仕事のストレスから受けるイライラを解消するための妙案

仕事のストレスから日々イライラをつのらせ、その焦燥感で悩んでいらっしゃるあなたに少しでもその解消できる妙案!

そして癒しの言葉を差し上げられたらと思っております。

そして、一日の貴重な時間の全てを仕事に費やしながらもストレスを受け、苦しんでおられる状況を改善し

イライラの解消につながるようなアドバイスを私の経験から提案していきますので、きっと参考になると思います。

1 仕事から受けた私自身のストレス経験

私はストレスを受けやすい性格で、30代の中頃、仕事のストレスから胃潰瘍で倒れました。

自覚症状はすでに20代の後半から胃痛がひどく、痛みにずっと耐えていました。

30代に入ってからも胃痛は一向におさまらず、胃に重い鉛が入っているような鈍痛から次第にキリキリするような激痛にもひたすら耐え、毎日、日にちが変わる深夜まで仕事をしていました。

とうとうある日突然、自宅で大量の吐血、下血から意識不明となり救急車で運ばれ、即入院となりました。

意識が薄れていくとき、これで我が命も終わりかと思いました。

でも胃潰瘍が原因の出血多量ですから手術も必要なく、1ヶ月の入院で全快となりました。

その時の記憶は今も鮮明で、病院のベッドから、ああこれでやっと仕事から解放され、休むことができ、

ストレスの解消やイライラの解消ができる…!と、不謹慎にもその喜びでいっぱいでした。

そして、まだあるのです。

実は定年退職まであと1年を迎えた時、人間ドックの精密検査で胃ガンの宣告を受け、目の前が真っ暗になりました。

幸い早期ガンで内視鏡による切除手術でした。

そして1年後、定年退職を迎えた春、ガンの術後の経過精密検査でまたも新たなガン細胞が見つかり、またも手術を受けることとなり、2年続きの苦しみを味わいました。

今、振り返りますと、この胃ガンも定年前の幹部管理職として激務のストレスから若い時の胃潰瘍ではなく、胃ガンへとそのストレスから受けるダメージが変化していったものと考えています。

私のストレスに弱い、真面目で融通のきかない頑固者という性格から、どうしても仕事からのストレスやイライラを解消することができず、本当に苦しんだ職場人生でした。

私自身の話が長くなりましたが、そんな経験から仕事のストレスからイライラに苦しんでいらっしゃる方々へそれらの解消のアドバイを提案していきたいと思います。

2 仕事で受けるストレスとイライラの関係

ストレスとは人に生ずる「ゆがみ」「ひずみ」の状態をいうのだと思います。

人をボールに例えたとしますと、ボールを押すと引っ込んでボールが綺麗な球体から変形しますが、このように人の体や心に何らかの外からの刺激によってゆがむことをストレスと称するのだと思います。

もし激しい刺激のストレスが作用すると、人の体や心に大きなひずみが生ずるのは当然ですし、その結果としてイライラするというような焦燥感に苛まれてしまいます。

そして長期間にわたってストレスを受け続けるとそのイライラ感から、私のように胃に穴が開いてしまったり、

細胞がガン化したり、また頭髪が抜け落ちたりするなど、その症状は計り知れず、恐ろしい結果になってしまいます。

もちろんイライラするという焦燥感をバイパスして即肉体的、精神的症状を来す場合もあると思います。

脳には人間らしさをつかさどる「海馬」というところがあって、この「海馬」は加齢によって神経細胞が影響されず、老いてもさらに新しい神経細胞が生まれていることが報告されています。

このとても働き者の「海馬」が強いストレスによって萎縮するとのことです。

すなわち長期間ストレスの状態が続くと人体の各機関に影響を及ぼすだけでなく、脳細胞にまで大きな影響を受けてしまいます。

今、あなたはイライラという焦燥感に苛まれていますが、ひょっとしたらもっと違った影響がすでに体の中で起こりつつあるのかもしれないのです。

イライラを少しでも解消することは最優先課題だと思うのです。

もしかしたら今の状況は、このイライラを解消してストレスに強いマインドを作り上げる絶好のチャンスが到来しているのかもしれません。

3 仕事からストレスを受けない方法

今、仕事でストレスを受けていると感じている人は、30代、40代の働き盛りの方々が最も多く、そのストレスの原因の第1は「人間関係」と言われています。

そして「仕事の質」、「仕事の量」が続きますが、「人間関係」「仕事の質」「仕事の量」が複雑に絡み合ってそのストレスは増幅していくのだと思います。

では、ストレスに強い人はどういう人かというと「社長」「芸能人」そして「トップアスリート」など社会的地位や知名度が向上すればそのストレスも半端じゃないと思うのですが、どうして彼らはストレスに強いマインドを持っているのでしょうか?

