二の腕が太いという貴方の悩み!原因はどこにあるのでしょうか?
それは原因がわからないから悩んでおられるのか、それとも原因がわかった上でのお悩みなのか、いかがでしょう?
これから悩みの原因を徹底検証していきます。
この悩みの違いをご自身、しっかりと認識していらっしゃれば二の腕が太いという悩みの解消は意外と容易いと思います。
なぜなら原因が明確ならばその原因を強く意識するだけで身体が自動修復されていくと思うからです。
たとえ原因がわかっていらっしゃっても、現実には二の腕が太いという悩みが漠然としているからこそ解決していないのではと私は思うのです。
今一度その原因を徹底検証して再認識するところから始めてみましょう。
頑張りましょう・・・
1 二の腕が太い悩みの原因
そろそろ二の腕が気になりだした貴方は次の夏こそはと意気込みつつも、毎年挫折の憂き目にお悩みではないでしょうか。お察しします。
では二の腕が太いという悩み、その原因はどこにあるのでしょうか?
その原因は過剰な皮下脂肪、セルライト、むくみが考えられますが、これらが複雑に絡み合っているかもしれません。
それではこれからそれぞれの悩みの原因をつぶさに検証していきますので貴方がどのパターンに当てはまるのか考えてみてください。
1-1 皮下脂肪が悩みの原因
二の腕には二つの筋肉があって、まず「力こぶ」と呼ばれる上腕二頭筋。
これは普段の生活では重い物をもったり、引っ張ったりと普段からよく使う筋肉です。
そして腕の外側にある筋肉は上腕三頭筋で腕を伸ばしたり、押したり、高いところのものを取るときなどに使われますがあまり使われない筋肉です。
皮下脂肪はあまり使われない筋肉のところにつきやすいという性質があります。
それもエネルギーの大切な蓄積場所として確保されて、この皮下脂肪はなかなか落とすのが厄介です。
この皮下脂肪のメカニズムについては私の拙稿に詳しく伝えてありますので参考にしてください。
参考:脂肪を落とす運動やその方法、たった1週間で効果てきめん!
ではこの皮下脂肪のつきやすいところというと
男性の場合は1:お腹周り、2:胸、3:頬アゴ、4:内股というのが一般的です。
一方女性の場合は年代ごとの悩みの場所という表現に変えますが
10代:頬アゴ、20代:下腹部太もも、30代:二の腕ウエスト、40代:お腹周りが気になっていらっしゃるようで
女性の場合は年代ごとに皮下脂肪のつきやす場所も異なるのかもしれませんが、
結局のところ、皮下脂肪がついて太い順番もこの順番で太くなっていくのかもしれません。
太い二の腕にお悩みの貴方、
今のうちに脂肪をやっつけておかないとご自身の身体はお腹周りをターゲットにしているかもしれません。
二の腕の皮下脂肪をつまんで文庫本くらいならイエローカードではないでしょうか?
1-2 セルライトが悩みの原因
二の腕に皮下脂肪がつき始めると少したるむという現象が起きてきます。
ご自分では確認しにくいのですが二の腕を反対の手で絞って見ましょう。
表面がデコボコ、また二の腕を指で強く押して指を離したときに白くてなかなか肌色に戻らない場合にはセルライトが蓄積されて太いと考えていいかと思います。
セルライトが蓄積されると周囲の血管やリンパ管が圧迫されて血行が悪くなりさらに皮下脂肪が付きやすく痩せにくくなってしまいます。
1-3 むくみが悩みの原因
むくみとは血液中の水分が必要以上に血管の外にしみ出し、皮膚と皮下脂肪内に溜まる状態をいいます。
特に立ち仕事や飛行機での移動などで長時間、同じ姿勢を保つような場合に、血流が滞るために起こりやすいとされています。
しかし内臓疾患や甲状腺の変調、また水分やアルコールの取り過ぎ、薬の副作用なども起因しています。
もし貴方がむくみを起こしやすい環境にあるならば膝から下の下肢部分やまぶたにもむくみの症状が出ているようであれば、二の腕が太くなっている原因にむくみがある可能性は高いです。
二の腕をもう一方の腕の指で押してもなかなか戻らない場合にはむくみが起きているといっていいでしょう。
1-4 三つが複合しているのが悩みの原因
皮下脂肪、セルライト、むくみが複合している悩みというのは少しおかしな表現です。
このような複合状態に悩んでいるというのは考えられませんが、ここでは、これらが絡み合って太くなっている可能性があると理解していただきたいと思います。
皮下脂肪とむくみ、皮下脂肪とセルライト、皮下脂肪とセルライトとむくみと言う具合です。
1-5 鍛えた筋肉が悩みの原因
骨太で鍛えた筋肉でガッツリという方もその筋肉の周辺には皮下脂肪がしっかりとついています。
力こぶができるほどの筋肉質の方でも外側の上腕三頭筋にはしっかりと脂肪がついて太くなっていると思います。
1-6 貴方の二の腕が太いという悩みの原因は?
