中高年からの趣味は一日も早く!見つけ方と永く続けるコツ・・・

近い将来、定年退職を控える中高年世代を活躍する読者の皆様にとって今一番の課題は無趣味!

還暦以降、第二の人生を考えると、まだまだ勤めなければいけなくても第1線を退くことになった時、うるおいある日々を送るためにも、一つや二つの趣味はあってしかるべきとお考えのことと思います。

そんな中高年世代に趣味の見つけ方や続けるためのコツ、そんな趣味が趣味にとどまることなく多くの人達に役に立つ活動につながれば最高です。

そんなお考えの読者の皆様に水泳歴60年、趣味に生きて、これからも生き抜きたいと考えている筆者がこの記事で中高年のための趣味譚をお伝えしていきます。

1 中高年の趣味

私は中高年世代を経て老齢年金を受給する年齢になり、自分に趣味がある喜びを身に染みてありがたいと、幸福感に日々退屈せず、元気に暮らしています。

私にとっての趣味とは余暇時間を積極的に活用して、好きなことができる喜びというか充実感を得られるような余暇を過ごす何かが趣味だと思っています。

そして趣味とは今までからやってきた趣味、これから新しく始めたい趣味、さらにその趣味が転じて多くの人達に喜びを与えるものであれば最高だと思っています。でもなかなか言うのは容易く行うは難しというのが現実ではないでしょうか。

余暇時間を楽しく過ごす趣味

中高年世代を生きていて、日々忙殺されている仕事や家事など、とても余暇時間などないというのが現実問題でしょう。でもこの忙しい毎日だからこそ、余暇時間を生み出す努力をなさって何かをする喜び、何かを学ぶ喜び、そしてその何かを語る仲間があればどれだけ素晴らしい中高年を生き抜けるでしょう。

まずは余暇時間を捻出するための工夫が必要だと思います。そんな動機付けのためにもやるべき好きな何かを見つける必要があるでしょう。それが見つかればおのずと余暇時間はなんとか捻出できるものだと思います。

好き嫌いは別にしてやっておきたい趣味

中高年の皆さんがやってみたい趣味があればそれは問題ないのですが、もし今、何も思いつかないと感じていいるのであれば、是非にもやっておいて欲しいことがあります。

それは学ぶ習慣づけ、コミュニケーション能力、情報処理・情報発信スキルです。基本的な能力さえ携えていれば中高年世代から、老後世代に突入しても何とか1日を有意義に過ごすことができると思います。そしてこのスキルアップ自体が趣味になるかもしれません。

どうぞ、まずは基本的なスキルを中高年の今の現役世代にある程度の水準になれるように頑張っておけば、退職後の趣味をより素晴らしい彩を与えてくれると思います。

・読書

まずは学ぶ習慣づけにはなんと言っても読書です。今はE-Bookが充実しており、いつでもどこでもどんなジャンルの本でも手に入りますが、私のお勧めは図書館です。図書館には新刊書もとても豊富で、検索をかければ読みたい本は瞬時に見つけられます。

図書館に出かける時間を作って、乱読、雑読、ぶらっとライブラリーを眺めていて、何げなく手にした本が人生を変えるほどの1冊に出会える可能性もあります。

学びにはこのような本を読む習慣がお勧めです。興味があるジャンルが見つけられたらシメたものです。勉強したい分野があればその分野の突っ込んだ学び、文学でも歴史小説でもどんな本でもいいと思います。読書の習慣を今のうちに身に着けて欲しいと思います。

私も読書は今、趣味の筆頭です。もっと若い時からどうして本を読まなかったのかと悔やまれてなりません。図書館にいけば星の数ほどの本の全てが自分のライブラリーです。そう思うともうこんな素晴らしい環境はありません。一日中でも毎日でも通いたい図書館です。

1冊を読み終えてその達成感は格別です。なんといっても読んでいる1冊は作者が魂込めて執筆した1冊なのですから、引き込まれないはずはありません。どうぞ、中高年の今こそ、自由な時間を使って図書館に行ってみようではありませんか。