それは経験・訓練・克服・・・などという普通の一般人と違う日常を過ごしてきたからではないでしょうか、そしてストレスを解消できなかった人は落ちこぼれていき、

イライラもせず、強く生き抜いてきた人だけが社会的地位や知名度を獲得してきたのだと思うのです。

新入社員が100人いたとして、社長になれるチャンスのある人はたった一人です。

でも1年先輩の人が社長になってしまえば、同期100人中トップであったとしても社長にはなれないわけです。

能力があって実績があって、なおかつ幸運がなければ社長にはなれないのですから、社長がストレスやイライラに強い人間であることはいうまでもないことだと思います。

ではどうすればストレスを受けないのか、ストレスを受けてもはねのけることができるのかを考えていきましょう。

3-1 ストレスを受けないことなど不可能なことを知る。

今を生きる私たちの先祖である人類はおよそ700万年前にアフリカで誕生しました。

その後いくつもの誕生と絶滅を繰り返し進化してきました。そしてこの私たちが今を生きているのです。

だとすると、今を生きる私たちはどのように過酷で劣悪な自然環境の中であっても生き残り、進化してきた人間であることの証明です。

その私たちがストレスに弱いということは考えられません。ごく限られた人のみがストレスに強いDNAを持っているわけではないはずです。

ただ自分はストレスに弱い人間なのだと自分で勝手にそう思っているだけなのかもしれません。

私自身もきっと自分はそういう人間なのだと思い込んでいたような気がします。「どうせ無理」などと・・・

でもストレスから逃げることなど不可能なのです。全てがストレスであり、生きること事態がストレスなのですから、

ストレスを受けないことなど不可能なことをしっかりと受け止める必要があるのかもしれません。

3-2 仕事から受けるストレスを和らげるコツ

私もよく自己啓発の本を読むのですが、人間関係などのストレスを解消するため「自分自身を変えよう」という言葉をよく目にします。

自分が変われば周囲の人が変わり、組織が変わり、社会が変わり、世界が変わると論じています。

でも私自身、自分を変えるといってもその意味は理解できても、さてどうすればいいのだろう?

