水泳ダイエットで気になる食事のタイミングについてはとても関心がおありかと思います。
水泳前後の食事をどう考えるか・・・?
有酸素運動の代表格である水泳には特別なタイミングを考えた方が良いのかもしれない・・・!?
そんな疑問もあるかもしれませんが、その点について今も水泳を続けている筆者が過去の経験も含めて解説させていただきます。
水泳ダイエットと食事との関係は各人によって物理的に制限がありますが、楽しく水泳が続けられればおのずとダイエット効果は目に見えてくると思います。ただ過食・早食いは言うまでもなく厳禁です。
1. 水泳ダイエットと食事のタイミング
水泳ダイエットを考えている方の中には、今、現実に水泳を続けていらっしゃる方、昔水泳をやっていた経験があり、最近復活された方など様々なタイプのダイエッターがいらっしゃると思います。
そしてそのほとんどの皆さんが今一番気にしているのが食事ではないでしょうか。
そもそもダイエットとは食事制限の意味ですから減食は当然と言えば当然です。
でも水泳は水の中で身体を動かせる運動です。陸上とは全く違った環境の中に身を置いて行うスポーツです。
ここで少し、私の経験から、水泳と食事の関係について興味深い逸話をお話しします。
1-1. 水泳と食事
私は長年の経験上、感じるのですが、しっかり泳いだ後というのはなぜか喉の渇きも空腹感もあまりありません。これが私の印象です。
そして若い時もシニアの今も同様に感じています。なぜかはよくわかりませんが、疲労感が食欲を上回るのかもしれません。
たとえば、ウオーキングであれジョギングであれ、直後は当然ながら疲労感がありますが、ひとたびシャワーを浴びれば暴飲暴食はいとも簡単です。
でも水泳の後というのはあまり空腹感がなく、とても不思議な感覚です。
ですから私には水泳はダイエットにとても効果的だということをよく認識しており、あまり減量に苦労することはありません。
1-2. 食事のタイミング
私は水泳後に食事をするのが普通のタイミングです。一日の食事タイミングは朝8時ごろに軽く朝食、正午には昼食、夕食は午後6時ごろです。
今までずっと水泳のタイミングは仕事の関係もあって、夕方だったのですが、帰宅後食事でした。
でも今はお昼前にひと泳ぎして、帰宅後に昼食でご飯を頂きます。
一応、私のタイミングは空腹で水泳をしています。水泳は運動後の過食を防ぐことができるというのが私の体験で得た実感です。
例えば午後早い時間とか、夕食後にプールに行くのは私のタイミングにはありえないことです。まして泳ぐ前に小腹を膨らせて泳ぐなどもありえません。
そしてプールから上がって水をがぶ飲みするなども考えられません。
また水泳後の会食もありえません。
きっと水泳は他の運動と比較して疲労度がかなり高いのだと思います。私はそれだけ、消費エネルギーが高いのでしょう。
それは水の中という非日常空間に身を置くだけで消費するエネルギーが高いのかもしれません。
でも私の実感は水泳の前に食事をするタイミングというのはどうも過食につながるような気がします。
でも水泳の後に食事をするというタイミングで、過食防止はあまり難しくないと思います。
したがって私の食事のタイミングは水泳の後というのが持論です。
2. 正しい理解と注意点
水泳ダイエットに限らず、ダイエットに不可欠な有酸素運動!
食事とのタイミングは重要なところです。
2-1. 大原則
しっかりとウオーキングをしようとジョギングをしようと、食事での摂取カロリーが過剰なら絶対にダイエットは成功しない。
これが大原則です。
この動かしえない絶対法則をしっかりと認識しましょう。
2-2. 食事タイミングは水泳の前後どっち?
例えば水泳を例にとりましょう。
水泳の前後、どちらで食事をすればいいですか?
