水泳にタオルは必須アイテムですが、今は各水泳関連ブランドメーカーからセームタオルが販売されていてとても重宝しており、とてもおすすめです。
私は水泳だけでなくて、入浴時にも使っており、生活においても欠かすことのできない必須アイテムとなっています。
水泳愛好家であれば水着、ゴーグルと併せて是非一つはこのセームタオルをおすすめしたいと思います。
テレビで放送される水泳競技などを見ていても、各選手も同様にこのセームタオルを使用しています。
吸水力に優れ、とても便利で、水泳愛好家であれば是非一つは持っていたいおすすめのアイテムです。
目次
1. セームタオルは水泳の必須アイテム
セームタオルは私も愛用しています。
今使っているセームタオルはもう半年になりますが保水力は一向に落ちておらず、毎日洗濯していますので磨耗もなくとても重宝しています。
さて水泳で身体を拭くタオルといえば私の長い水泳歴ではバスタオルでした。
1-1. セームタオルとは
セームとはもともと「カモシカの革」が語源だと思いますが洗車用水取りとして使われていたのではないでしょうか。
光沢のある車の水滴を綺麗に吸い取るセーム革は私も使ったことがありますが、とても気持ちよく綺麗になりました。
でもそのセーム革を身体の水分を取る時に使うイメージをするとちょっとNGですよね。
皮膚や毛にひっかって上手くいかないようなそんな気がします。
また逆に水泳用セームタオルを洗車に使えば車の塗装面にくっついてしまうのでは? とそんな懸念があります。
水泳用セームタオルとはその辺を十分に配慮された肌用に開発されたセームタオルだと思います。
水泳用セームタオルの原材料は洗車用のセーム革に似せてスポンジ状に作られたビニロンやポリエステルなどの合成素材で保水力を高めたものです。
1-2. 筆者学生時代のタオル事情
遠い昔の学生時代、水泳選手にとってバスタオルは必需品でした。
マネージャーはバスタオルの洗濯に明け暮れていました。
私が使う専用バスタオルといえば常時2枚はプールサイドにありました。加えて毎日家から自分のバスタオルをバッグに持ち帰りしていました。
でも2時間程度の練習で3枚のバスタオルでも足らないくらいで、本当に持ち運びには苦労しました。

そしてバスタオルはかさばるので一重織りのものがほとんどで、本当は二重織りの保水力のあるのが欲しかったのですが・・・。
2. おすすめセームタオルの選び方

ではおすすめセームタオルですが、私はいままでいろいろ試してみました。
2-1. メーカー
泳ぐ者の気持ちのわかるメーカーですので、おすすめです。
でも私は各メーカーのセームタオルをいろいろ使ってみましたがロゴマークと色の違いがある程度でほとんど性能や機能性についての違いは感じられませんでした。
また近年、マイクロファイバー素材の優れものもMIZUNOで販売されています。
2-2. サイズ
普通サイズは34×44で、この普通サイズではタオルを後ろに回して背中の水気を取るのには不便です。
もう一つおすすめは40×90の細長い一般的なタオルのような形状をしてセームタオルです。このサイズはMIZUNO製品にありますのでおすすめです。
2-3. おすすめ商品例
もしご購入を検討されているのであれば、私も良く使ったこのあるオーソドックスなセームタオルをおすすめします。
2-3-1. MIZUNOスイムタオル