さて、ここまで二の腕が太いという悩みの原因を検証をしてきました。
貴方はどのタイプに一番近いでしょうか?
きっと貴方は単に二の腕が太いという悩みなのではありませんか?
皮下脂肪だろうとセルライトだろうとむくみだろうとそんなことではなく二の腕を細くしたいという強い悩みなのだと思います。
とは言っても二の腕が太いのには、ここで検証したとおり、いろいろな原因があり、基本的に皮下脂肪のつき過ぎというのが最大の太くなる原因があるのだと思います。
でも皮下脂肪以外の原因があるのであれば、ただ漠然と脂肪燃焼すれば二の腕が細くなるいう単純な問題ではなく、皮下脂肪は付きやすく落としにくい脂肪なのでそう簡単には落ちてくれません。
筋肉運動と有酸素運動で上手に脂肪を燃やし、血行やリンパの流れもよくしてあげ、効果的な食事習慣と合わせ、さらにマッサージも加味してこそ高い効果を期待できるものだと認識していただきたいと思います。
2 皮下脂肪の場合の対処法と注意点(以下「対処法と注意点」は省略)
悩みの鍵である二の腕の皮下脂肪を落とす対処法ですが、脂肪がついて脂肪を燃焼させて行くメカニズムについては
参考:脂肪を落とす運動やその方法、たった1週間で効果てきめん!
を参考にして欲しいのですが、何と言っても効果的な運動とバランスのよい食事だと思います。
運動としては有酸素運動と筋肉トレーニング、そして栄養価の高いものをよく噛んで食べる習慣が身体全体の脂肪を落としてくれる適正な対処法だと思います。
2-1 有酸素運動
それからこの運動ですが有酸素運動といえばウオーキングです。
歩けば歩くだけ脂肪が落ちてくれます。
もちろんその落ち方は糖分、内臓脂肪、皮下脂肪と落ちていき皮下脂肪が一番落ちにくいのも確かなのですが二の腕の皮下脂肪を最優先順位に位置付けてウォーキングをしたいものです。
そのために必要なことは太い二の腕を意識するということです。
ウォーキング中に太い二の腕がスッキリとなったご自身をありありとイメージし集中して歩くのです。
漫然と歩くのではなく、二の腕に意識を集中すれば自然に腕を大きく振って歩くようになります。
身体の他の所よりも二の腕の脂肪が優先されるのは間違いないと思います。
私は男性ですが、お腹にいつも意識を集中して背筋を伸ばしてウオーキンしています。
2-2 腕の捻転運動
それから運動ができない方やその時間を取れない方も片手ずつ交互に手をまっすぐ伸ばして手のひらを上に向けたり下に向けたりを繰り返しましょう。
時間があればテレビを見ながら仕事をしながらでも繰り返しましょう。
一番いいのは身体の横に手をまっすぐ伸ばして地面と水平ぐらいにあげて行うと腕の重さという負荷がかかり効果的です。
2-3 手を振る
しっかりと長い時間手を振ってみましょう。
天皇陛下や皇后さまが民衆に長々と手を振るシーンを見たことがあると思いますが、あれだけ長い時間手を振るというのは相当、上腕三頭筋が強いということだと思います。
きっと両陛下の二の腕はほっそりとしているに違いありません。
3 セルライトの場合
そもそも女性にとってセルライトは悩みの御三家、皮下脂肪が皮下組織に入り込むことでできる脂肪で女性ホルモンのバランス変化によってできやすく、さらに女性は皮下脂肪が蓄積しやすいのでセルライトは女性に多く見られます。
セルライトは、運動不足などによる代謝の低下、血行やリンパの流れの悪化などから起こるもので、セルライトが付きだすと徐々に弾力が失われ、固くなり外観ではデコボコした状態になります。
自力ではなかなか解消できないような状態になる前に生活習慣の見直しや徒歩などによって今のうちに叩いておきたいものです。
セルライトはできてしまってから取るのは根気のいる難しいものなので二の腕にセルライトがない方も生活習慣に気をつけて不要な脂肪が蓄積されないように注意しましょう。
4 むくみの場合
むくみの悩みも深刻な原因だと思います。
基本的にむくみは必要以上に血管の外に出た血液中の水分なので、脂肪ではありません。
でもこのむくみは筋肉の少ないところに出やすく溜まりやすいので、皮下組織が少ない部分たとえば、下肢やまぶた、太い二の腕にも溜まってしまうことがよくあります。
むくみには何と言ってもリンパの流れをよくしてしっかりとマッサージをして排出してあげるのが適切な対処法だといえます。
長時間同じ姿勢で仕事などをしているとむくみが出やすく、下半身にむくみを感じたら次は太い二の腕の番だと意識するといいと思います。
でも下半身はむくみが出れば歩くなどの生活の中で解消されますが二の腕だけは動かす頻度が極端に低いので意識的に動かしてむくみがたまらないように注意しましょう。
5 三つの複合の場合
皮下脂肪やセルライトやむくみなどが原因により太くなった二の腕はなかなか落ちません。
だからこそ悩むのだと思います。