と最初の一歩がなかなか踏み出せません。でも実は私は今ある訓練をしています。

まだ訓練中なのですが、私自身の最期の時が来るまでこの訓練をし続けて生きていきたいと思っています。

それは「思い直す」「考え直す」という作業です。

単にそうするのでなく、「ああなるほど・・・」と自分で納得できる根拠を持って思い直すのです。

そして思い直すための根拠を探すという作業をします。

例えば、今空腹でどうしようもなくて、空腹というストレスから逃れたいのです。

実は今、本当にお腹が空いて辛いのです(笑)でもこのストレスを解消するためには、空腹というネガティブな現象が一瞬で解消できる方法を私は知っています。

それは思い直しのテクニックです。

空腹を解消するために何かチョコレートなどを口に入れたとします。

それは満足感に満たされ、幸福感を得るかもしれません。

でもやっと前の食事の消化作業が済んだところにまた新たな消化作業の指令が脳から伝達され、作業現場に急行しなければなりません。

やっと休むことができた血液は否応無しにまた胃に終結です。

これってブラック企業じゃないですか?そしてそのブラック企業の社長さんは誰でしょう。私自身なのです。

仕事のストレスから、もうこんなブラック企業など、辞めてしましたいと思っている私自身が実は自分の体に対してはブラック企業の社長なのです。

それに今、空腹という状況は消化活動が休止しています。

休んでいる血液もあれば、脳でしっかりと本来の考えるという作業に集中しているのです。

空腹とか素晴らしく人間らしく生きるための素晴らしい環境なのです。

空腹というサインは素晴らしく幸福なことなのだと理解するよう思い直します。

そしてしばらくすると空腹感など解消されどこかへ行ってしまいます。

しっかりと仕事をしていい結果を出した後の食事ほど美味しくて幸せなことはありません。

いかがですか、自分が感じるネガティブな気持ち(ストレス)を幸せに思い直す、感じ直す訓練…!これがストレスを和らげ解消するコツなのです。

さらにもっと他の例を言えば、不幸にも交通事故に遭って重傷を負いました。

これほど深刻な不慮の出来事はありませんよね。これ以上のストレスはないはずです。この状況をイメージしてみましょう。

この状況を幸せに感じ直し、ストレスを解消するにはどう根拠づければいいでしょうか?

私ならこう思い直します。胃潰瘍で意識を失いそうになった時も胃ガンの宣告を受けた時もこう思い直しました。

「自分が不要な人間ならとっくにこの世にいないはずだ」

「今日を生きたかった、昨日亡くなった人がいるのに、今自分はダメージを受けたけれど、生きている」

「日本には神世の昔から八百万の神が存在している。そして馬鹿な神様もいればダメな神様もいる。でも神様なのだ。神様としての役割を果たしつつ君臨しれている。自分も神様なのだ」と思うようにしています。もし、8階建てのビルから飛び降りても絶対に死なないと・・・

馬鹿じゃないの?とお叱りを覚悟で私の思い直し、感じ直しによる解消方法のコツをお伝えしました。

3-3 仕事から受けるストレスを解消するためのコツ

今までいろいろと述べてきました。そして私自身にもあてはまるのですが、とは言え、ストレスから逃れるわけにはまいりません。

少しでも自分の心を癒してやり、慰めてやろうではありませんか・・・

そのためにも仕事を忘れ、同時にストレスも少しの時間でいいからそのストレスを解消してやろうと思います。

それには、無理にでも時間を作り出し、その自由な時間を非日常の空間に身を置いてやることだと思います。

非日常空間とはいつもと違う環境です。そしてそれは日常との乖離が大きほど効果的です。

その時間を過ごした後のストレスの感じ方がきっと変わっているはずです。

例えばですが

・プールに行って泳ぐ

・耳栓をして寝る

・外部音を遮断でいるイヤホンでクラシックを聴く

・料理をする(男性の場合)模型を作る(女性の場合)

いかがでしょうか、やってみようと思うことがありましたでしょうか?どうぞ、ご自身で非日常の環境に身を置くことで違う新しいご自分に出会えるかもしれません。

特に水泳は水の中という環境は日常の環境とは乖離が大きくその効果は絶大です。

水中ウオークもいいですし、泳げる人はできるだけゆっくりと長く優雅に泳いでみましょう。

その後の爽快感は格別です。素晴らしい癒しになると思います。そしてストレスの解消につながると思います。

4 仕事のストレスから受けるイライラの解消法

いかがでしたでしょうか?少しはストレスが和らいだのではないでしょうか・・・

仕事のストレスから受けるイライラ感…!、

これを放置しておくとさらなる症状が出てきて困った状況にもなりかねません。

このイライラ感から仕事を辞めるという選択肢さえ、考えねばならなくなるかもしれません!

イライラの解消の根源である原因子であるストレスを和らげるか、ストレスに鈍感になるという心のコントロールにより必然的にイライラは解消、

あるいは減少していくことを今まで述べてきましたが、ここではイライラそのものを解消する方法をお伝えします。

4-1 待てないイライラの解消法

実は私はとびきりのせっかちで待てないタイプなのです。

約束の時間があったとしますと、1分でも遅れてくる相手を許せないのです。

私自身はどんな近い相手であっても待たせるのが嫌で、私は約束の時間の30分前にはその場所に到着していいて待っています。

どうしようもなく気が弱くて、何か不測の事態があれば約束を守れないと不安になるくらいですから、ストレスもイライラも半端なく困った生活なのです。

そこで、いつも文庫本をいつもバックに忍ばせています。

待つという隙間時間に本を読むということをしています。

少し早めに行って本を読もう!こんな感じで、イライラを解消させています。

気を使ってくれているのか、約束の時間を遅れてきてくれる人がいます。(笑)

