて運動の続行を行いましょう。
もしやむなく壁に留まるのであればラッシュガードがあったほうが良いでしょう。
2-3. 水泳練習での必要性

それはラッシュガードが自体の浮力で水泳練習の妨げになると思うからです。もし浮力が必要であればビート板であったり、プルブイなどの浮き具を使い、ラッシュガードの浮力は水泳上達の妨げになるように思います。
もし着用するのであれば袖のないタンクトップタイプで身体のフィットするものであくまで薄手のものが良いでしょう。
例えば厚手のダイビングスーツのような生地のものは浮力が強いです。
しかし、プールの管理水温次第では水中ウオーキングなどでは、必要ですから水温には気を使いましょう!
3. まとめ
ラッシュガードは屋外のプールや海はその他水面でのレジャーやオープンウオーターなどには無くてはならない必需品です。
・身体を傷から守る
・紫外線対策
・冷え対策
・熱中症対策
しかしながら近年における水泳を楽しむ一般的な環境である屋内プールでは身体の冷えを考慮しなければならない一部のメンバー以外はあまりその必要性は感じられないと私は考えます。
所属するクラブプールが水泳選手養成主体のクラブであれば水温が30℃いかに設定されていることが想定されますので、水中ウオーキング目的でプールを活用される方にはラッシュガードもしくは冷え対策用の水着を選ばれるのが懸命だと思います。
以上、水泳とラッシュガードの必要性についてその理由や根拠について詳しく述べてきました。近年海水浴というのが昔ほど盛んではないような気がしています。
酷暑があまりにも厳しく、災害級の炎天下では水泳を楽しむどころではありませんよね!
もし海上活動やオープンウオーターを目指す場合にはラッシュガードもしくは身体をガードでいるタイプの水着を選んで事故や怪我のないように配慮して楽しんで欲しいと思います。
この記事は以上とさせていただきます。最後までお付き合いいただき心から感謝しています。
ありがとうございました。
なお、以下の関連記事も興味深い内容となっていますのでご一読いただけたら幸いです。
けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。