水泳を楽しみ素敵にアンチエイジング【驚異の100歳スイマー】

今、アンチエイジングという言葉はいろんなところで目に入ります。

アンチエイジング最大の課題とは、なによりも運動不足があげられると思います。日常生活の中で、食事、睡眠はなんとかとれたとしても運動不足は深刻と言わざるを得ません。

この記事では水泳についてのアンチエイジング効果に焦点をあて詳しく検証、そしてこれからのエイジングにどう対処してけばいいのか解説していきたいと思います。

私は幸運にも子供の頃から大好きな水泳が日常生活の中に確実に位置づけられていました。そして還暦を超え、今となっては水泳がアンチエイジングに最適だと感じています。

そして私自身も加齢に対してとても敏感で神経質な年代となり、加齢による老いをしみじみと感じているスイマーの一人としてこの問題を読者の皆様と共に考えていきたいと思います。

いしはら
こんにちは!

けんこう水泳運営者の石原(@T.ishihara)です。


1 水泳を楽しみ素敵にアンチエイジング

定期的な健康診断で指摘される運動不足!医師からは水泳を勧められますがなかなかとっつきにくい水泳であるわけですが、少し解説していきましょう。

効果的な運動不足解消法

なぜ運動不足に水泳が適しているかというと、水の中という環境は水温刺激、浮力、水の抵抗、波や水の流れなど複雑な物理的要因が働いています。

水の中で歩いてみるとわかりますが、浅いプールで歩くのはそれほど感じないかもしれませんが、胸まである水深の中を歩くのはなかなか困難です。身体は浮いてしますます。その浮力に耐えて歩く運動は大きな抵抗を受けるためよほどの筋力がなければ歩くことさえかないません。

でも逆に、膝や腰に強い重力を感じません。言い換えれば膝や腰に負担が少なく歩くことができます。ごく一般的なプールでは120㎝くらいの水深ではないでしょうか、みぞおちくらいに水面が来る深さなので、さほど抵抗なくウオーキングを楽しむことができます。

そして水深が肩まで来るような深いプールでは歩くのはもう不可能でしょう。前進するには泳いだ方が楽とも言えるでしょう。人を含めた哺乳類で、泳げない動物は存在しないとも言われています。あの顔を水で濡れることさえ嫌う猫さえ泳げるのです。

したがって水泳はサバイバル運動ともいわれており、アンチエイジングの観点からは究極の運動なのかもしれません。

素晴らしい有酸素運動

水泳がウオーキングやジョギングと並んで効果的な有酸素運動であることは誰もが知るところですが、何も苦手な水泳にこだわる必要はなく、水中ウオーキング、ダンス、エアロビクスなど水中運動と水泳を広義に解釈して取り組めばさほど抵抗なく始められる有酸素運動だと思います。

それに最近のプール施設はプールだけにとどまらず、ジャグジー、浴場、サウナなども完備されて運動施設というよりもクワハウスのようにレクレーション施設ともいえるほど充実しています。多少経費はかかるかもしれませんが、もしプール施設のあるスポーツクラブに所属しておられるのならプールを活用しない手はないと思います。

水泳がアンチエイジングにとって最大の難点と言えるものがあるとすればそれは水着姿への抵抗感かもしれません。でも水着姿になることは姿勢が良くなる第一条件だと思っています。エイジングによっておこる体型の崩れは水着姿になることで姿勢は格段に改善されます。他者から見られていると感じる感性が姿勢を整えてくれるのだと思います。

具体的に水泳における有酸素運動の特色については次の記事を参考に読んでいただければ理解が深まると思います。

そして水泳の一番の問題は呼吸です。顔が水の中にあるため呼吸動作が必要になってきます。この呼吸が制限されることが呼吸筋を鍛えさらに心肺能力を向上させてくれます。

小さい子供さんの場合にはこの呼吸筋の強化が喘息や呼吸器官の機能を促進し、さらに身体全体の免疫力の向上につながるのだと言われています。

この呼吸にともなう心肺能力の強化はアンチエイジングの要と言えるのかもしれません。

美男美女ぞろい

水泳を余暇時間に楽しむ有名人が多いというのも良く知られていることです。水泳経験者に美人揃いという点から芸能人女性には水泳を楽しみとする人が多いのかもしれませんが、本当に驚くべきほどの有名人が水泳を楽しんでいらっしゃいます。