2-3-2. Speedoスイムタオル

3. セームタオルの活用方法と保存方法

セームタオルは言うまでもなく水泳時、プールサイドに上がって身体の水分を取り除くためのタオルの代用です。
フェイスタオルやバスタオルではかさばったり、保水力が十分でないといった課題を補完した優れものと言えるでしょう。
3-1. 活用方法と注意すべきポイント
その他私が水泳用セームタオルの活用方法も冒頭お話ししたように、水泳、入浴に加え、保水力を利用して口の乾きを潤す水分、レース本番前の身体への水分刺激に使っています。
その他、プールでの観戦時に2枚重ねや二つ折りにして敷物に使っています。十分に絞った状態でもクッションがわりにもなり、濡れた水着で座るには最適です。
それからこのセームタオルと普通のフェイスタオルの併用でタオル機能は完璧で、私の場合にはもうバスタオルの必要はありません。
バスタオルは男性ですと、観客席で水着に着替える時の腰に巻く使い方や、寒さを感じる場合は下半身の冷え防止といった以前のバスタオルの機能とは全く違った活用が生まれてきて、セームタオルの利便性はかなり高いものとなり、私にはなくてはならない水泳用アイテムとなっています。
何と言ってもやはり保水力の威力がすごいです。水泳選手はもとより、多くの水泳愛好家が使っています。
また入浴時には身体を洗うのはナイロンたわし、水取りにはセームタオルを使い、バスタオルが我が家から消えました。
3-2. 保存方法と注意すべきポイント
では次に水泳用セームタオルの洗濯、乾燥、保存方法ですが、一般的な使用方法は洗濯後は濡れたまま、付属品の円筒形ケースで保管するのが一般的かと思いますが、私は洗濯後はその他衣類と一緒に干して保存しています。
ただセームタオルは乾燥すると硬くて厚い1枚の固形物のようになってしまいます。
3-2-1. 四つ折保存
このことがセームタオルのデメリットと言われていますが、私は乾燥後の固形化を利用して保存させています。
それは、セームタオルは生乾きの状態でパソコンを重石にして4つ折りにして保存しています。
この画像は四つ折りにした状態ですがこの状態では引き出しにもプールに行くときのバッグにもノートのようにコンパクトに納めることができます。
そして使用する時には水に浸すだけで元に戻ります。そして保水力が100%戻ります。
3-2-2. 毎日洗濯
購入時点ではプラスチック製の円筒形の容器にビニールで梱包されていますが、使用するときは水洗いして使いますが、使用後洗濯し乾燥するとカチカチになって始末に負えなくなります。
そこで先ほど述べましたように生乾きに状態で四つ折にするのが私の流儀です。
以前はプールで使用後よく絞って円筒形の容器に入れて保存してまた次の練習日に使っていたのですが、臭いがあったり、しばらくすると黒い斑点のようなカビが発生して不衛生になることに気がつき、以来私は毎日洗濯して四つ折にして保存しています。
冒頭の画像では萩野公介選手も四つ折りにしている画像だと思います!?
このセームタオルは身体を拭くというよりは身体に付いた水滴を吸水するというのが目的ですから、身体を拭いて汗を拭うものではないのであまりごしごしと拭かないようにするのが賢明だと思います。
それから洗濯についてはフェイスタオルと同様に考えて使えばそのつど洗濯するのがおすすめです。
3-2-3. 劣化
では次に劣化の問題ですが、私は物持ちの良い方なのでこのセームタオルは1年以上使います。
1年以上経過すると新しいのを購入するのですが、さほど吸水能力にちがいがあるようには感じられません。
まだ試したことはありませんが、2年でも毎日洗濯しても吸水能力は低下しないのではないでしょうか!
ただ劣化の問題は私の場合、四つ折り保存ですから、四つ折の筋のところが劣化して表面が割れてきます。でも水を含ませて絞って使えばなんら問題はありません。
でも私は四つ折の筋が割れてきたら、はさみで切って4つの台拭きにしてテーブルやキッチンの水気取りに使っています。
3-2-4. プールへの持参方法
プールに行くときには使用する水着やゴーグルなど一連のアイテムはバッグに入れて、それからこのセームタオルと練習後の濡れものを入れるビニール製のバッグとをバッグに立てて入れて出かけます。
帰宅時には水着とセームタオルも水洗いしてビニール製バッグに入れて持ち帰ります。そして再度、水着は水洗いして干しますが、セームタオルは夜の入浴時にもう一度使いますので洗濯竿に干しています。
4. まとめ
以上、水泳用のセームタオルについておすすめ商品や選択など保存方法のおすすめなども含めて私の長年にわたる使用経験からお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか!
競技経験のある方であればもうすでにご使用になられていることと思いますが、私の保存方法はいかがでしょうか・・・
使い勝手が良くて耐久性にも優れている水泳用セームタオルはもう水泳愛好家にはなくてはならないアイテムになってきました。
このセームタオルの登場により、練習に行くにも競技会に行くにもバスタオル複数枚といった煩雑さが一掃された優れもののアイテムです。
そして水泳だけに限らず日常の入浴シーンにも使え、とっても便利です。
夏の暑いシーズンには練習後使用済みのセームタオルを首に巻いて帰宅すれば練習で火照った身体を冷ましてもくれましょう。
ちょっとした工夫・アイディアでもっと新しい活用方法があるかもしれません。
そして水泳の持ち物の軽減につながり練習に集中できることを願って、この記事は以上とさせていただきます。
最後までお付き合いを頂き心から感謝しています。ありがとうございました。
なお、以下の記事も興味深い内容となっていますのでご一読いただければ幸いです。
けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。