・英会話

中高年世代が今、学んでおく最優先の一つに英会話があると思います。

中学校から大学卒業まで学んだ英語、でも英語で会話するスキルのある人はごく一握りです。そして世に溢れる英会話スキル向上のためのありとあらゆる学習教材、でもなんとか日常会話ができるようになったという話はほとんど聞きません。2020年には東京オリンピックそして大阪万博と今日本でもグローバル化はすごい勢いで進展しています。

これからはスマホアプリで会話翻訳アプリが登場し、会話になんら苦労することもなく実現するのは目に見えていますが、なんといってもそんなアプリに頼らず自分の会話力で外国からの旅行者と自然に会話できるスキルをなんとか身に付けておきたいと思います。

もし中高年時代に英語でコミュニケーションがとれたら退職後の趣味の広がりは素晴らしい彩を発揮するでしょう。

・パソコン・スマホ

今の中高年世代にはパソコン、スマホスキルなんてもう何も学ぶ必要はないかも知れません。でももし、まだ十分でないならば、是非、SMSコミュニケーションができるぐらいにはなっておきたいものです。

たとえばフェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ブログなど一つや二つくらい独自のアカウントを保有して自分の考えや意見を発信できる能力とスキルくらいは身に着けておきましょう。

とはいえ、独自情報の管理の意味からすればリスクを抱えるのかもしれませんが、どんな素晴らしい出会いがあるかもしれません。しっかりとした管理さえしておけば大きな問題はないと思います。

大切な趣味仲間とのコミュニケーション

趣味を暮らしの中で楽しく充実した味わいを見つけるに必須といえるものが趣味仲間です。職場での仲間とのコミュニケーションでは味わえない素晴らしい人間関係は言葉では言い表せません。

好き嫌いは別にして付き合わなければならない職場、でも趣味の世界ではそれぞれがそれぞれに波長の合う人たちだけとのお付き合いが可能です。同じ目標と夢を語りながらの会話はまさに生きる喜びです。

ご自分の趣味ができれば趣味仲間をみつけてもっと素晴らしい趣味の時間を過ごすにも仲間の存在はどんな大きなものであるか計り知れません。

2 趣味の見つけ方

では次に、趣味の見つけ方です。現時点で空いた時間に何もする事が浮かばないのであれば、若い頃にやったことのある物、スポーツ、旅行、料理、音楽など学生時代に夢中となったものの一つや二つはあるはずです。

若い頃夢中になったもの

若い頃夢中になったもの、夢中にならなくても好きだったものをもう一度復活させてみましょう。若い頃は進学や就職や結婚などで途中でやめてしまった好きな事があったはずです。中高年世代に来て、なんとか時間を見つけて少しずつまたやってみましょう。また今の中高年世代の味わいが見つかるかもしれません。

全く新しい挑戦

人生80年と考えれば60歳でリタイヤしてもそれは気も遠くなるほどの時間があります。定年退職後の第二の人生に突入してから新しいモノへの挑戦ならわかるけれど、今責任ある立場の中高年世代ではとても新しい挑戦などできないとお考えかも知れません。

私もそんな風に考えていました。定年後にはピアノ、日本舞踊、ダンス、バイクなどに挑戦してみたいと思っていました。でも現実にさあ、やろうと思うととてもやれるものではありません。ケガをしたらどうしようとかもっと早く若い時にやっておけばよかったと後悔先にたちません。

もし中高年の皆さんが新しい挑戦の芽生えがあるのであれば思い立ったらが吉日、1日でも早く挑戦の突破口を開いてやるのが賢明です。試してみる勇気はどんなにも貴重です。

趣味が見つけられない時には

そしてどうしても何も見つけられないのであれば前章に掲げた学びを始めてみられたら良いと思います。

前章でも述べた図書館、SNS、英会話などです。学びのスタートを切ればその学びが趣味として開花するかもしれません。またその学びから新しい趣味の種が必ず見つかると思います。

