【水泳練習用ヌードル】効果的な使い方で積極的な活用を!(特徴と注意点)

水泳のスポーツクラブプールで最近よく見かけるプールヌードル!細長いウレタンで出来たような細長くて少し柔らかそうなヌードルはどのように使うのか疑問に感じている人も多いと思います。

ビート板やプルブイなどの浮き具同様にヌードルも浮き具の一種です。

この記事では、このヌードルを上手に使って水泳のドリル練習に活用できればとても効果的だと思います。プールヌードルがどういうものなのか、使い方や注意すべきことも含めて詳しく解説していきたいと思います。

私は子供達には浮き具というよりも遊具としての活用がふさわしと思いますが私がオススメする水泳において有効な使い方の一例をお話しいたします。

いしはら
こんにちは!

けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。

1.【水泳練習用ヌードル】効果的な使い方で積極的な活用を!

ヌードルの使い方

ヌードルの使い方

1-1. 水泳用ヌードルとは

例えば、アマゾンショップでプールヌードルとして販売されており、アマゾンショップの商品説明から抜粋しました。

浮力スティック、ウォーターフロートスポンジ棒「プール・ヌードル」

サイズ:1500mm×65×65、正味重量:105〜124g

素材:高品質の低密度ポリエチレン、(軟質、無毒、無臭)

どのように組み合わせても自分の想像力を生かして自分で作る事ができ、水中でのレクレーション、エンターテイメント、楽しい遊び道具として活用が広がります

注意:子供が水中で使用するにはバランスをつかむのが簡単ではないので大人がそばに伴っている事が必要

1-2. ヌードルの効果的な使い方

このヌードルは150cmくらいの長いスティック状の棒ですから伸ばしても曲げても、身体にも巻きつける事ができ、浮き具としてはかなりの浮力が得られます。

プールでのダンスで使ったり、複数のヌードルを使って全身を浮かせられますから、リラックスにもとても活躍しそうです。

まあ、使い方については子供達には叶わないと思います。

最近のジムプールにはごく一般的なアイテムになってきているように思います。

こうしたアイテムを使うと、単調な運動にも変化ができ、モチベーションの維持にはとても効果的でしょう。

いか使い方の一例を掲げました。

1-2-1. エクササイズで使う

この画像ではヌードルを使ってシニアメンバーが楽しそうに水中エクササイズをしているところです。カラフルなヌードルはとても面白いです。

そして身体の巻きつけて仰向けになればヌードル1本で十分に大人が何もせずに浮いて入られます。

1-2-2. 浮力の強さ

この画像ではヌードルを水の中に沈めています。ウレタン製のヌードルを水中に沈めると浮力が強くてヌードル全てを水没させるには相当の力が必要です。

そして柔らかいスティックですから湾曲して沈める力に対抗する浮力が効果的に起こります。これ即ち、1本のヌードルで人間一人支えられるでしょう。

例えばプールでヌードルに馬乗りになってプールの底から足を離すと間違いなく浮き続けるでしょう。

馬乗りになってバランスを楽しむには格好の遊具となるでしょう。

1-2-3. リラックスタイムに使う

ヌードル1本では大人には少し浮力が足らないと感じるかもしれません。そんな時は複数本使って浮いている状態を確保してリラックス状態を作り出す事ができます。

ジムプールにサブプールがあれば狭いところで浮いていられますからリラックスには最適でしょう。

1-2-4. 子供達とヌードル

子供達にとってヌードルを持たせるとトコトン遊んでいます。

男の子はヌードルを剣にして叩き合いをします。女の子はヌードルに馬乗りになって浮いています。

冒頭にも述べましたがこのヌードルは浮力があると言っても棒状態ではバランス的には不安定ですから必ず大人の監視下に置いておく事が大切です。

そしてヌードルを使って激しく水面を叩く子供が必ず何人かいますので注意が必要です。

とはいえ、子供達は遊びの天才ですからヌードルの遊びをいろいろ考えて遊んでいます。

子供の小さな身体にはヌードルを巻きつける事ができますから、はしゃぎながら遊んでいます。でも身体に巻きつけた状態では自分で解くのが難しい時は危険です。必ず大人が監視しておきましょう。