その悩みの根底にあるのは何と言っても二の腕をあまり動かさないからです。
そして動かさないところといえば他にお腹周り、頬アゴ、そして内股です。
まず最初にすべきことは太い二の腕を動かすことです。
特に腕足せ伏せやなどの負荷の高い運動をしても一日のうちのわずか数分だと思います。
悩みの解決のため、脳に二の腕脂肪撃退特別指令を出してもらうためには一日中でも動かしてやることが大切だと思います。
ちなみに私がしているのは肩回しと腕の捻転(腕を伸ばして手のひらを上にしたりしたにしたり)を繰り返しています。
特にわたしは肩も硬くなっていますのでこの腕の捻転は肩関節にも効果を発揮してくれています。
しっかりと腕を伸ばすことで太い二の腕の筋肉は強く伸びて刺激され、血行が良くなり代謝も向上し、脂肪の燃焼には即効性があり、二の腕の脂肪を効率的に燃やしてくれると思います。
それからもっといえば姿勢を正して万歳をすると全身の筋肉が伸びます。
ストレス発散、息抜きとしても万歳を10回くらい日々の生活の中に入れて行きましょう。
そして暇さえあれば腕の捻転をする。こうした意識が大切だと思います。
6 鍛えた筋肉の場合
筋肉体質の貴方も女性であれば皮下脂肪が生命維持のためについているはずです。
先ほどから言っていますがどれだけ鍛え上げたとしても皮下脂肪はどこかに蓄えねばなりません。
筋肉質であればあるほど脂肪がつく場所は限られてきます。
貴方はスポーツで鍛えた太い腕をお持ちでそれだけでも二の腕が太くて悩みの原因かもしれません。
よくストレッチやマッサージをして太い二の腕を労ってあげましょう。
そして二の腕の外側に脂肪がつかないようにしっかりと腕を伸ばして新たな脂肪がつかないように意識してください。
7 とっておきの運動
7-1 プールでの水中運動
太い二の腕の解消としてウォーキング、腕の捻転、肩回し、万歳運動などあまり激しくない運動を紹介してきました。
もう一つとっておきの運動をご紹介します。それはプールなどでの水中運動です。
水の中という環境は非日常で水圧があり、水の抵抗があり、また水温という温度刺激もありさらにマッサージ効果も期待できます。
もしプールに行くことができる環境にある方はどうぞ、勇気を出してプールに行って欲しいと思います。
プールでは単に歩くだけでなく太い二の腕に意識して歩くと同時に水をかきながら歩きましょう。
両手を使い水を横に押し開く、水を前へ押す、後ろへ押すなどいろんなバリエーションが考えられますが太い二の腕に意識さえしていれば何をされてもOKです。
泳げる人はクロールでも平泳ぎでもゆっくりとできるだけ長く泳ぎましょう。
腕をかくことで太い二の腕の脂肪は効率よく燃焼してくれるはずです。貴方の悩み解消には最適です。
7-2 お風呂に浸かりましょう
そしてもう一つお風呂です。
自宅のお風呂では十分に両手が伸ばせませんが、スーパー銭湯など広いお風呂にゆっくり浸かって二の腕をマッサージし、腕を広げられるスペースがあれば先ほどプールでの運動をしてみてください。
ゆっくりとお風呂に入るだけでも血行が良くなり代謝も改善されます。
二の腕が太い人と悩んでいらっしゃる方は決まってシャワーで入浴を済ませているのだと思います。
ぜひ、水の中という環境を太い二の腕の悩み解消の場として活用して欲しいと思います。
8 まとめ(意外な事実)
ここまで太い二の腕について述べてきました。
でも悩んでおられる貴方に少しでも満足してもらうには、ここで意外な事実を伝えねばなりません。
少々高圧的になるかもしれませんがお許しください。
二の腕が太いことを悩むほどなのになかなか細くならない。
その原因は「二の腕が太くてもう嫌!」という漠然とした貴方の悩み方が最大の原因だと指摘させてもらいます。
漠然とした悩みは特定された悩みよりもなかなか解消されません。
収入が少なくて不安という悩みもある意味、食べていけないほどの悩みではなく、ただ漠然とした悩みなのです。
でも貴方の二の腕の悩みは深刻な悩みのはずです。
私は1で貴方の太いという悩みの原因が皮下脂肪なのかセルライトなのかむくみなのか特定しようと試みました。
でもそれはそれらの問題が重なっているとのが正しい原因だと思います。
悩んでおられる二の腕が太いという現実は皮下脂肪、セルライト、むくみが原因しているのだとしっかり認識して欲しかったのです。
深刻な悩みなのですから即実行に移していきましょう。
そして不安というネガティブなイメージではなく、スッキリした二の腕で真夏の装いで颯爽と歩いていらっしゃる貴方を貴方ご自身が明確にイメージして欲しいのです。
その強い意識づけこそ、貴方は今年こそ、間違いなくスッキリ二の腕に変身されると信じています。
ここまで読んでくださって心から感謝しています。
初稿:2018年6月20日