それに仕事や家事を忘れるひと時というのは精神衛生上とても大切だと思います。大きな懸案を抱えて夜も眠れないほどのストレスに悩まされているのかもしれません。考えてもどうしようもなく、解決への糸口さえ見いだせないストレスは大変なものです。

そんなときの突破口はそのストレスからの解放される時間を持つ必要が大切です。なにか没頭できる時間を持ちましょう。職場帰りに一人で居酒屋もいいかもしれません。でもそんな数時間、図書館で過ごしてみませんか、アルコール以上の発散ができる1冊との出会いがあるかもしれません。いやきっとあると思います。

3 永く趣味を続けるためには

なんとか見つけた趣味、でも三日坊主で挫折、何ごとも続かない自分自身を悔やんだり、責めたりしてはいませんでしょうか。そんな必要は全くありません。

私も典型的な三日坊主で珍しもの好きなB型人間です。でも3日も続けらればそれで十分だと思っています。始めて何かを始めても何かスッキリ来ないとか楽しくないとか何かしら、継続を阻む感情がムクムクと頭をもたげます。

嫌になったら続ける必要などありません

そんな風にもたげたらやめればいいのです。そしてまた新しいものを見つけて始めましょう。3日経ってしっくりいけば3週間です。3週間たってしっくりいかなければそれで十分じゃないでしょうか。その間は充実していたはずです。もしまだやれそうなら次は3ヶ月です。

こんな感じでしっくりこなければやめてしまえばいいのです。そしていろんなことを経験してまた最初に始めたものが復活するというケースも多いのです。続かないといって決して自分を責めたり、後悔したりなど全く不要です。

中高年以降からスタートする趣味なのですから、やりたい事をする、やりたくなければやめる、それを繰り返していれば一生付き合える趣味ときっと見つかるものです。

何が一生の付き合いになる趣味なのかどうかなど、現在進行形の段階ではわかりません。仕事に詰まった時、何か苦しい時に何かに没頭できる時間をどう過ごすのか?

と考えてその時に没頭できる何か、それが趣味だと思うのです。その時点で今日休みたい、職場に行きたくない、そんな時に1日をどう過ごすのか、自宅でテレビを見ながらゴロゴロしていても明日朝の気持ちは1日前と全く同じでしょう。

新しく見つけた趣味に没頭してみる

いまやろうとしている見つけた趣味に没頭してみましょう。1日ズル休みを決め込んで、新しい趣味に没頭してみましょう。案外新しい楽しさ、やりがいなどが見つかるかもしれません。見つからなくても、今日1日嫌な事を忘れさせてくれた大切な趣味なのです。

次には少しでも時間を作ってその趣味に没頭してみる。そんな何がけない繰り返しが自分にとって代えがたい趣味に育っていくと思います。そして時間の経過とともにもしつまらなくなったなら、その時点でやめて、また新しい趣味を見つけてやり直せばいいのです。

この繰り返しが趣味を見つけて長続きされる経験とコツが身につくのだと思います。

そして他人様に対して趣味と公言できるようなれば目標を持って具体的目標を自分で明言しましょう。日記なり、メモに目標もを文字で明記しましょう。

そうすればもうあなたの趣味は趣味の域を超えているでしょう。

さらに新しい趣味の種を植える

してまた新しい趣味を探し出して何かまた始めましょう。新しい趣味の種をいつも植えて育てる習慣が大切かと思います。見つけた趣味に没頭しながらもさらに時間を割いて新しい趣味の種を植えて育てる。

これを繰り返しながら、中高年世代を卒業して老後世代に突入した時には、趣味の域を超えた趣味は多くの人々を楽しませ、収入を得られるくらいに育っているかもしれません。そして新し複数の趣味が徐々に育ちつつあり、また新しい趣味に挑戦し続ける生き方こそ、素晴らしい老後だと思います。