そして、締め切り時間が迫ってイライラする場合もあると思います。

ご自身の業務であれ、上司であれ、部下の業務であれ、イライラするくらいなら全力で業務に集中してイライラを解消させましょう。

そしてラスト1分になったら、途中経過でいいですから、最後の1分で結論をもしくは結論に至る工程表を見いだし、メモにまとめ上司に提出しましょう。

全く白紙の場合もあるかと思いますが、その時は白紙の用紙にダルマさんのイラストを描いてメッセージに「手も足も出ません!」と記載して提出しましょう。

冗談が過ぎましたが、それは仕方のない結果です。

できなかった理由ではなく、堂々と白紙の結果を評価てもらいましょう。

ご自身の覚悟と潔さがきっとイライラを解消してくれると思います。

4-2 焦り苛立ちからくるイライラの解消法

焦りや苛立ち、同じ意味かもしれません。もっと言えば落ちつかないという表現も当てはまるかもしれません。

こういうケースの場合の解消法ですが、私がいつもしている方法はまず呼吸です。

焦りや苛立ちの心が芽生えてきたらい、できるだけ細く長く呼吸をして、そして心の中で今を感謝すると言葉を唱えます。

「今生きていることを心から感謝します。ありがとうございます!」

と心の中ではそう感謝できなくても、この言葉を何度も何度も念じて細く長く呼吸をします。

念じるだけでなく声に出して感謝の言葉を言えばもっとイライラ解消の効果が高いです。

そして次に私は雨でない限り、早朝ウオーキングをしています。

ウオーキングコースに二つの神社があるのですが、その境内にある神殿に立ち、手を合わせます。他にも色々な方法があると思いますが、神様の前で感謝の祈りで手を合わせます。

その時、決して、願い事はしません。お願いをしても聞いてくれるとは思えず、感謝の気持ちで自らでイライラを解消させれば、自ずと道が拓けてくると思うからです。

年の暮れには新しいお札(ふだ)を買い求めるのですが、その時に一年の感謝の気持ちで1万円の新札をお渡しさせていただいています。

4-3 不安からくるイライラの解消法

どうしようもない不安に苛まれることがよくありますよね。

一度この不安がよぎるともうどうしようもなくてイライラは最高潮です。こんな時どう解消させるのか?

先ほども述べましたように、私は自分が神様だと思うようにしています。

自分はできの悪いどうしようもなくダメな神様なのです。でも神様です。

なにかお役目があって、こういう存在が与えられているのだとそう思うようにしています。

だからこのままでいいのです。天照大神の手のひらの中にいるようなつもりで、ゆっくりと川を流れに乗って漂う笹舟のように流されていればいいのです。

神様の神様は決して悪いようにはしないはずです。

何があろうとそれが私という神様の役目なのですから・・・。

こんなふうに思えた瞬間からイライラは解消されると思います。

もし私が神様ではなかったら、もうとっくにこの世にはいないはずです。

5 まとめ

ここまで読んで下さりありがとうございます。感謝しています。

仕事のストレスから受けるイライラを解消するためのアドバイスをお伝えさせてもらいました。

いかがでしたでしょうか、少しはあなたの心の癒しとイライラの解消の参考になれば幸せす。

仕事をしていればいろんなことがありますようね。

実は私は40代後半に懲戒減給処分を受けたことがあります。

勤務時間中に仕事先で接待を受け、二次会に向かう道中、私は助手席にいたのですが、運転していた人が人身事故を起こし、その事実が明るみに出ての懲戒処分だったのです。

その当時、事故時点では助手席にいた私は何ら行政処分の対象者ではなく無罪放免となりましたが(もちろん今では助手席にいるだけで懲戒免職です)、あれからの数ヶ月間はどうしようもないストレスからくるイライラは想像を絶しておりました。

その当時を振り返ると、ただただ、自分は真摯に処分を受け、その処分を勲章に変えて仕事に頑張りました。

私はできの悪い神様だとそう信じて流されていこうと・・・

どうぞあなたもストレスやイライラを解消しようとか乗り越える強い心を持とうとかそんなふうに考えずに、真摯に受け止めていこうではありませんか・・・

あなたの人生はきっとあなたという神様としてのお役目があるはずですから…!

自然体で今のままのあなたであることが最大の対処法ではないでしょうか。

そしてそう思えた瞬間から新しい気づきがあるのだと信じています。