1-3. 積極的な活用

このヌードルは柔らかくて浮力の高いもので初心者の浮き具としてはとても効果的です。

よく皆さんがご存知のビート板と同様に考えていただければ良いと思います。

身体に巻き付けたり、馬乗りに跨いだりと大人でも遊び心をくすぐられる浮き具ですから単調なプールのエクササイズの中でとっても楽しく活用できるはずです。

僕がお薦めなのは腰に巻き付けてクロールなどを泳ぐととっても楽に泳げますから一度試してみてください。

2. 特徴と注意点

では次に水泳でのヌードルの使い方や特徴や注意点について解説していきましょう。

水泳での使い方には浮き具としての使い方が一般的です。この記事でお知らせする使い方以外にもいろんな使い方で楽しんで欲しいと思います。

ヌードルの特徴は言うまでもなく、高い浮力や柔らかい棒状であることから多様な使い方が可能であること、そしてカラフルであることから楽しくエクササイズができます。

2-1. 水泳練習での使い方の特徴

では水泳練習でのオーソドックスな使い方を見ていきましょう。

2-1-1. 背浮き

ヌードルを身体に背中から巻きつけて脇から両はしを出して固定すれば上の画像のように背浮きの状態を簡単に作る事ができます。

ビート板であればこの状態を作るには胸にビート板を抱くように固定しなければなりません。

このヌードルですと浮力を得られる場所が広がり、本来身体が持っている浮力と合わされば非常に泳ぐには好都合となります。ヌードルの位置をもう少し下げれば体幹部に浮力を受ける事ができます。

仰向けの状態でバタ足を行えば背泳ぎのキック練習にとても有効なドリルになります。

そしてこの状態のまま両手を頭の上までバンザイ状態になれば頭が沈まずに手を伸ばした状態でのグライドキック練習が可能です。

もちろんヌードルですから安定性に欠けるとは思いますが、水泳にはかえって良い影響を与えるでしょう。

ポイント

背泳ぎのキック練習にはヌードルはとても効果的

2-1-2. キック練習

今度はうつ伏せでヌードルを使ってみましょう。

ヌードルの両端を両手で持ち、U字にしてそのUの字に身体を預けましょう。腕全体にヌードルが浮き具として働きます。

そして湾曲したところに胸、大柄の男性でも顎が固定されます。

ポイント

・腕全体にそうようにヌードルの浮力を両腕で受けるように使う

・U字の湾曲した部分に顎や胸で固定

この状態でバタ足練習をやってみましょう。ビート板とはまた違った感触でバタ足ができると思います。

さらに身体の浮力が必要であればもう1本のヌードルを身体の巻きつけて結束すればしっかりと浮き上がります。

でも身体に巻きつけると浮力が強すぎてバタ足練習にはあまりオススメできませんが、このような活用法もできる点を頭の片隅に置いていていただければ良いと思います。

さらにこれはバタ足だけに限らず、平泳ぎキック、バタフライキックにも応用が聞きます。

いつもの水泳練習にちょっとした気分転換にヌードルを使いのは楽しくトレーニング効果が上がるでしょう。

このような使い方でビート板練習はそのほとんどが代用できますのでドリルバリエーションの一つに是非含めていて欲しいと思います。

バタ足については以下の記事が参考になります。

バタ足練習

【水泳の基礎!バタ足のやり方と練習方法】上手になる初心者向けのコツ

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2-1-3. スカーリング

この画像はヌードルを複数本使ってリラックスしています。

リラックスタイムにこのヌードルはとても重宝して癒されます。陸上で言うハンモックのような安らぎが感じられます。

身体全体が複数のヌードルで完全に浮き上がった状態を作る事ができます。

この状態で両手の手のひらを8の字に動かせて推進力やより高い浮力を得る練習を行いましょう。

スカーリング

・両手の手のひらを8の字に動かせて浮力、揚力、推進力を得るテクニックをスカーリングと言います。

・全ての水泳種目でストーク中に手が入水する時に水をキャッチする時にこのスカーリングを上手に使います。

・キャッチングポイントを探す間の無駄を省く高等なテクニックなのです。

・両手によるスカーリングだけで体全体を浮き上がらせるほどと浮力を生じさせる事が可能です。

私もスカーリングを徹底的に練習して手首の強化と8の字に動かせるテクニックを今もしています。

上手にスカーリングをすれば前後左右、方向転換も全ての動きが可能になるほどの高等テクニックです。

この練習には身体を他の浮き具で浮いているのが効果的で少しずつ浮き具の浮力を少なくしてスカーリング浮力の向上が実現できます。

2-2.  注意すべきポイント

ヌードルの形状を画像でみてもらって分かるように、細長い某ですのでレーンで泳ぐ場合、他のメンバーに迷惑の内容に使わなければなりません。

2-2-1. 他のメンバーに配慮

キックにしろ、スカーリングにしろ、浮き具として使い方が決まれば特に他の人に迷惑がかかることはありませんが、途中で使い方を変えたり、バランスを崩して立ち止まる場合、他のメンバーに配慮して止まりましょう。