こういう質問がありますが、私自身の持論というか経験上知りえた知恵は前章で述べたとおりなのですが、どちらであっても、水泳がジョギングであろうが全く同じで上の公式に当てはめ、摂取カロリーが多ければダイエットは失敗、摂取カロリーが少なければ成功なのです。
ですから水泳の前後、どちらがタイミング的には良いのかという点についてはどちらでも構わないと言えると思います。
血液は消化に集中していますから、その時の水泳は消化吸収に支障ができます。
さらに運動効率にも支障がでることもあり、食後直ぐは控えるべきです。
2-3. メカニズム
・有酸素運動は脂肪と糖分が両方燃焼します。
・でも無酸素運動は脂肪よりも糖分が優先的に燃焼すると言われています。
・従って水泳は有酸素運動の代表格ですから脂肪の燃焼効率に優れているといえます。
・食事前の水泳は脂肪燃焼効率がより優れているといえるでしょう。
しかし、水泳後に食事をすれば燃焼した脂肪の吸収が優先される結果にもなり、水泳の前後、どちらがいいのかは食後直ぐでなければ、さほど気にする必要はないと思います。
ところが水泳は消費エネルギーが高いですから、いつも通りの食事をしていればおのずとダイエット効果は現れてくるでしょう。
ということで食事のタイミングはそれほど気にすることはないと私は考えます。
3. 楽しい水泳ダイエットのやり方
ダイエットは楽しくやらないと長続きしないと私は言いたいのですが、あまり理解してもらえないかもしれません。
でもそもそもダイエットは食事制限という意味ですから食事制限は不可欠なのでしょうが、こう考えるとどうでしょう・・・
こう考えれば楽しくありませんか。
3-1. 食事制限は好ましくない
1日朝、昼、夜と3度の食事を2回にするとか1回にするなどというはそもそも今までの食生活から考えれば辛い食生活です。
それも今まではたらふく食べていました。
朝、あまり食欲がなくても3度3度食べていたのですから・・・
お昼には重いものを食べて、夕方仕事が引けての会食、深夜帰宅しての夜食にラーメンなどの麺類
こんな食生活でダイエットを余儀なくされてきたのですから食事制限は当然と言えば当然です。
3-2. 1時間プールで水泳
これからは1時間プールで水泳を楽しむスケジュールを是非入れて欲しいと思います。
勿論1時間ずっと水泳というわけではありません。プールで1時間過ごすということです。
水泳でもウオーキングでもアクアダンスでも何でもいいと思います。止まって身体を冷やさないように心がけ、プールで遊ぶという感覚でプールで過ごしてほしいと思います。
泳いだりして遊び疲れたら、ジャグジーにつかってリラックス!こんな感じで1時間プールで過ごして帰宅すれば、もうぐったりだと思います。
さあ、晩御飯というタイミングですが、ご飯と味噌汁と漬物さえあればよく噛んでいただけば、もうお腹いっぱいで眠たくなります。
水泳とは理論値よりも消費カロリーが相当以上に高いと私は思います。
辛くて近い将来待ち構えているリバウンドにおびえながらの食事制限など失敗のもとです。それにあまりにもネガティブすぎて、精神衛生上もよくないと思います。
3-3. 頻度
水泳ダイエットを考える場合、毎日の生活習慣とするのが理想ですが、それも現実的ではありません。
階段を使う、遠回りをして歩く、歩く時は速足で、などです。
そして食事はよく噛んでゆっくりといただきましょう。
そうすることで満腹感が得られます。
とはいえ、水泳は苦しいものではなく、プールで遊ぶという感覚で1日でも多くプールへ行きましょう。
プール併設のスポーツクラブなら、筋トレの後プールで楽しく遊んでくだされば水泳ダイエットの効果は確実に向上することでしょう。
4. まとめ
水泳ダイエットと食事のタイミングについて詳しく述べてきました。
いかがでしたでしょう、お楽しみいただけたでしょうか!
ダイエットを成功させるカギは遊び感覚の運動と満ち足りた食事です。プールで遊んで帰宅、おいしいものを満腹感に満ちていただく。
そんな暮らしは子供時代に戻ったような感覚でいろいろ食事のタイミングや調理、そして食事メニューを考えるなど大原則の公式さえ忘れなければダイエットは楽しいものになるでしょう。
そして水泳はその公式にとてもマッチした消費エネルギーを満たしてくれます。
さらに水泳は鍛える筋肉こそ陸上運動とは違いますが、全身運動です。水泳をすることで間違いなく基礎代謝の向上にもつながります。
どうぞ、貴方の暮らしにあった、水泳ダイエットを取り入れてより健康になって欲しいと思います。
最後まで読んでくださり、心から感謝しています。ありがとうございます。
なお、以下の記事もとても参考になると思いますのでご一読ください。
けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。