そしてその趣味ごとにかかわる仲間が膨れ上がり、貴方のコミュニティーは光り輝くものとなっているでしょう。

4 趣味を生かして潤いある老後を

老後を潤いあるものにするには欠かせない趣味、そして同じ趣味をもつ仲間とのコミュニケーションがあればどれだけ満ち足りた老後を送ることができるでしょう。

趣味を生かせられればそんな素晴らしいことはない!でもそれは限られた一握りの人、そんな風に貴方もお考えになっているかもしれません。でもあなたはまだ中高年です。

もし貴方が55歳だとすれば65歳定年まで10年という長い時間があります。全く新しい趣味を初めて10年の歳月があれば地域の代表レベルになるのは夢ではありません。十分すぎる到達可能範囲なのです。

私はそれを知っています。真面目に取り組んで頑張れば地域のトップに立てるくらいの実績は残せると私は断言できます。でも嫌いなことではそれは無理です。夢中になれるものであるなら、そのスキルは2,3年も頑張ればトップクラスにはなれます。

全国でトップクラスとなるとそれは無理があるかもしれませんが、地域レベルで5本の指に入るくらいなら2,3年もあれば十分でしょう。それが10年も経験できるのです。その分野の専門家です。書籍の1冊や2冊は出版するくらい知識の蓄積は十分に可能です。さらにそんな大それた事じゃなくても、人を教えるほどのスキルは十分備えているはずです。

中高年世代にとって中高年という世代はとても価値のある世代であります。この中高年をどう過ごすか、仕事人間一色で過ごすか、趣味を探して、仕事でも成功!趣味の時間を大切に楽しく過ごす。こんな中高年ライフが不可能なはずはありません。

私も中高年世代は管理監督者として全くの仕事人間でした。でも新しく知った読書の楽しみ、子供の頃から続けている水泳とこんな余暇時間を過ごす何かがあったらこそ、仕事人間として生きてこられ、勤め上げたという定年退職という満足感を得ました。もし私が余暇を過ごす何かが無かったら、ストレスでこの身を壊していたに違いありません。

今の世の中、定年退職してもまだまだ老いぼれる歳ではりません。まだまだ元気に何でもできる健康を持ち合わせているはずです。第二の人生また働くも良し、趣味に生きるも良し、貴方の老後は潤い豊なのは間違いないでしょう。

そのためにも新しものへの挑戦、若い頃に初めてやり残したこと、何でもいいと思います。思い立ったらが吉日、さっそく初めてみましょう。いつもと少し違った日常をスタートさせてみようではありませんか。

その何かが見つけられないでいるのなら、図書館に行ってきましょう。空いた時間には外にウオーキングに出かけてみましょう。きっと何かしたくなることでしょう。中高年世代の日常打破の新しい1歩を踏み出してください。

5 まとめ

中高年世代にとって趣味という大きなテーマは決して大きくはありません。ホンの思い付きのような1歩です。石ころにつまづくような感覚で何かを始めてみましょう。

それは何でも良いと思うのです。面白くないと感じたらやめれば良いし、また新しいことを見つけて始める。この繰り返したが豊かで潤いのある老後が迎えられると思います。

この記事ではいろいろな趣味の見つけ方とか永く続ける方法などについて述べさせていただきました。でも人生は学びだと思います。いくつになっても探求心と学ぶ意思さえあれば何の問題もありません。たまたま今、趣味と言えるものがないだけなのです。

たとえ今、趣味がなくても全く問題などありません。人生は思ったほど短くないと思います。長く永い道のりの人生です。その人生、老後という時間は短いようで恐ろしいほどの永い時間があるのです。その長い老後を生きて行くにはもちろんの生活の糧が必要です。でももし、その糧が中高年から始めた趣味で稼がれるのであればそんな幸せなことはありません。

でもそうでなくても、老後において一日という長い時間を数時間でも趣味に没頭できるのであればどれほど豊に過ごせるでしょう。そう思うと、趣味のスタートは早いに越したことはありません。

どうぞ中高年世代の貴方にふさわしい趣味を複数見つけられて、少しずつ育てていっていただけるように心から願っています。

最後まで読んでいただき心から感謝しています。ありがとうございました。

 

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