ここで名前を上げるまでもなく、本当に美男美女揃いだと思います。

生涯水泳と共に

水泳がアンチエイジングと捉えて、生涯水泳と仲良く、生活習慣に取り入れて日々の暮らしを潤い豊かにと私自身が常々感じていることなのですが、私の水泳人生を振り返るとやはり肩や腰の故障との闘いであった一面も多い隠せません。

そして多くのスイマーがまた肩や腰の故障から水泳から離脱していった現実も沢山この目にしてきました。

それは競技水泳はやはり適正な練習が必要ということになります。無理があるとそのしわ寄せは関節や筋肉の故障につながります。上体の運動量は相当なもので高齢者における競技水泳とアンチエイジングについてはしっかりとした信頼できる指導者が必要だと思わざるを得ません。

指導者と十分なカウンセリングと協議を踏まえて適正な運動量をはかり知ることが必要になるでしょう。我流でやみくもというのはリスクを抱えることになります。

私自身も所属クラブには私を担当してくれているインストラクターがいろいろ相談に乗ってくれます。それにかかり付け医には内科、整形外科、歯科医といます。それにかかり付けマッサージ師と鍼灸師もいます。

いしはら
私の目標はなんといっても生涯水泳です。そして出来るならマスターズ水泳90歳代でのエントリーを目指しています。私にとってのアンチエイジングとは生涯水泳が最大の目標であり手段なのです。泳いでさえいれば元気で過ごせるというおかしな自信のようなものが今感じる実感なのです。

そして水泳は競技だけでなく、健康の意味からもゆっくりと優雅に楽しく泳ぐ。

ポイント
また水泳にとどまることなく、水中ウオーキングやエアロビクスやダンスなど、水中での運動全般と捉えて幾つになっても楽しみの一つとしてお楽しみいただけるアンチエイジングスポーツと言えるでしょう。

2 驚異の100歳スイマー

水泳とエイジングの関係について、マスターズ水泳の60歳以上からの種目別日本記録をここに紹介したいと思います。

これから記録を紹介しますが私の年齢区分などはまだまだ若造なのです。

マスターズ水泳日本記録から

60歳(25mプール)2019年1月1日現在

    50m 100m
 女子自由形 60歳~64歳    30.93 1:10.11
 65~69      32.28   1:11.83
 70~74      33.36   1:12.97
 75~79      35.39   1:19.41
 80~84      36.08   1:21.29
 85~89      44.68   1:48.44
 90~94      49.09   1:59.88
 95~99   1:13.87   2:59.01
 100~104   1:34.12   3:30.49
男子自由形 60歳~64歳    25.26      59.72
 65~69      27.47   1:02.50
 70~74      28.59   1:05.08
 75~79      30.21   1:06.36
 80~84      31.74   1:13.32
 85~89      34.54   1:19.42
 90~94      40.93   1:41.47
 95~99    55.08   2:03.99

引用:一般社団法人 日本マスターズ水泳協会HPから抜粋

驚異の100歳スイマー

上の記録表は50mと100m自由形の女子男子の年齢区分毎の日本記録を抜粋したものなのですが、どう感じられますでしょうか。

ポイント
女子の100歳を超えるスイマーが存在しているのです。そして100mのクロールを3分30秒で泳いでいらっしゃるのです。男子には100歳越えはいらっしゃらないですが、95歳代で2分3秒です。

この記録は驚異としか言いようがありません。私も90歳代でのエントリーを目標にしていますが、100歳で100mを泳ぐ自身はないですね。まず、この世に存在していることすら非常に厳しいかもしれません。

これがマスターズ水泳におけるアンチエイジングの実態です。

水泳によるアンチエイジング

言い換えれば男子も女子も年齢区分ごとに(5歳の加齢)記録は確実に低下しています。これは仕方のないことなのですが一人の人が複数の年齢区分の記録を保持しておられ、本当に水泳が大好きで生きがいであるに違いありません。

これこそ、好きこそものの上手なれの言葉通りなのでしょう。年齢区分が高くなれば所属クラブでは本当に可愛い存在で若手から愛されています。

そしてご本人も健康に極めて関心が深く、十分な睡眠、食事、くよくよせずにおおらかに頑張っていらっしゃいます。そしてその顔の表情は本当に年齢を感じさせません。

水泳がいかにアンチエイジングの成果がでているかがわかります。

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3 アンチエイジングからスマートエイジング

 