それから身体のバランスを維持するのが非常に難しいと思います。またそれがヌードルの利点なのですが、この点を考慮してください。

もしプールで1レーンを独占できるように空いているような機会には是非ヌードルエクササイズを楽しみましょう。またサブプールがある施設の場合にはサブプールの形状が小さくても十分にリラックスタイムとして複数のヌードルを使って癒されてください。

2-2-2. 子供さんが使う場合

では子供さんがこのヌードルを使う場合の注意点をいくつか述べておきましょう。

・悪ふざけをしない

子供さんがヌードルを持つと、特に男子は本能的にヌードルを振り回して水面を叩きたがります。これはもうどうしようもないくらい我慢の歯止めが効きません。

そして複数の子供がヌードルを持つと子供たち同士で叩き合いをします。

そしていつしか感情的になってしまい、悲惨な状態になります。

浮き具以外の使い方をしないように注意してあげてください。
・浮力が強い

それから子供にとってヌードルの浮力はかなり強いもので、ヌードルに馬乗りになっても十分子供を水面上に浮いたままにできる浮力を持っています。

ところがバランスが悪いので転倒を余儀なくされます。転倒時にパニックにならにように大人が側でみていてあげましょう。

またプールサイドで子供の身体に巻きつけると子供は完全に浮きますが、態勢を整えるバランスが難しいので身体にヌードルを巻きつける使い方をする場合には静かに入水するように心がけてあげてください。

飛び込んだり、急に入水したりすると、おかしな態勢のまま正しい本来の態勢を維持できなくなります。それに水中で巻きついたヌードルをほどくのは難しいです。

子供さんにとってこのヌードルの使い方には注意と配慮が必要です。
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3. その他の浮き具

この記事では浮き具としてのヌードルについて詳しく述べてきましたが他に浮き具にはビート板、プルブイ、ヘルパーなどの浮き具がどこのプールにも常備してあると思います。

浮き具は水泳のドリル練習や気分転換にとても役に立つアイテムですからどんどん使いましょう。

いしはら
ビート板などは水泳選手レベルの人が使ったり、水泳レッスンで使うアイテムだと誤解されている向きがありますが、フリーで泳ぐメンバーさんにも使い放題のアイテムです。

どんどんいろんな使い方をして楽しみ、そしてトレーニングの幅を広げて水泳練習をして欲しいと思います。

まだまだ水泳練習の浅いメンバーにとってこの浮き具の活用によっての練習は素晴らしい水泳です。そして呼吸も随時でき、疲労度も低く設定できます。

長い時間のエクササイズには相応しく、有酸素運動の一つとしてお考えください。

なお、これら浮き具の使い方にについては以下の記事を参考にして欲しいです。

浮き具の使い方

水泳初心者向け浮き具の効果的な使い方【ビート板・プルブイ】

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4. まとめ

この記事では浮き具の中で馴染みのないプール・ヌードルの使い方について、ヌードルの形状や性質、そして水泳のための使い方の実例を紹介する趣旨でまとめてきましたが、参考になった点も多々あったかと思います。

プールに行けばアイテムを置いてある場所で見かけた方の多いと思います。そしてプールレッスンのアクアダンスなどで使っている風景をご覧になった方もあるかと思います。

でもこれを水泳練習に使うとなるとどうやって使うのかと興味を持たれたのではないでしょうか・・・

ヌードルの利点

・浮力に優れた浮き具で使い方のバリエーションが広く水泳のキック練習ドリルに効果的

・水泳を離れた癒し遊具としてオススメ!

ヌードルの柔らかくて細長い棒状という特徴を生かした練習ドリルとしての使い方があり、この記事で詳しく一例を紹介させていただきました。

少しかさばりますが変形が可能ですので使い方次第では泳ぎのバランス感覚も同時に養われます。

ヌードルの性質上混雑するプールでの使用は難しいと思いますが、空いているチャンスがあれば是非お試しいただきトレーニングメニューのバリエーションの一つに加えていただきたいと思います。

それからヌードルを含めた浮き具はプールには常に常備されているものですから個人で購入する必要はあまりないとは思います。

ご自分に最もふさわしサイズと形状の浮き具を見つけられてご自分用のアイテムをお持ちいただくほどに水泳を楽しんでいただきたいと願い、この記事は以上とさせていただきます。

最後までお付き合いをいただき心から感謝しています。ありがとうございました。

 

なお、水泳関連で以下の記事も興味深い内容となっていますので、ご一読いただければ幸いです。

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