 

 

 

今まで述べたアンチエイジングについてですが、私は個人的にこの言葉はあまり好きではありません。加齢による衰えをもろに受ける歳になって感じる体力の衰えは隠しきれません。その問題は私たち記録を争うアスリートにはどうしようもない現実です。

毎年、記録は遅くなり、何とか練習をしても現在の記録を維持するのはとても困難なことです。その練習内容を強くしようと思うと肩や腰の故障というリスクが付きまといます。

一旦、腰や膝、肩などの故障を経験すると、なかなか練習量を上げるのは勇気が必要です。どうしても自分の気持ちに負けて、十分な練習と思える内容に出来ず、目標とするレースに身体を作り上げていくのが難しくなってきます。

水泳がアンチエイジングにとても有効な運動であるのは今まで詳しく述べてきました。

いしはら
でもエイジングを否定するアンチエイジング言葉はあまりにも加齢を否定的にとらえる言葉のニュアンスがあって私はあまり好きではありません。

エイジングを肯定的にとらえてエイジングを受け入れ、エイジングを楽しむ!そんな姿勢が必要なのではないかと最近思えるようになりました。

私自身も肩や腰を痛める前の状態に戻りたいと思ってもエイジングを元に戻すことは不可能なのです。今の状態を受けいるしかないのです。そしてそのエイジングに反発してもその反動は否定的な感情があればなぜか悪影響を及ぼします。

でもアンチエイジングではなくエイジングを受け入れ楽しむ気持ちを持って楽しい練習をすれば結果は間違いなく良いものとなって現れてくるでしょう。

私は現役時代から仕事で県外へ出張するときなどはプール施設があるホテルに宿泊して、チェックイン後ひと泳ぎするのが楽しみでした。もちろん仕事ですから仕事で結果を残さなければなりませんが、気分転換やストレス解消の意味からも水泳が大好きなのでひと泳ぎがやはり大好きなので無心になれる水泳が離せません。

これはアンチエイジングという観点ではなく、エンジョイエイジングだと思っています。その気持ちは60を過ぎても変わらず、旅をすればどこか泳げるところはないとかとプール施設のあるホテルを探します。

私にとって水泳はアンチエイジングではなく、楽しみの一つであり、生活習慣そのものなのです。朝のウオーキングやジョギングの楽しみであるのと同じ感覚なのです。

エイジングを受け入れ、楽しみスマートにエイジングとともに生きる姿勢が結果として最高のアンチエイジングと思えます。

それぞれのアンチエイジング
いわば私は今、アンチエイジングからスマートエイジングなのです。その私の個性が水泳なのです。各人が一番大切にしている何かがスマートにエイジングを受け入れ共に楽しく生きて行くにふさわしいエイジングなのだと思います。ある人はテニスでありゴルフであるかもしれません。音楽でも何でも良いのだと思います。

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4 まとめ

前の章で、エイジングを肯定的に受け入れ、いつまでも元気に暮らしていくためにスマートにエイジングを楽しみましょうと述べました。それは今、私にとっても、現在進行形の課題でもあります。

去年の記録を少しでも上回る結果を残したいと切なく希望もあるのですが、ともかくあの単調でなんの面白みもない水泳なのですが、私の持論では水泳はヨガや瞑想の域にあります。

終わりに

これからは水泳は競技練習だけのためではなく、瞑想や心の余裕を楽しむ水泳と言った方が私にはよりピッタリくるかもしれません。

そして私自身、毎日の暮らしを振り返ると、入浴、シャワー、水泳、水中ウオーキングなど一日の暮らしの中で水の中という環境に何時間身を置いているかというとかなりの時間を割いていることになります。それだけ私は水との親和性の高い暮らしをしています。

そしてよく食べて、よく睡眠をとって、くよくよせずおおらかに生きて行く!

これが最高のアンチエイジングだと思っています。そしてそのエイジングを受けいるて楽しむ日々!

どうぞ水泳でスマートにアンチエイジングを楽しんでいただき、いつまでも元気ではつらつと健康な日々を願ってこの記事は以上とさせていただきます。最後まで読んでいただき心から感謝しています。ありがとうございます。

 

なお、関連記事として以下の記事も興味深い内容となっていますので是非お時間があればご一読ください。

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初稿:2019年2月21日